イタリアでクイーン・アンの進水式をお祝い

2023年5月3日

世界有数のラグジュアリー・クルーズブランドであるキュナードはこの日、イタリアのベニスにあるフィンカンティエリ社のマルゲラ造船所で、クイーン・アンの進水式という重要な建造の節目を祝いました。

キュナード旗を掲げて航海する249隻目の船、クイーン・アンは、2024年5月3日のリスボンへの初航海までちょうど365日となったこの日、初めて正式に水に触れました。

伝統に包まれた進水式では、任命された「マドリーナ」(船の名付け親)が船に祝福を贈って幸運を祈願し、ドライドックの水の流入を祝う特別なセレモニーが行われます。

カーニバルUKのステュア・マーメル社長は次のように述べました。「クイーン・アン建造の重要な節目をお祝いできたことを嬉しく思います。進水式は、船が建造ドックから本来の居場所である水上へと移動する瞬間を記念するものです。今日はクイーン・アンにとって重要な瞬間です。フィンカンティエリの造船技師たちが、世界的に有名なラグジュアリーブランドとしての弊社の地位をさらに確実なものにする船を建造している努力に感謝します。」

またフィンカンティエリ商船部門のルイジ・マタラゾ本部長は、次のように述べています。「クイーン・アンは、私たちが光栄にもキュナードのために建造した3隻目の船です。キュナードは英国の航海史の柱であり、私たちは彼らとともに卓越性への真のコミットメントを共有しています。同社のために船を建造することは、私たちのルーツに立ち返ると同時に、伝統とイノベーションとを結びつけ、長年にわたる私たちの関係をより一層強化するという決意のもと、未来に向けて前進することも意味します。」

進水式をもって、クイーン・アンは総合的な建造の第1段階を終え、今後はラグジュアリーな内装の工事に集中することになります。

クイーン・アン

キュナードの新造船のデザインコンセプトは、伝統、職人技、スタイル、ストーリーテリング、イノベーションに根ざしています。重量113,000トン、14のデッキに3,000人までのお客様をお迎えできるクイーン・アンは、洋上最大の厳選アートコレクションなど、息をのむような瞬間の数々をお客様に提供します。

キュナードは180年以上にわたり、皆様に愛される船旅の体験を提供し、常に向上させてきました。クイーン・アンは、ワールドクラスのレストラン、素晴らしいエンターテイメント、豪華な客室など、キュナードならではの体験にあふれています。

2024年5月より、クイーン・アンは、クイーン・メリー 2、クイーン・ヴィクトリア、クイーン・エリザベスとともにキュナードの卓越したカルテットを構成することになります。キュナードが4隻の船を同時に運航させるのは1999年以来となります。

進水式は、9月の象徴的な起工式に続くものです。起工式では、船長インガー・トーハウガが船の名前の由来であるアン女王治世時代の硬貨ともう1枚の硬貨を船のキールに埋め込み、建造の開始を祝いました。

キュナードに関する詳細やクルーズのご予約は、キュナードの公式サイトをご覧ください。