ご乗船前の手続き
船内での時間を安心して快適にお過ごしいただくために、ご乗船前に申告が必要な情報についてご案内いたします。
船上で医療機器や移動補助具が必要な場合、またはご自身でお持ちになる場合は、クルーズをご予約後に、 マイキュナードの質問票 をお早めにご提出ください (ご提出の締切は出発の2週間前です)。
ご旅行前に、すべての既往症をカバーする 包括的な海外旅行保険に加入されることを強くお勧めします。旅程については、かかりつけの医師とご相談の上、適性をご確認ください。
船内にお持ち込み予定の電気器具については、ご出発前に マイキュナードの質問票 でご申告ください。
船内の電源は220V/110V/60HZです。お手持ちの機器が60Hzで安全に使用できること、また50Hzの器具が損傷したり性能に影響がないことを確認するため、メーカーまたはサプライヤーにお問い合わせいただくことが重要です。
可能な限り、すべての器具は手荷物として船内に持ち込み、乗船後すぐにPATテスト(電子機器の安全テスト)を受けることが重要です。出航前に、船のエレクトリカル・オフィサーがお客様の器具の検査をリクエストする場合がありますので、予めご了承ください。
ご自身の延長コードは、船内で必要不可欠な医療器具(CPAPやネブライザーなど)にのみ使用することができます。延長コードの長さは、プラグの位置や客室のレイアウトに合わせて、少なくとも3m以上にしてください。サージ保護された延長コードは、船の配電に支障をきたすため、どのような状況であっても使用できません。
CPAP、酸素濃縮器、腹膜透析をご使用の場合は、旅程についてかかりつけの医師に相談し、お客様が旅行に適した状態であることを確認する必要があります。また、すべての既往症をカバーする海外旅行保険への加入を強くおすすめします。ご不明な点や追加サポートが必要な場合は、オンラインお問い合わせフォームにてお問い合わせください。
船内にCPAPをお持ち込み予定の場合は、ご出発前にマイキュナードの質問票 でご申告ください。
飛行機をご利用になる場合、CPAPの輸送や使用に医療的な許可は必要ありませんが、航空会社によっては、デバイスのメーカーやモデルに関する制限がある場合があります。機内にCPAPマシンを持ち込まれる場合は、各航空会社に直接ご連絡ください。すべての航空会社の機内に適切な電源コンセントがあるとは限りませんので、ご旅行中(乗り継ぎや予期せぬ遅延を含む)に使用できる十分な量のバッテリーをご用意ください。
CPAPは手荷物としてお持ちいただくことをおすすめします。機内に延長ケーブルはありませんので、ご自身でご用意ください。船内には延長ケーブルはございませんので、各自でご用意ください。上記の制限事項にご注意ください。
船内では医療器具に必要な蒸留水はご用意しておりませんので、ご自身でご用意ください。または、かかりつけの医師またはCPAPの製造元と適切な代替品についてご相談ください。
ペースメーカーを装着されている方のご旅行は可能ですが、港や空港のセキュリティ・スキャナーの影響を受ける可能性があることにご注意ください。そのため、セキュリティーチェックの際に医師の診断書を提示されることをおすすめします。これにより、スキャナーを通過する必要がなくなり、代わりに係員がエスコートいたします。
医療目的で注射針を持ち込まれる場合は、ご要望に応じて医療用シャープスボックスをご用意いたしますので、ご出発前に マイキュナードの質問票 でご申告ください。
ストーマバッグは船内で提供しておりませんが、廃棄用の袋はお渡し可能です。
すべての臨床廃棄物は適切に包装され、客室のバスルームにあるゴミ箱に入れてください。追加の赤い袋をご入用の際は、客室係にお申し付けください。可溶性パウチは船内の配管に流さないでください。
医療品や流動食は、ご旅行中に必要な分をご用意ください。船内で冷蔵保管が必要な場合は、出航前にオンラインお問い合わせフォームにてお知らせください。保管の可否を確認いたしますので、保管が必要な箱の数とサイズをお知らせください。また、上記の「医療用の電気器具」のセクションをお読みになり、お持ちの器具が船上で安全に使用できることをご確認ください。
サウサンプトンでご乗船の方がクルーズターミナルに医療品等を配送する場合、供給会社はサウサンプトンの港湾代理店にメールを送り、配送の手配と送り先住所の確認を行う必要があります。サウサンプトンの港湾代理店のメールアドレスは、Southampton.port.agency@carnivalukgroup.comです。
その他の乗船港:港湾代理店の詳細については、オンラインお問い合わせフォームにてお問い合わせください。港湾代理店に医療品を配送する旨を事前にお知らせいただかないと、配送が拒否されたり、遅延したりする可能性があります。お届けの際には、お客様のお名前、予約番号、客室番号、船名、クルーズ番号、乗船日を必ず明記してください。
乗船地まで飛行機をご利用になる場合は、旅行代理店またはオンラインお問い合わせフォームにてご連絡ください。医薬品の持ち込みに関する航空会社のガイドラインや制限を確認いたします。
定期航空便をご利用の場合は、ご出発の14日前までに航空会社に直接ご連絡ください。機内には電源がないため、すべての電気医療機器はバッテリー式である必要があります。
次の場合は、航空会社にご連絡ください。
特定の座席が必要な場合、事前予約が可能な場合があります。詳しくは航空会社にお問い合わせください。
ご旅行前に すべての既往症をカバーする包括的な旅行保険に加入されることを強くおすすめします。ご旅行の日程については、かかりつけの医師とご相談の上、適性をご確認ください。
費用は船内アカウントに加算され、下船前にお支払いいただきます。各船にはメディカル・センターがあり、様々な設備が整っています。すべての医師と看護師は資格を持ち、船上での緊急事態にも対応できるよう訓練されています。しかし、船内のメディカルセンターは陸上の病院と同じ水準のサービスは提供できず、設備も整っていません。大規模な治療や継続的な治療の提供には適しておらず、医療スタッフは介助サービスを行うこともできません。
メディカル・センターは各船の以下のエリアにあります。
メディカル・センターでの診察費用は様々で、診察時間が含まれる場合もあります。おおよその目安として、診察時間内の初診料は約110米ドルです(この金額は変更されることがあり、為替レートによって異なる場合があります)。
パラセタモールや船酔い止めなど、船内の売店で購入できる市販薬も少量ご用意しています。メディカル・センターでは、その他のお薬もご用意しておりますのでご相談ください。
包帯等の交換が必要な場合は、有料となります。目安として、通常の包帯交換は約56USドル、高度な包帯交換は約80USドルです。これらの料金には、個別のご要望に応じて追加診察料がかかる場合がありますので、ご了承ください。
包帯が必要な場合は、診断書またはかかりつけの医師または看護師からのレターをご持参ください。基本的な包帯は船内で御用しておりますが、特殊な包帯が必要な場合はご自身でご用意ください。
なお、圧迫包帯は専門的な処置のため、船内の医療スタッフはこちらを行う訓練を受けておりません。予めご了承ください。
船内のメディカルセンターとスパでは、船酔い対策として以下のものをご用意しています。
キュナードの全船では、移動に車椅子や電動カートが必要な方のニーズに対応いたしております。車椅子や電動カートでの移動が必要なお客様のために、広い出入り口、低い位置にあるシンク、ユニット、手すりなどを備えた特別仕様の客室をご用意しております。
車椅子や電動カート、移動補助具を船内に持ち込み予定の場合は、ご予約後なるべくお早めに、マイキュナードの質問票をご提出ください。船内で移動補助具が必要な場合は、ご自身のもの、またはレンタルでご用意ください。また、航空機や船内の対応客室に適しているかを確認するために、同質問票で閉じた際の寸法もお知らせください。なお、船内では車椅子の貸し出しは行っておりませんのでご注意ください。
キュナードは、電動モビリティ・デバイスを電動車椅子または電動カートと定義しています。
車椅子に取り付けて電動移動装置にする電気機器をお持ちの場合、車椅子は電動モビリティ・デバイスと定義されますのでご注意ください。これは、上陸時のみに車いすに電気装置を取り付ける予定の場合も同様です。
手動折りたたみ式車いすは、「電動モビリティ・デバイス」の定義には含まれません。
電動モビリティ・デバイス(Luggie、Monarch Mobie、TGAなどの軽量折りたたみ式スクーター、折りたたみ式車いすを含む)の使用が必要なお客様は、車椅子対応の客室またはスイートをご予約ください。これは、取り外し可能な電気装置を備えた車椅子を使用する場合にも適用されます。上記に従っていただけない場合は、乗船をお断りいたします。対応する客室の一覧は、船上でご利用可能なサポートのページをご覧ください。
これは、装置を設置する十分なスペースを確保するため、および装置が船内で使用されている間、すべてのお客様と乗組員の安全を確保するためです。このポリシーは、すべての電動モビリティ・デバイスのメーカーとモデルに適用されます。
フルタイム、パートタイムを問わず、電動モビリティ・デバイスをご利用の場合、避難用車椅子のサポートを受けるための登録が必要です。
電動モビリティ・デバイスを利用される場合は、ご予約の際にお申し出ください。また、ご予約後、マイキュナードの質問票にて詳細情報をお知らせください。事前の申告がない場合、電動モビリティ・デバイスの持ち込みをお断りする場合があります。
電動モビリティ・デバイスを船内に持ち込みされる際の、事前の確認事項は以下の通りです。
1. 適切な客室タイプをお選びください。
客室内に電動モビリティ・デバイスを持ち込む場合は、完全バリアフリーの客室またはスイートをご予約ください。カートの長さは最大120cmまでとなります。対応する客室の一覧は、船上でご利用可能なサポートのページをご覧ください。
2. 移動補助具のサイズを測り、客室のドアに収まることをご確認ください。
客室のドア幅に関する詳細は、 船内でご利用可能なサポートのページ をご覧ください。
3. 電動カートのバッテリーの種類をご確認ください。
ゲル、乾電池、密閉型鉛蓄電池、リチウムイオンバッテリー駆動の電動カートを船内にお持ち込みいただけます。
4. 車椅子または電動カートをご利用の場合、避難用椅子の補助を受けるための登録が必要です。
ご予約時、またマイキュナードの質問票でご申告ください。
ご申告いただくことで、電動モビリティ・デバイスのお持ち込みの際に、船内施設および客室で安全にお使いいただけます。
電動モビリティ・デバイスは、乗船前にPATテスト(電気系統のテスト)を受ける必要はありませんが、何らかの理由で検査を要する場合は、乗船後に担当チームがPATテストのご連絡をいたします。その後、結果をお知らせします。
すべての電動カートと電動車椅子は、使用しない時は客室で充電することができます。船内の電気は60Hz/220V/110Vです。ご乗船前にカートの製造元や販売元にお問い合わせのうえ、60Hzでの使用が安全であること、電圧が適合していることをご確認ください。これは、機器が損傷したり、性能に影響が出ないようにするために必要です。
弊社の電動カートに関する方針および手順は、EU旅客権利規則を含む、適用されるすべての船舶の安全および障害/平等に関する法令に準拠しています。弊社は、適用される安全要件に従い、各船舶の設計、港湾インフラ、設備のパラメータの範囲内で、すべての身体障がい者または移動が困難な方にも、弊社のサービスを提供することを目指しています。
折りたたみ式の車椅子は、全カテゴリーの客室でご利用いただけます。通常、車椅子をご利用のお客様は、車椅子対応の客室のご利用をおすすめいたしますが、特殊な設備やウェットルーム式のバスルームを必要とされず、客室内の移動に車椅子が必要でない場合は、スタンダード客室の利用が可能です。ただし、スタンダード客室のバスルームは段差があり、シャワールームに入る際も段差があります。一部スイートのバスルームにはバスタブにシャワーが付いています。
折りたたみ可能な車椅子をお持ちで、スタンダードルームをご予約の場合、車椅子は簡単に折りたたむことができ、取り外し可能な部品がなく、重量が23kg以下である必要があります。折りたたみ式車椅子をご持参のお客様で、スタンダード客室をご予約の場合は、折りたたんだ状態で幅50cm、長さ100㎝を超えないようにしてください。これは車椅子が客室のドアに確実に収まるようにするために重要です。なお、多くの車椅子は室内に持ち込む際、折りたたむ必要がありますが、乗組員はこれをお手伝いすることはできません。また、車椅子を通路に置いておくことはできません。開いた時の車いすの幅は、エレベーターの大きさの関係上、120cm以内である必要があります。
車椅子のレンタルに関する詳細は、mobilityatsea.co.uk/contactをご覧ください。モビリティ・アット・シーでは、サウサンプトン発着のクルーズに限り、車椅子のレンタルを行っております。
常時、車いすをご利用のお客様は、車椅子対応の客室をご予約ください。常時車いすを使用せず、車いす対応ではない客室をご予約の場合は、移動に十分なスペースを確保できない可能性があることにご留意ください。
折りたたみ式でない手動車いすをお持ち込みのお客様は、以下の点をご確認ください。
車椅子をご利用のお客様は、ご予約後できるだけ早く、または車椅子利用の必要性が判り次第、マイキュナードの質問票でご申告をお願いします。
標準以外の移動補助具の使用が必要な場合は、船内での使用に適さないものもありますので、オンラインお問い合わせフォームよりご相談ください。
すべての電動カートは、使用しないときは客室内に保管してください。緊急時に備えて、公共の通路や階段は常に安全な状態にしておいてください。恐れ入りますが、移動補助具の保管場所を提供することはできません。また、安全面を考慮のうえ、客室に入らない場合は下船をお願いする場合があります。
船内で電動モビリティ・デバイスを使用する際は、ご自身の安全と他のお客様の安全を考慮して、適切な速度で運転することが大変重要です。船内各所にある戸口の高さには注意が必要です。また、船内のレイアウトは慣れないと狭く感じられる場合があります。公共エリアでは、電動モビリティ・デバイスが出口や防火扉に近づかないようにご注意ください。乗組員が電動カ―トの安全な置き場所をご案内いたします。
エレベーターは階段の近くに設置されていることが多いため、エレベーター乗り降りの際には十分ご注意ください。寸法などの詳細については、船内でご利用可能なサポートのページをご覧ください。
シアターやその他のエンターテイメント施設には、車椅子をご利用のお客様とその同伴者のための車椅子スペースがあり、先着順でご利用いただけます。
弊社の電動カートに関する方針と手続きは、EU旅客権利規則を含む、適用されるすべての船舶安全および障害/平等に関する法令に準拠しています。弊社は、適用される安全要件に従い、各船舶の設計、港湾インフラ、設備のパラメータの範囲内で、すべての障がい者または移動が困難な方に弊社サービスを提供することを目指しています。
ご注意:マイキュナードの質問票より、移動補助具をお持ち込みになる旨の事前申告がない場合は、船内へのお持ち込みをお断りいたします。また、陸上でお預かりする施設がないため、お客様の乗船をお断りする場合もございます。
セグウェイ、トライク、その他類似する規格外の移動補助具の使用は許可されていませんのでご注意ください。お持ちの移動補助具が使用可能かどうかご不明な場合は、オンラインお問い合わせフォームにてご連絡ください。
船内では以下の補助具をご用意しております。ご利用を希望される場合は、ご出発前にマイキュナードの質問票からリクエストする必要があります。なお、こちらは質問票が提出された日付順に割り当てられます。
シャワースツール使用の体重は95kgまで、その他すべての器具の使用は190kgまでです。
記載されている以外の移動補助具のご用意はございませんので、必要な場合はご自身でご用意されることを強くおすすめいたします。
移動式トイレ、ベッドブロック、ホイストなど、弊社でご用意できないものが必要な場合は、ご自身でお持ちいただくか、オンラインお問い合わせフォームにてご相談ください。
ホイストやその他の電気機器をお持ちになる場合は、船内の電気設備に対応しているかどうかをご確認ください。キュナード船の電気はすべて60Hz/220V/110Vで供給されています。お持ちの機器が60Hzで安全に使用できるかどうか、製造元または供給元にお問い合わせいただくことが重要です。
ホイストをご持参される場合は、車椅子対応の客室をご予約いただく必要があります。一部の車椅子対応客室は、操作のための床面積が限られているため、ホイストが必要なお客様には適していません。弊社では客室用ホイストはご用意しておりませんが、独立業者からレンタルすることは可能です。
本船のエレクトリカル・オフィサーが、出航前にお客様の補助具を検査する場合があります。そのための十分な時間を確保するため、乗船券に記載されているチェックイン時刻までにターミナルにお越しください。補助具の運搬と設置はお客様ご自身で行っていただき、ホイストは常に客室内に保管してください。
ローラー台や松葉杖など、その他の移動補助具をお持ちのお客様は、船上でのサポートを確保するために、マイキュナードの質問票でご申告ください。適切なサポートをご提供するためですが、クルーズの性質上、すべてのご要望にお応えできない場合もございますので、あらかじめご了承ください。移動補助具を船内に持ち込まれる場合は、万が一の緊急時に備えて、最低1対1のサポートを受けられるよう、ご予約時に登録されることを強くおすすめいたします。
マットレス、マットレストッパー、ベッド、椅子(または発泡スチロールを含むもの)は、国際海事機関(IMO)の防火等級認定を受けたものでない限り、持ち込みが禁止されています。補助器具の持ち込みを希望される場合は、オンラインお問い合わせフォームにてご連絡の上、器具に関するすべての情報と関連証明書の概要をお知らせください。また、弊社の推奨サプライヤーである「モビリティ・アット・シー」では、IMO認定のレンタル品を取り揃えております。
上記の機器をご利用の場合は、マイキュナードの質問票に詳細をご記入ください。飛行機をご利用の場合は、航空会社に直接ご連絡の上、機内持ち込み品の確認をお願いいたします。
各船に設置されているプール用ホイストの詳細や、その他の船内施設ごとの情報については、船内でご利用可能なサポートのページをご覧ください。
各船に設置されている車椅子対応トイレの詳細や、その他の船内施設ごとの情報については、船内でご利用可能なサポートのページをご覧ください。
電動カート、車椅子、その他の移動補助具は、使用しない時は客室内に保管してください。安全上の理由から、客室のドアの外に置いておくことはできず、その場合は撤去されます。緊急時に備えて、公共の通路や階段は常に安全な状態にしておく必要があります。ご自身の客室が補助具の保管に適していることを確認するのはお客様の責任です。車椅子対応ではない客室をご利用の場合、一部の補助具はお客様ご自身または同伴者の方が客室内で折りたたんで持ち運ぶ必要があります。この際、乗組員はお手伝いすることができません。