ご予約の完了後、書類およびDEFRAの条件がすべて満たされているか確認を行います。お客様がキュナードの利用条件に記入・署名された後に確認書をお送りします。こちらは、補助犬の乗船許可を証明するもので、チェックインの際にご提示いただく必要があります。ご提示いただけない場合、補助犬の乗船をお断りすることがあります。
サウサンプトン発の場合、確認書をチェックイン・スタッフにご提示いただくと、乗組員が補助犬の書類を確認し、マイクロチップをスキャンします。
ニューヨーク発の場合は、乗組員が必要な期間内に狂犬病予防の治療が行われたことを確認するために書類をチェックします。これらに問題がなければ、セキュリティチェックを通って乗船となります。
狂犬病予防とその他の治療
英国に帰港の際、補助犬はサウサンプトン到着の24~120時間前(1~5日前)に狂犬病の予防治療を受ける必要があります。この治療は、上記の指定期間に寄港地の公認獣医師によって実施される必要があります。キュナードの都合により寄港地が変更される場合、入港できない場合、寄港地がキャンセルされる場合がありますので、旅程は慎重にお選びください。
旅程を十分に考慮し、現地の獣医師が指定期間内に狂犬病の治療ができることを事前に確認することは、お客様の責任です。複数の寄港地で治療を受けられるかどうか、また、DEFRAの英国再入国ガイドラインの期間内で治療を受けられるかを確認するために、旅程を入念に選択されることをおすすめします。週末や祝祭日には獣医師を探すのが困難な場合がありますので、最終寄港地が週末になる場合は、一つ前の港で治療をご予約ください。
獣医師探し、および正しい治療が行われペットパスポートが更新済みであることを確認する責任はお客様にあります。キュナードでは、船上での獣医サービスは提供しておりませんので、ご了承ください。
狂犬病の治療が行われていない場合、または書類に不備がある場合、サウサンプトンへの帰港時に犬が検疫所に入れられることがあります。
2~4泊の旅程の場合、狂犬病の治療はEU加盟国の寄港地で行うことができます。ニューヨーク発サウサンプトン行きのクイーン・メリー2での大西洋横断の場合は乗船5日前までに行う必要があります。
メキシコへ旅行する場合、補助犬は入港の15日前までに外部寄生虫と内部寄生虫の治療を受けていなければなりません。
また、船内で補助犬が体調を崩した場合、船医は対応いたしかねます。そのため、クルーズ前にかかりつけの獣医師に相談し、事前に健康状態を確認してください。また、乗り物酔いについても、かかりつけの獣医師に相談されることをおすすめします。
ペットパスポート
狂犬病の治療後、補助犬のパスポート、または公認獣医師の健康診断書を確認するのはお客様の責任となります。万が一、パスポートの記入間違いや記入漏れがあった場合、サウサンプトンに帰国後、補助犬が検疫所に入れられることがあります。検疫にかかる費用はお客様のご負担となりますので、予めご了承ください。
また、ニューヨーク発サウサンプトン行きのクイーン・メリー2大西洋横断にご乗船のお客様で、ペットパスポート、または公認獣医師の健康診断書の記入間違いや記入漏れがあった場合、補助犬はニューヨークでの乗船を拒否されます。