キュナードのニュースリリース
2025
2025年1月14日 [サウサンプトン、イギリス]
キュナードは、ライフスタイル誌の象徴的存在であるハーパーズ バザーとのコラボレーションによる包括的な船上ウェルネスプログラム「ハーパーズ バザー ウェルネス アット シー」を全船で展開することを発表します。今年1月にスタートしたこのプログラムでは、弊社フラッグシップ船のクイーン・メリー2、クイーン・エリザベス、クイーン・ヴィクトリアにご乗船のお客様には、特別な目的地への旅を通じて活力を取り戻し、リフレッシュできるように設計された厳選のウェルネス体験をお楽しみいただけます。
リラックス、回復、活力の3つのテーマに基づいた3日間の限定プログラムは、個々のお客様のウェルネス目標を達成できるよう慎重に考案されています。料金は1名様あたり629米ドルで、パッケージにはカスタマイズされたスパトリートメント、ELEMISのプレミアム製品、栄養バランスを考慮したユニークな食事オプションが含まれています。
これらの変革的なウェルネス体験は、船内のスパ・コンシェルジュがご予約を承ります。
当プログラムの導入は、数々の賞を受賞しているキュナードのウェルネスと充実したサービスがさらに進化することを意味し、2026年のウェルネス・アット・シーのテーマクルーズ発表と同時期に行いました。
2026年1月5日から12日にかけて予定されているこのクイーン・アンでのユニークな7泊のノルウェーフィヨルドクルーズでは、ウェルネスをテーマにしたさまざまな体験が予定されています。活力を与えるクラスやカスタマイズされたスパトリートメント、専門家の講演による洞察に満ちたトークまで、船上でのウェルネス体験が一層充実したものとなることでしょう。
キュナード社の社長、ケイティ・マクアリスターは次のように述べています。「ウェルネスはキュナードが提供するサービスの中心であり、ハーパーズ バザー・ウェルネス・アット・シーのプログラムは、弊社のすべての船でご利用いただけます。海からインスピレーションを受けたウェルネスは、キュナードならではの体験の一部です。素晴らしい目的地への航海中、お客様にリラックスし、リフレッシュし、新たな気持ちでお過ごしいただける機会を提供します。くつろぎたい方、回復したい方、エネルギーを高めたい方など、さまざまなニーズに応じたプログラムを通じて、お客様がインスピレーションを得て、リフレッシュした気持ちで目的地に到着できるようサポートいたします。」
新しい植物性メニュー
キュナードは、ベジタリアンおよびビーガン料理の先駆者であるポール・ゲイラー MBE シェフとのコラボレーションにより、全船で新しい植物性メニューを導入しました。船上で提供されるこれらのメニューは、植物性食事が生活の一部となっている中東などの地域からインスピレーションを得ており、伝統的な料理を本格的な調理法で新しい視点からアレンジしたものです。お客様には、船上で最高の植物性のお料理をお楽しみいただけます。
クイーン・メリー2、クイーン・ヴィクトリア、クイーン・エリザベス、そして待望のクイーン・アンに設けられたブリタニア・レストランでは、25種類以上のヴィーガン料理を取り揃えています。キュナード社のシェフチームが手がけたこれらの料理は、新鮮な植物性食材を基に、豆類やスパイス、高品質のヴィーガンペストリーを使用して作られています。
キュナードの詳細情報、またはクルーズのご予約については、www.cunard.comをご覧ください。
2025年1月10日 [サウサンプトン、イギリス]
これは、キュナード社の最新豪華客船、クイーン・アンが、サウサンプトンから107泊にわたる歴史的な処女航海に出航した瞬間であり、クルーズ業界の輝かしい歴史に新たな1ページが刻まれた瞬間でもあります。
2025年1月9日、午後9時の出航を見届けようと、多くの人々が街に集まり、船の出航は華やかな花火で祝われました。
乗客定員3,000人のクイーン・アンは、1月17日にニューヨークに初寄港します。この都市はキュナード社と長年の深い関わりがあり、他の寄港地よりも長い間、キュナードの常連客とそのゲストを温かく迎えてきました。
クイーン・アンは、キュナード社の輝かしい歴史の中で、世界一周航海を行う14隻目の船となります。特筆すべきは、クイーン・アンがキュナード社の最大の船として世界一周を達成することです。
107泊の航海中、クイーン・アンは18か国、30の異なる港に寄港します。マイアミ、サンフランシスコ、パナマ運河、ホノルル、オークランド、シドニー、香港など、象徴的な寄港地が含まれています。また、2月12日には日付変更線を越え、珍しい「時差越え」の体験ができることも特筆すべき点です。
ワールド・ボヤージでは、ニューヨーク、ホノルル、シドニー、シンガポールに寄港し、クイーン・アンは4月27日に南岸に戻ります。
キュナード社の社長、ケイティ・マクアリスターは次のように述べています。クイーン・アンが世界一周の処女航海に出航することは、キュナード社にとって非常に重要な瞬間です。特に、アメリカへの最初の寄港地がニューヨークであることは、まさにふさわしいと言えるでしょう。ニューヨークは、長年にわたりキュナード社の歴史の中心であり続けてきた都市です。この航海は当社の伝統を祝うものであり、同時に、お客様にはキュナードならではのスタイルと贅沢で世界を巡る機会を提供します。クイーン・アンは、まさに弊社のブランドの進化を象徴しており、この旅は、乗船されたすべてのお客様にとって忘れられない体験となることでしょう。」
以下のように自然な表現に整えました:
船内では、お客様は厳選されたさまざまな体験をお楽しみいただけます。世界トップクラスのエンターテイメントや豪華な出航パーティーなど、航海中は終始お祝いムードに包まれます。
ハイライトには、特別なワールド・ボヤージのカクテルパーティーや、岸上でのガライベントが含まれます。また、オリンピック金メダリストのレベッカ・アドリントン OBE、催眠術師のポール・マケンナ、俳優のチャーリー・ブーマン、元ウィンブルドンチャンピオンのパット・キャッシュなど、著名なスピーカーによる充実した講演も予定されています。
クイーン・アン
クイーン・アンは、伝統、職人技、スタイル、ストーリー性、革新をデザインのコンセプトとしており、14層構造の船体はお客様に息をのむような体験を提供します。エンターテイメント、ダイニング、バーの選択肢も、これまで以上に豊富にご用意しています。
また、改装されたマレール ウェルネス&ビューティーの施設では、これまでのキュナード船では見られなかったほど多彩なフィットネス、ビューティー、温泉、スパ施設が揃っており、ハーパーズ・バザー誌と提携したウェルネス・アット・シー・プログラムをはじめ、船上でのウェルネス新時代の到来を告げています。
キュナードの詳細情報、またはクルーズのご予約については、www.cunard.comをご覧ください。
8 January 2025 [Southampton, UK] Luxury cruise line Cunard has unveiled its highly anticipated Alaska 2026 programme, offering travellers the chance to embark on an unforgettable adventure through one of the world’s most awe-inspiring destinations.
Between April and September 2026, Queen Elizabeth will sail 23 roundtrip voyages from Seattle, USA, ranging from 7 to 12 nights. Guests looking for a longer holiday that combines contrasting destinations can enjoy extended voyages of up to 42 nights, taking in both the majestic landscapes of Alaska and the tropical beauty of the Caribbean.
Cunard’s 2026 programme features visits to 31 unique destinations across 16 countries, including highlights such as Colón, Panama, and Bridgetown, Barbados. Voyages are available to book from 1pm GMT on 8 January 2025, with guests able to claim up to triple on board credit* for bookings made between 8 January and 17 February 2025.
This on board spending money allows guests to indulge in Cunard’s signature luxury, whether that means unwinding with a spa treatment, savouring fine dining, or enjoying exceptional shore experiences. Highlights include the opportunity to witness humpback whales in their natural habitat as Queen Elizabeth sails through Alaska’s glacier-filled fjords.
Alaska highlights
Queen Elizabeth’s voyages invite travellers to immerse themselves in a world of tidewater glaciers and mirror-like waters, where each day in port offers guests the freedom to step ashore and explore somewhere new.
Whether it be Ketchikan, with its vibrant totem poles, Juneau, where famous gold mines put this historic city on the map, or Haines, a prime destination for kayaking, Alaska is an adventurer’s paradise.
And not forgetting the beautiful UNESCO World Heritage Site of Glacier Bay National Park and Hubbard Glacier, two gems in the Alaskan crown.
Prices for a 10-night Seattle roundtrip to Alaska (Q620) in July 2026 currently start from £1,999 per person based on two sharing a Britannia Balcony stateroom.
Katie McAlister, President of Cunard, said: “Alaska is a truly unique destination, and we’re delighted to return with our 2026 programme. Sailing through its spectacular fjords and seeing the immense glaciers is an experience like no other. On board, guests can sip regionally inspired cocktails, enjoy cuisine influenced by local flavours, and hear fascinating stories from renowned explorers. These voyages promise to create unforgettable memories, and we can’t wait to welcome our guests on board Queen Elizabeth.”
For more information about Cunard, or to book a voyage, visit www.cunard.com.
2024
31 December 2024 [Southampton, UK] Cunard is setting the tempo for music collaborations in 2025 with globally renowned jazz artists Jools Holland OBE and Jamie Cullum headlining exclusive performances on board Queen Victoria next year.
As the countdown to the New Year begins, the luxury cruise line can reveal that acclaimed musician and Hootenanny host Jools Holland OBE will feature on Queen Victoria’s eight-night Spain and Italy voyage from Southampton on 4 May to Civitavecchia on 12 May.
Jools Holland, celebrated host of Later with Jools Holland and former Squeeze pianist, will perform two exclusive shows in the ship’s Royal Court Theatre. Guests can expect an extraordinary repertoire from his acclaimed five-decade career, including iconic hits from his Rhythm & Blues Orchestra and Friends.
The May sailing will be a great adventure for foodies as well as music lovers, with port calls to Cadiz (including tours to Seville), Malaga (including tours to Granada), and the enchanting island of Majorca, where Rioja and tasty tapas await.
Prices currently start from £899 per person based on two sharing a Britannia Balcony stateroom. Full details can be found, here.
Jamie Cullum
Britain’s best-selling jazz artist and BBC Radio 2 presenter will join the 2,000-guest Queen as part of her 13-night roundtrip Atlantic Islands voyage, which departs Southampton on 21 April. The MOBO Award-winner will captivate audiences with his best known hits – including songs from breakthrough album Twentysomething.
The April-May sailing features port calls to Madeira, Tenerife, La Palma, Gran Canaria, Lanzarote and the charming coastal city of Cadiz (including tours to Seville). Prices currently start from £1,699 per person based on two sharing a Britannia Balcony stateroom. Full details can be found, here.
Cunard collaborations
Cunard has an incredible track record of collaborating with some of the biggest names in music, with legendary Italian tenor Andrea Bocelli headlining Queen Anne’s naming ceremony in Liverpool in June.
Cunard President, Katie McAlister, said: "At Cunard, we take pride in curating unique and unforgettable experience for our guests, and we can’t wait to welcome the extraordinary Jools Holland OBE and Jamie Cullum aboard Queen Victoria in 2025. Their incredible talent, showcased in the elegant surroundings of the Royal Court Theatre, will make these sailing truly unforgettable.”
Jools Holland OBE commented: “I am incredibly excited about performing on Queen Victoria next year, especially as we’ll be sailing around such a beautiful part of the world. Playing on a luxury cruise ship is a new experience for me and one that I’m sure will be a lot of fun. I want my shows to be uplifting events and I hope guests on board leave the theatre with a renewed love of jazz music.”
Jamie Cullum added: “I’m very much looking forward to performing for guests on board Queen Victoria in the spring. It’s been many years since I performed on a cruise ship - it’s a time that holds many great memories. There's something unique about the whole experience, playing music whilst at sea. My band and I promise everyone a fantastic night.”
For more information about Cunard, or to book a voyage, visit www.cunard.com.
2024年12月10日
キュナードは2024年1月1日から10月31日までの期間において、2023年同時期と比較して73,000件以上の追加予約を記録し、前年比23%の増加を達成し同社の歴史上最高記録を更新しました。
特に英国市場では24%、北米市場では29%の予約増加が見られ、世界的にクルーズ旅行が盛り上がりを見せていることがわかります。
2024年5月にデビューした新造船「クイーン・アン」は、この成長を牽引する大きな要因となりました。また、2024年10月に2026年冬および2026年夏のプログラムが、10月には2027年冬のプログラムが発表され、クイーン・アンの航海を含むこれらの3つの新しいクルーズプログラムが、さらに世界中のファンの関心を高めることに繋がったと考えています。
2024年1月1日から10月31日までの期間のご予約のうち、半数以上は英国以外の地域からであり、昨年比で22%のグローバル予約数の増加を達成しました。さらに、同期間において、キュナードを初めて利用する方の新規予約数は前年同期比で49%の増加となりました。
【キュナード社長 ケイティ・マクアリスターのコメント】
「2025年に向けて、キュナードが過去最高の予約数を達成できたことを非常に誇りに思います。英国を象徴するクルーズブランドとして、国際的な魅力を高めるキュナードは、世界中の旅行者たちへ時代を超えた優雅さとモダンなラグジュアリーの魅力を発信しています。『クイーン・アン』の就航はこの成功の重要な要因であったと考えており、乗客数の増加をサポートし、リピーターのお客様だけでなく、初めてキュナードを利用するお客様の想像力をも刺激しています。この結果は、世界各地の弊社スタッフとパートナーが一丸となって努力し、キュナードをラグジュアリー旅行の最前線に位置している証だと感じています。」
2024年12月4日 [サウサンプトン、イギリス]
キュナードは、クイーン・エリザベスの2025年の新しいマイアミ発カリブ海クルーズおよびシアトル発のアラスカクルーズのシーズンに向けて、新時代の幕開けを飾る改装工事を発表しました。
乗客定員2,000名の当船は、2025年2月25日から3月13日まで、シンガポールのシートリアム・アドミラルティ・ヤードで大規模な改装工事を行い、6月にシアトル発のアラスカ航路と、10月16日のマイアミ発カリブ海クルーズの華々しいデビュー航海に備えます。カリブ海クルーズは、マイアミから出発する12泊の周遊クルーズで、お客様にはブリッジタウンのユネスコ世界遺産の要塞や、セントルシアの活気あふれるカストリーズ市場を訪れる機会が提供されます。
キュナード社の歴史において初めて、同社の象徴的な船団の1隻がマイアミでフルシーズンを過ごすことになり、クイーン・エリザベスは9泊から28泊の旅程でカリブ海を往復する航路を運航いたします。お客様は、ジャマイカのモンテゴベイ、プエルトリコのサンファン、アンティグアのセントジョンズなど、魅力的な目的地を堪能する旅をお楽しみいただけます。
クイーン・エリザベスの改装では、落ち着きと活気を兼ね備えた新しいデザインが施され、特徴的な内装と外装が一新されます。また、コモドアー・クラブ、クイーンズ・ルーム、ガーデン・ラウンジ、ザ・パビリオンなどの特別な空間は、お客様が海とのつながりを感じながらリラックスしたり、屋外で食事を楽しんだりできる完璧な場所として、こだわりをもって改装されています。
クイーン・エリザベスの改装の一環として、キュナードの贅沢なサービスを象徴するグリル体験がよりレベルアップします。特別なグリル・スイートに滞在されるお客様は、豪華な家具や洗練されたディテール、快適さとスタイルを極めた配慮の行き届いたデザインを特徴とする、より洗練された内装と外装をお楽しみいただけます。
また、ミシュランの星を獲得したシェフ、ミシェル・ルー氏がグリルのお客様のために特別に考案したメニューにより、ダイニング体験はさらに充実します。クイーン・エリザベスの改装後、3コースのガラ・イブニングメニュー(現在、キュナード全船で提供されているメニュー)は、船上で最高の料理体験をお楽しみいただけるよう、厳選された料理が提供されます。
ミシェル・ルーは次のように語っています。「キュナード・グリルのお客様のために特別な新メニューを考案できることは、非常に光栄です。このプロジェクトを通じて、私は高級レストランへの情熱と、時代を超えたエレガンスと洗練を特徴とするキュナード・グリルの体験を融合させることができます。各料理は、最高級の食材を讃えるように慎重に考案されており、すべての食事が航海そのものと同じくらい特別なものになります。キュナードとの提携に深く感謝しており、2025年にもこの特別なパートナーシップを継続できることを非常に楽しみにしています。」
改装のもう一つの目玉は、今年初めにキュナードの最新船クイーン・アンでデビューしたザ・パビリオン・ウェルネス・カフェの導入です。このウェルネスを重視した施設では、植物由来の料理や持続可能な方法で調達された肉、魚、乳製品を使用したメニューで、朝食、昼食、そして午後の軽食を提供いたします。
また、クイーン・アンで初めて導入された『ハーパーズ・バザー ウェルネス・アット・シー』プログラムもお楽しみいただけます。この革新的なプログラムでは、リラックス、エネルギー回復、疲労回復を目的とした3日間のパッケージを提供し、船上で心身のリフレッシュを体験できる特別な旅をご提案いたします。
キュナード社の社長ケイティ・マカリスターは次のように述べています。「クイーン・エリザベスがマイアミ発のカリブ海クルーズ、シアトル発のアラスカクルーズで待望のデビューシーズンを迎えるにあたり、今回の改装はキュナード社にとって新たなエキサイティングな時代の幕開けとなります。これらの素晴らしい寄港地の美しさにインスピレーションを得て、船の改装は時代を超えたエレガンスと現代的な快適さを見事に融合させ、比類のないゲスト体験を提供します。特に、ミシュラン星付きシェフ、ミシェル・ルー氏による特別なガラディナーメニューをご紹介できることを非常に楽しみにしています。この新しい魅力の追加により、グリルでの食事体験がさらに素晴らしいものになることでしょう。お客様にその体験をお届けできる日を心待ちにしています。」
キュナードの詳細情報やクルーズのご予約については、www.cunard.comをご覧ください。
2024年12月4日
キュナードは、ウォルポールの「英国ラグジュアリーブランド・オブ・ザ・イヤー」に選ばれました。
この受賞は、ラグジュアリー旅行業界におけるリーダーとしての地位を改めて証明する本年を締めくくるものとなりました。この賞は現地時間11月18日、ロンドンのメイフェアにあるザ・ドーチェスターで開催されたウォルポール英国ラグジュアリー・アワードの中で発表されました。このイベントでは、英国を代表する最高峰のラグジュアリーブランドと、その成功を支える人々を讃え、ジョー・マローン、ザ・ロンドナー、シンプソンズ・ワイン・エステートなど、英国ラグジュアリー業界を象徴する名だたる他の候補者を抑えての受賞となりました。
写真クレジット: キュナード ケイティ・マカリスター社長(右)とスタイルアイコン ビアンカ・ジャガー(ロンドン、メイフェア ザ・ドーチェスター)
ウォルポールは英国ラグジュアリービジネスの公式団体であり、250以上の英国ブランドを代表し、英国経済に年間約810億ポンドの価値をもたらす業界を支援しています。
この受賞は、2024年5月に新造船「クイーン・アン」を就航させるなど、過去12か月間のキュナードの成功を反映したものです。「クイーン・アン」は、クラシックな優雅さと革新的なデザインを融合させた船で、新たなダイニング体験や最先端のウェルネス施設を備えています。
キュナードの創造性、革新性、持続可能性への取り組み、そして英国ブランドとして世界的な影響力が認められた結果となりました。
受賞コメント
【キュナード社長 ケイティ・マカリスター】
「『ラグジュアリーブランド・オブ・ザ・イヤー』に選ばれたことは、キュナードの全スタッフにとって非常に意義深いことです。この賞は、英国のホスピタリティ、創造性、クラフトマンシップを最高の形で体現するために尽力してきたチームの素晴らしい努力を物語っています。キュナードは、忘れられない船旅だけでなく、英国ラグジュアリーの真髄を世界に届けるブランドであることを誇りに思います。」
【プレゼンター ビアンカ・ジャガー氏】
「180年以上にわたり、キュナードは海上のラグジュアリーの概念を再定義し、英国流のホスピタリティ、革新性、スタイルの世界標準を築いてきました。最新の『クイーン・アン』では、デヴィッド・コリンズ・スタジオによる壮大なインテリア、Maker’s Cabinet製のライブラリーデスクアクセサリー、船長のユニフォームを手掛けたキャサリン・サージェント氏のデザインなど、英国式のラグジュアリーを象徴する体験が提供されています。」
【ウォルポールCEO ヘレン・ブロックルバンク氏】
「今夜のウォルポール英国ラグジュアリー・アワードでは、英国のラグジュアリー業界を支える創造性と起業家精神を讃えています。受賞者の成功は、英国全土で50万人近い熟練の職人たちが支える持続可能な雇用に貢献しています。ラグジュアリー業界の長期的な成功の秘密は常に、熟練の職人やクリエイターたちにあります。受賞者の皆さまに心よりお祝い申し上げます。」
2024年10月29日
2025年10月31日にニューヨークから出発するテーマクルーズ「大西洋横断ファッション・ウィーク」のヘッドラインデザイナーとして、世界的ファッションディレクターのクリスチャン・シリアノ氏を迎えることが決定しました。
クリスチャン・シリアノ氏は、ロンドンでヴィヴィアン・ウェストウッドとアレキサンダー・マックイーンのもとでキャリアを積んだ後、2008年に自身の同名コレクションを設立。多くのセレブリティから愛されるファッションデザイナーのひとりです。
彼のデザインは、レディー・ガガ、オプラ・ウィンフリー、ジュリア・ロバーツをはじめ、ミシェル・オバマやカマラ・ハリスなど、世界的なスターやセレブリティたちによって着用されてきました。ブランド創立15周年を迎えたばかりのシリアノ・アトリエは常に変化するファッション業界において、美と多様性を守り続けています。
(クレジット: Shane LaVancher)
クリスチャン・シリアノ氏は、クイーン・メリー2で実施される2025年10月31日から11月7日のニューヨークからサウサンプトンへの大西洋横断ファッション・ウィーククルーズにおいて、ヘッドラインデザイナーを務めます。クイーンズ・ルームで行われるランウェイでは、彼の貴重なアーカイブ作品の披露も予定しており、ファッション界の著名な顔ぶれの参加を予定しています。また、ロイヤル・コート・シアターでの彼のQ&Aセッションイベントと本人による本へのサイン会も予定しています。
今回で5回目となる2025年の大西洋横断ファッション・ウィークは、クイーン・メリー2のアールデコ調でまとめられたスタイリッシュな客船を舞台に、常に魅力を作り出しているファッションの素晴らしさを発信するイベントです。
その他の参加予定のゲストについては、後日発表予定です。
【キュナード社長ケイティ・マカリスターのコメント】
クリスチャン・シリアノ氏は真のビジョナリーであり、彼が2025年の大西洋横断ファッション・ウィークを率いてくれることを私たちは大変嬉しく思っています。彼の持つ大胆なオールドスクールな魅力は、まさにキュナードが追求している、時代を超えたエレガンスとモダン・ラグジュアリーの融合を体現しています。私たちのファッション・ウィーククルーズは、世界中のデザイナー惹きつけ、今では参加必須のイベントへと発展しました。そして、世界で最も魅力的なオーシャンライナーであるクイーン・メリー2よりほかにこのようなイベントにふさわしい場所はありません。
【クリスチャン・シリアノ氏のコメント】
キュナードの象徴的な大西洋横断ファッション・ウィークに参加できるのは素晴らしい機会です。来年はヘッドライナーとして航海を盛り上げられることを楽しみにしています。ファッションの伝統と未来を同時に称えることができる、なんてユニークな方法でしょう。ゲストの皆さまに、船上で素晴らしく生涯忘れられない体験を提供できるのが待ち遠しいです!
■キュナード大西洋横断ファッション・ウィークについて
2016年に始まった大西洋横断ファッション・ウィークは、キュナードの代表的なテーマクルーズの一つであり、ファッションコンサルタントのギル・サックロフ(OBE※1)によって発案されました。キュナードは、エリザベス・テイラー、リタ・ヘイワース、メリル・ストリープ、ユマ・サーマン、カーリー・サイモンなどの著名人を迎え入れ、ファッションとグラマーとの歴史を作ってきました。過去のキュナード大西洋横断ファッションウィークのヘッドライナーには、ダム・ザンドラ・ローズ、ジュリアン・マクドナルド、バージニア・ベイツ、スティーブン・ジョーンズ(OBE※1)などの方々を迎えました。
このイベントは、著名なデザイナーが作品を披露するだけでなく、才能ある新進気鋭のデザイナーの登竜門にもなっています。
※1 OBE: Order of the British Empireの略で、イギリス社会への貢献、またはイギリスとのつながりを持つ人々に対して、その功績を称えて授与される勲章です。
2024年10月3日
キュナードは、クルーズウィーク(9月16日~22日)を記念し、世界各地の最もラグジュアリーな寄港地観光ツアートップ10を発表しました。
感動的な場所への冒険的な旅、火山山脈でのウェルネスリトリート、地元の料理を紹介するグルメツアーなど、キュナードはあらゆる旅行者に合った贅沢な体験を提供しています。
キュナードの社長ケイティ・マカリスターは、「弊社のツアーは、お客様が世界で最も魅力的な目的地で、文化、歴史、美しさに没入し、特別な体験を提供できるよう細部にも気を配り設計されています。象徴的なランドマークを探索したり、個性豊かな料理を楽しんだり、息を呑むような環境でリラックスすることも可能です。これらの体験は、キュナードの定めた最高水準に合うように、緻密に企画されています。」と語っています。
最もラグジュアリーな寄港地観光ツアートップ10
1.【酸ヶ湯温泉:日本】
国内有数の温泉リゾート・酸ヶ湯温泉で、八甲田山の景色を堪能し、何世紀にもわたる温泉入浴の伝統に浸りましょう。八甲田山の火山地帯に足を踏み入れ、日本最長の鋼製アーチ橋(長さ約250メートル、高さ約120メートル)である城ヶ倉大橋を渡る間、ゆったりと素晴らしい景色を楽しめます。1684年に歴史を遡る酸ヶ湯温泉に着いたら、旅館内で伝統的な昼食をお楽しみください。その後、1954年に「国民保養温泉地第1号」として認められた温泉に入ることができるツアーとなっております。
2.【ロホ・タンゴ:アルゼンチン】
ファエナホテルのロホ・タンゴで、情熱と魅力に満ちた夜のタンゴショーをお楽しみください。ここは、特別な雰囲気で豪華なセッティングを誇るキャバレーシアターです。夜は、ファエナホテルの世界トップクラスのシェフが手掛ける3コースディナーで始まります。併せて、アルゼンチンの最高級ワインもご堪能ください。その後、プロのダンサーや歌手のパフォーマンス、華やかな衣装、タンゴオーケストラの生演奏による情熱的且つ官能的なタンゴショーで、アルゼンチンの夜は一層盛り上がります。
3.【リオのベスト:ブラジル】
リオで最も有名なグアナバラ湾沿いの、圧巻の景観と名所を巡る魅力的な市内ツアーで1日を始めましょう。ケーブルカーで海抜395メートルのシュガーローフ山に登り、コルコバード、砂浜、リオデジャネイロニテロイ橋、湾の向こうのニテロイ市街の息を呑むような景色を体験してください。昼食後は、現代の新世界七不思議の1つ、コルコバード山の頂上にある、有名なキリスト像を訪れます。
4.【ホバークラフトエコアドベンチャー&野生動物観察:アメリカ】
ケチカンとその辺境地域を巡る、少人数グループ限定のホバークラフト野生動物探検ツアーに参加しましょう。桟橋でアメリカ沿岸警備隊認定のブラックバード・ホバークラフトに乗り込み、水面から約50センチメートルの高さを飛行しながら、地元の素晴らしい名所をナレーション付きの旅で巡ります。遊覧飛行では、ケチカンのウォーターフロントを間近に眺め、穏やかな波の上や入り組んだ海岸線を進みます。その後、美しいトンガス国有林の海岸線にある人里離れたビーチを探索。また、海洋野生動物観察ツアーに参加して、ワシ、クジラ、ゼニガタアザラシなどを探しに行きましょう。
5.【トゥスカーニアの味:イタリア】
このツアーでは、ブドウ園やオリーブ畑が豊富なエトルリアの田舎へお連れします。趣のある丘の町トゥスカーニアを訪れ、中世に壮麗な城壁や教会がどのように発展したかをガイドが説明します。その後の自由時間には、狭い石畳の道を散策して存分に雰囲気をご堪能いただけます。ツアーのハイライトは、極上のオリーブオイルやワインなど、オーガニックの地域の特産品を試食できる「アグリツーリズモ」農家への訪問です。
6.【オーロラを探す旅:ノルウェー】
ノルウェーでは、特別に訓練されたガイドが率いるツアーに参加することができます。彼らはその地域や、絶え間なく変化する天候に関する詳しい知識を駆使し、オーロラ鑑賞に最適な場所へと皆様をご案内します。オーロラを探しながら、なぜこの自然現象が起こるのかを説明するだけでなく、自然の光を確実にご撮影いただけるよう、カメラの設定までもお手伝いいたします。広大な夜空に浮かぶ色とりどりのさざ波や、ゆらめく光が頭上に現れるのは、いつだって魔法のような瞬間です。
7.【マチュピチュへの陸路の旅:チリ】
この4日間の旅では、険しい渓谷、雪の積もった壮大な山頂や、無数の遺跡が存在する狭く曲がりくねった山峡を横断します。「失われたインカの都市」と呼ばれるマチュピチュの、時を超えた驚異と壮大さをお楽しみいただけます。ウルバンバ川の上空600メートルにそびえ立つ、霧に包まれた天国のような場所では、驚くほど綺麗な状態で遺っている宮殿や浴場、寺院があります。その後、サクサイワマンの神秘的な要塞を訪問。コリカンチャの聖地では、インカ帝国で最も重要な寺院の基礎の上に建てられたサント・ドミンゴのドミニカン修道院を見学することが可能です。
8.【魅惑の味覚の旅:オーストラリア】
オーストラリアでは、高品質の農産物を生産することで世界中の食通に知られているタスマニアで、 美しい田園地帯を探索し、地元の生産者と交流しながら、おいしい新鮮な食材の試食が可能です。このツアーでは天然のアワビやカキを食べることができ、タスマニアで盛んなアワビ産業についての話を聞くことができます。有名な蒸留所では一流のウィスキーを試飲し、コール・リバーの農場で採れたばかりのグルメチーズ、手作りチョコレート、おいしいコーヒーも味わうことができます。さらに、サラマンカ、バッテリー・ポイント、サンディ・ベイなどの歴史的な場所も訪問します。
9.【ブルーラグーンで海水浴:アイスランド】
ドラマチックな火山の風景の中をブルーラグーンまで旅すると、知識豊富なガイドがこの有名な天然地熱温泉の歴史と科学について教えてくれます。ブルーラグーンは美しい火山の風景に包まれているだけでなく、シリカ、藻類、硫黄などのミネラルが豊富で、体が水の熱と治癒力を吸収することで、ストレス解消に導きます。ラグーンには、顔や体に塗ることができる木箱に入ったシリカ泥があり、この純白の地熱泥は、肌の奥深くまで洗浄し角質を除去してくれます。自然に肌のバリア機能を強化し、肌を滑らかにする効果があります。
10.【ヴィンテージトラムで巡る夜の香港:香港】
香港島のウエスタンマーケットから、島のセントラル、ワンチャイ、アドミラルティ地区を通り、コーズウェイベイまで進みます。ガイドが周囲の街の風景を生き生きと説明しますので、この活気に満ちた賑やかな街の景色に驚嘆していただけるでしょう。そして、香港の人気レストランで、8コースの豪華で伝統的な中華料理を堪能してください。そこからトラムに再び乗り込んだら、香港の「ゴールデンマイル」であるネイザンロードを照らす鮮やかな色の看板に注目です。明るく照らされた屋台が並ぶ素晴らしいショッピング地区、テンプルストリートナイトマーケットで自由時間を過ごしてショッピングをお楽しみください。
2024年6月5日
キュナードのプレジデント、ケイティ・マカリスター(左)とアイコンとして登場した5名 (credit: Chris Ison) 2024年6月3日、キュナードの新造船クイーン・アンは、リバプール(英国)で命名式を開催いたしました。
命名者は「リバプール市」となり、キュナードの心の故郷として所縁の深い場所であることからクイーン・アンの命名者に指名されました。リバプールは184年前(1840年)にキュナードが初めて大西洋横断クルーズを実施した際の出発地であり、128年間にわたりキュナードの本社が置かれた場所です。
元スパイス・ガールズで作家のメラニー・C、放送作家でコミュニティ・リーダーのグナン・アダム、地元レストランの起業家ナタリー・ヘイウッド、リバプールの音楽・文化界の伝説的人物ジェイン・ケイシー、英国のオリンピック選手で七種競技のカタリーナ・ジョンソン=トンプソンなど、5人のリバプールのアイコンがリバプールを代表してステージに搭乗しました。リバプールの心と未来を体現する5名は、地元、国内、国際レベルでの文化への多大な貢献を認められ、選ばれました。
セレモニーの進行は、バステッドのミュージシャン、マット・ウィリスとTVプレゼンターのエマ・ウィリスが司会を務め、イタリアを代表するテノール歌手アンドレア・ボチェッリ、ロイヤル・リバプール・フィルハーモニック・オーケストラ、リバプール・インスティテュート・オブ・パフォーミング・アーツなどが出演しました。
セレモニーはロイヤル・リバプール・フィルハーモニック・オーケストラによる演奏で幕を開け、力強くも繊細なメロディーで聴衆を魅了。船首にシャンパンボトルをぶつけて割る伝統的な儀式も行われ、船と乗組員の今後の航海の幸運を祈りました。そして最後に、オペラのスーパースター、アンドレア・ボチェッリが彼の代表曲である「It's Time to Say Goodbye」を披露しイベントを締めくくりました。
キュナードのプレジデント、ケイティ・マカリスターは次のように述べました:
「リバプールのアイコンである素晴らしい女性たちが、リバプールを代表してこの歴史的なセレモニーに参加してくれたこと、そしてリバプールの皆さまが再びキュナードとクイーン・アンを歓迎してくれたことに感謝したいと思います」。
2024年5月27日
キュナードは、1999年より開催している米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」に協賛し、グランプリ「ジョージ・ルーカスアワード」の副賞として、2025年発着のクイーン・エリザベスでのクルーズ旅行をフィルムメイカーに提供いたします。
今回の取り組みを前に、映画祭代表の別所哲也氏が東京に寄港中の客船クイーン・エリザベスを訪れ、インタビューを実施いたしました。
船内をじっくりと訪れるのは初めてだという別所氏は、改めて、クイーン・エリザベスのダイナミックさを感じたと言います。「調度品にいたるまで細かいところまでこだわった作りになっていて、非日常を味わえる、夢の船旅の象徴とも言える、最高級のグレードのものを見せていただけた。エンタテインメントに携わる一人として、800人の方がシアター入れるという劇場にはボックス席もあり、映画や様々なパフォーマンスを観ることもでき、船の中でありながら、最高級のシアターがあることには特に感動を覚えた」と話す別所氏。「世界中を巡るクルーズ船で、ショートフィルムをお届けできるというのは夢の一つ」と語ります。
キュナードでは船内のエンターテイメントの企画から運営を行っており、乗船したお客様が船内で最高のひとときをお過ごしいただけるよう、多様なエンターテイメントを提供しています。これまでも世界の映画祭や様々なエンタテインメントとパートナーシップを結び、世界を船旅でつないでいるキュナードとSSFF & ASIAによる新たな船出。「映画祭が新たな一ページに加われることを光栄に思う」とし、「(自分自身も)ゆっくりと船旅をしながら、停泊する世界中の港の名所をじっくりと見て回れたら最高。船上には様々なエンタテインメントもありますから、それらを楽しみつつ、じっくりと本を読んだりして過ごしてみたい。夜に洋上で空を見たらどんな月明かりで、星はどんなふうに輝くのか?心が躍りますね。」と語りました。
「SSFF & ASIA 2024は6月4日に開幕(オンライン会場は先行開催中)。副賞としてクイーン・エリザベスの2025年日本発着クルーズの旅が贈られるSSFF & ASIA 2024グランプリ=ジョージ・ルーカスアワードは6月17日(月)のアワードセレモニーにて発表されます。
2024年5月9日
2024 年5月3日、キュナードの新しい客船クイーン・アンが、壮大な花火の中、7泊8日のデビュークルーズへと出港いたしました。
キュナードの旗を掲げる249隻目の客船となったクイーン・アンは午後9時過ぎに出港。サウサンプトンの街中や湾沿いの見晴らしの良い場所に何千人もの見物客が集まり、出港を見守りました。
クイーン・アンのデビュークルーズ(H411N)の詳細は以下の通りです。
1) 5月3日 サウサンプトンを出港
2) 5月4日 終日航海日(終日洋上)
3) 5月5日 ラ・コルーニャ(スペイン)
4) 5月6日 終日航海日(終日洋上)
5) 5月7日 リスボン(ポルトガル)
6) 5月8日 終日航海日(終日洋上)
7) 5月9日 終日航海日(終日洋上)
8) 5月10日 サウサンプトンへ帰港
名称について
キュナードがこれまで受け継いできた豊かな伝統や、王室とのつながり、長い年月を経て磨き上げられた今日の姿を祝して、クイーン・アン(英語名Queen Anne)という名称に決まりました。このことにより、過去1000年の間、それぞれの時代に君臨した女王の名称が付いた4隻が揃いました。
船スペック
◦ 全長 323m
◦ 総トン数 113,000トン
◦ 全高 64m(海上からの高さ)
◦ 全幅 35.6m
◦ 乗客定員 2,996人
◦ 乗組員数 1,225人
◦ 喫水 8.12m
◦ 最大速度 22ノット
(時速 40.7km)
初代船長について
クイーン・アンの処女航海を含む最初のシーズンの船長として、キュナード史上初の女性船長、インガー・クレイン・トーハウガが努めます。
トーハウガは、1997年にキュナードのヴィスタフィヨルドで二等航海士としてそのキャリアをスタートさせ2010年にクイーン・ヴィクトリアの船長に就任。フェロー諸島(デンマーク)出身で、クイーン・ヴィクトリア、そして近年ではクイーン・エリザベスの船長を歴任。クイーン・アンがデビューする2024年は、トーハウガにとって、キュナード入社25年の節目を迎える記念の年となります。
造船所について
フィンカンティエリ・マルゲーラ造船所で建造。フィンカンティエリ・グループはこれまで、クイーン・ヴィクトリア(2007年就航)とクイーン・エリザベス(2010年就航)の建造も手掛けています。
デザインについて
クイーン・アンのデザインは、キュナードの過去の歴史からインスパイアされた要素を取り入れながらも、新たな章を刻むために、各分野から才能を結集し、新しいビジョンを持って創り出されました。
クイーン・アンはキュナードの象徴的な船内空間を一新いたします。ダイニング、カルチャー、エンターテイメントなどに新しい体験を導入し、当社が誇るホワイトスター・サービスと共に比類ないクルーズ体験を提供いたします。ラグジュアリーの“伝統”と“現代”の架け橋となるクイーン・アンは、過去と現在の影響力のあるデザイン様式を取り入れた、キュナードの新たな装いをご提案いたします。世界的に著名なデザイナーとの協業により、新しい船旅のスタイルを提案する、特別感があり、細部まで心をこめたデザインを実現いたしました。内装は、時代を超えて受け継がれたキュナードの洗練された雰囲気をまといつつ、大胆な色調で、印象的な美しさを表現しました。
クイーン・アンのデザインチームは、リバプール大学(英国)が所蔵するキュナードのアーカイブから、設計図、素材、ファブリック、パターン、テクスチャーに関する豊富な歴史的資料や詳細を入手しました。過去のポスターや広告、カタログの表紙、キュナードの初期の装飾が施された船の図面など、あらゆるものを参考にし、洋上で体験できる最高のホスピタリティーにふさわしいコンセプトを実現しました。
2024年3月28日
ラグジュアリーな船旅を提供し続けているキュナードは、『クイーン・エリザベス』の3月28日(木)の東京国際クルーズターミナル初寄港を皮切りに、約2カ月にわたり東京発着クルーズ全8コース(東京~釜山および釜山~東京のショートコース2コースを含む)を実施いたします。この度、東京港初寄港を祝い2024年3月28日(木)に行われた、東京都主催の歓迎セレモニーに出席。『クイーン・エリザベス』を代表して、本船のキャプテン スティーブン・ハワース、ホテルマネージャー ジェームズ・キュージック、エンターテイメント・ディレクター サリー・サゴエが登壇し歓迎を受けました。
まず初めに東京都を代表して東京都知事 小池 百合子氏が登壇。実際に初めて『クイーン・エリザベス』を間近にした小池都知事は「世界中の人々に愛され続けているクルーズ客船『クイーン・エリザベス』を、ここ東京国際クルーズターミナルにお迎えできたことを心から歓迎いたします。東京は400年前の江戸時代から続く伝統と最先端の革新が共存する世界的にもユニークな都市です。歴史・食・テクノロジー・サブカルチャーなど、東京ならではの様々な体験ができます。東京には一度の訪問では味わいきれない魅力が詰まっており、観光地へのアクセスに優れたこのターミナルをぜひ何度もご利用いただきたいと思います。」と東京国際クルーズターミナルへのクイーン・エリザベス初寄港を歓迎しました。
その後、初寄港を祝して小池都知事とキャプテンのスティーブン・ハワースによって記念盾の交換が行われました。さらに東京の地酒である『澤乃井』と江戸の伝統工芸である『江戸切子』が贈られました。そのお返しとして、『クイーン・エリザベス』の模型を東京都に贈呈しました。
温かい歓迎を受けキャプテンのスティーブン・ハワースは「私、キャプテン スティーブン・ハワースと乗組員一同、皆様をクイーン・エリザベスにお迎えできることは大変光栄なことで、この上ない喜びです。本日は、私たちにとってかけがえのない日です。友情・文化、そしてこの大海原が私たちに授けてくれた、決して切れることのない友情の絆を祝う日です。本船が、日本の歴史ある美しい港に寄港する旅に、私は『一期一会』という古くから伝わることわざを思い浮かべます。本日、この街に来れたことを嬉しく思うとともに、皆様と分かち合う時間の一瞬一瞬が、私たちの記憶に永遠に残る宝物になることでしょう。クイーン・エリザベスは単なる船ではなく、海と海を繋ぐ架け橋であり、人、文化、心を繋ぐ船です。
本日の訪問が、キュナードと日本の皆様との絆を深めるものになることを願っております。
乗組員一同、そして海外のお客様を代表し、皆様の温かい歓迎に改めて感謝とお礼を申し上げます。本日が長い友情の始まりとなりますように。そして海がいつも私たちを結びつける道でありますように」と語り、東京港への初寄港が叶ったことを深謝しました。
セレモニー最後には、登壇者一同で鏡開きを行い、セレモニーは終始和やかな雰囲気で終了しました。
2024年2月5日
ラグジュアリーな船旅を提供し続けているキュナードは、1999 年より開催している米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」に協賛し、グランプリ「ジョージ・ルーカスアワード」の副賞として、2025年発着のクイーン・エリザベスでのクルーズ旅行をフィルムメイカーに提供します。
ジョージ・ルーカスアワードへの副賞詳細
【副賞:クイーン・エリザベスの 2025 年日本発着クルーズ / 海側バルコニー客室 1組2名様】
2008 年に引退した客船「クイーン・エリザベス2」の名前を受け継ぐ 3 代目 「クイーン・エリザベス」。船内の内装はアールデコ様式を現代風にアレン ジ。創業1840年で英国王室との深いつながりから船内には命名者でもある エリザベス女王の肖像画が飾られ、英国の伝統を受け継ぐ上品な雰囲気に包まれています。海外クルーズだけでなく、2024年は東京港、2025年は横浜港から乗船できるクルーズをご提供しております。国内外から集まる約5,000本の作品から選ばれる、世界で唯一のジョージ・ルーカスの名を冠したグランプリの受賞者に日本各地を巡る優雅な船旅を提供いたします。
代表者コメント
【キュナード・ライン】
キュナード 北米・オーストラレーシア地域コマーシャル担当副社長
マット・グリーヴス
ショートショート フィルムフェスティバル & アジアとパートナーシップを組み、ジョージ・ルーカスアワード(グランプリ)の副賞を贈呈するスポンサーになれることを大変嬉しく思います。キュナードは、船旅の黄金時代と呼ばれる時代から今日まで、著名な俳優から脚本家、監督に至るまで、数多くのハリウッドのスターたちにご乗船いただき、長きに渡り関係を続けてまいりました。2017年には「ザ・グレイテスト・ショーマン/The Greatest Showman」をキュナードの客船クイーン・メリー 2のニューヨーク停泊中に世界に先駆けてプレミア上映を行い、船上で映画試写会を開催した初のクルーズ会社となりました。私たちは時代を超えたストーリーテリングの力に大きな情熱を注いでいます。船内には映画ファンのための専用スペースを設け、忘れられないひとときを提供しています。ショートショートフィルムフェスティバル & アジアとのパートナーシップにより、クリエイティブな才能にあふれ、次世代にインスピレーションを与える人々を称えられることを楽しみにしています。
【ショートショートフィルムフェスティバル】
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア
代表 別所哲也
SSFF & ASIA には毎年約5,000点ものショートフィルムが世界各国から集まります。その中から選び抜かれたトップ・オブ・ザ・トップである、グランプリ=ジョージ・ルーカスアワードを受賞するのはまさに未来の映画界をリードするフィルムメイカーです。米国アカデミー賞公認の映画祭として、2016年にはグランプリ作品が見事オスカーを獲得。映画祭ではショートフィルムからそのキャリアをスタートした世界的マエストロ、マーティン・スコセッシ、ヴィム・ヴェンダース、ティム・バートンらの作品上映も行ってきました。キュナードとのパートナーシップにより、才能あふれる若きフィルムメイカーたちに大きな夢や期待を提供できることを大変うれしく思っています。どんな未来が待っているのか、前途多望な冒険への船出を応援する映画祭とキュナードの取り組みに、ぜひ多くのフィルムメイカー、サポーター、オーディエンスの皆さんも一緒にワクワクしてもらえたらと思います。
■ショートショートフィルムフェスティバル & アジアとは
米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優 別所哲也が、米国で出会った「ショートフィルム」を、新しい映像ジャンルとして日本に紹介したいとの想いから1999年にアメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル創立。2001年には名称を「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」とし、2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定されました。また同年、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を目的とし、同年に 「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF ASIA 共催:東京都)」が誕生し、現在は 「SSFF & ASIA」を総称として映画祭を開催しています。2018年には、映画祭が20周年を迎えたことを記念し、グランプリ作品はジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」となりました。 2019年1月には、20周年の記念イベントとして「ショートショートフィルムフェスティバル in ハリウッド」が行われ、2019年の映画祭より、ライブアクション部門(インターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパン)およびノンフィクション部門の各優秀賞4作品が、2022年からはアニメーション部門の優秀賞を含む5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる権利を獲得しました。SSFF & ASIAは映画祭を通じて引き続き、若きクリエイターを応援してまいります。
2024年2月29日(サウサンプトン、英国)新造船クイーン・アンの初航海まで3か月弱に迫ったこの日、キュナードは同船に乗船されるお客様にお届けする高級ショップの一部を公開しました。
世界で最も象徴的なラグジュアリー・クルーズラインであるキュナードは、高級時計メーカーのブレモンからフランスのファッションハウス、シャネルのビューティー部門まで、新造船にお目見えする115の有名ブランドからなるユニークなコレクションを発表しました。
その中には、ヒューゴボス、ライシュマ、チャペル・ダウン、ウィッタード、886ロイヤル・ミントなど、キュナードにとって初めてのパートナーシップとなる27のブランドが含まれます。英国初の王室御用達ジュエラーであるガラードも、キュナード船に初めてショップをオープンします。
ウォルポール加入ブランドの慎重な厳選に加え、クイーン・アンは洋上のショッピングセラピーの新時代をも先導します。キュナードは2019年、英国の公式ラグジュアリー企業団体ウォルポールに加入しました。
ショップスペースにはシビル・ド・マージェリー氏の画期的なデザインが採り入れられ、冒険心をかき立て好奇心をそそるよう設けられた曲がりくねった通路が特徴です。これにより、お客様は直感的に各エリアを通り抜け、1つのカテゴリーから別のカテゴリーへとスムーズに移動することができます。
船上での体験
魅力的なジュエリー、洋服、アクセサリー、ギフトなどを取り揃えた、美しい海の景色を望む明るい照明のブティックから、環境への配慮の好例として厳選されたデザイナーズブランドの中古アクセサリーを扱う店舗まで、クイーン・アンは、商品をより身近に感じていただけるようデザインされた複数の注目スペースをご用意しています。
グランド・ロビー・ブティックは、高級ジュエリーブティック、ガラードの洋上初の店舗や、クイーン・アンのユニークな品揃え、エクスペリエンス・ラウンジなど、ショッピングセラピーに最適な究極のスポットです。
このユニークな品揃えは、38の陳列ケースを備えたまったく新しいコンセプトで、スタイリッシュで魅力的な旅を讃えるさまざまなラグジュアリーブランドから厳選された逸品が展示されています。
ロタンダに位置するこのユニークなギャラリーでは、シャネルやブレモンなど、キュナードのパートナーブランドから集めた収集品、ジュエリー、ファッション、アート作品を360度にわたって展示しています。ラグジュアリー・クルーズラインであるキュナードのアーカイブから初めてお目見えする貴重な品々もあり、これらはすべてご購入いただけます。
クイーン・アンが誇るワンランク上のショッピング体験のもう1つの目玉は、お買い物と飲食が一体化したスペース、エクスペリエンス・ラウンジです。ここは、船上でのアクティビティやイベントをスタイリッシュに盛り上げることができるスペースです。
より快適なお客様体験をお届けするため、クイーン・アンは、キュナードの客船で唯一の専属ショッピングホストを配備します。このパーソナル・ショッピング・コンシェルジュは、船上で購入可能な商品やブランドのストーリーに関する幅広い知識を持ち、お客様に実りのあるショッピング体験を提供します。
さらに、刻印やエンボス加工など、お客様のお好みに合わせてカスタマイズできるデスクも設置されます。
クイーン・アン
クイーン・アンの初航海シーズンでは、サウサンプトンから出発して、地中海、スカンジナビア、カナリア諸島、ノルウェーフィヨルドなど、16か国にある60以上のユニークな旅行先を訪れる旅程を取り揃えています。ヨーロッパで最も魅力的な古代都市も多く訪れます。
キュナード社長、ケイティ・マカリスターはこう語ります。「豪華な船旅とは、日常から離れ、人生を豊かにするユニークな体験に満ちた世界に浸ることに他なりません。私たちは、新造船クイーン・アンでそれを実現したいと強く望んでいます。そのため、私たちは全員、この船のワンランク上のショッピングサービスに大きく期待しています。これほど厳選された高級ブランドのコレクションを洋上で見つけたり、クイーン・アンのユニークな品揃えから魅力的な方法で伝統のブランドについて知ったりできる場所は他にはありません。」
2024年2月22日(サウサンプトン、英国)キャプテンズ・ログ・シリーズの最終回である第6回では、インガー・トーハウガ船長が、印象的な新造船クイーン・アンが海上試運転を成功させるという最新の節目を迎えた時の体験をシェアします。
今後数週間、船長は新造船のサウサンプトン到着に先駆けた最終準備に集中する予定です。私たちの新しい船は先日、試運転を完了しました。
2月、クイーン・アンは16日間にわたる大事な海上試運転で、さまざまな速度を試しました。
その結果、見事にテストに合格したことをご報告します。
数年にわたる複雑な造船プロジェクトの全行程と、計画とコンセプトを実現させた設計チームとパートナー造船所の優れた技術によって、同船はベニス~パレルモ間の往復という重要な航海を成功させることができました。
これはキュナードにとって感動の瞬間でした。
クイーン・アンの艤装は、造船会社フィンカンティエリの造船所で数か月にわたり行われました。
乗船するたび、私は数百人の請負業者、数キロメートルにわたるケーブル、溶接、騒音、熱、強烈な作業用照明に迎えられました。
ですが、「ロープを放せ」という命令が出された瞬間にすべてが変わり、船はマルゲラの混み合った波止場からゆっくり出航しました。
やがてタグボートが離れ、クイーン・アンは初めて自力で前進しました。プロジェクトの感動的な節目でしたが、あまり長い時間味わうことはできませんでした。
その先には、全主要システムの点検、テスト、評価、修正という大きなプログラムが待ち受けていました。
推進システムに動力を与えるポッドから、操縦を助ける強力なバウ・スラスター、そして「水中の翼」とも言うべきスタビライザーまで、すべてについて極限の状態までテストを行いました。
また、これらの機械類をコントロールしている複雑な電子システムもすべて徹底的にテストし、必要な仕様と性能を満たしていることを確認しました。
それは膨大な作業量でした。
一番の目的は、全速前進から全速後進、急旋回、高速旋回、低速旋回、クラッシュ・ストップまで、さまざまな状況でどのように船が対応するかを見ることでした。
厳しいテストでしたが、これらの極限状況でのクイーン・アンのパフォーマンスは本当に印象的でした。
また、船をパレルモのドライドックに入渠させ、船体に塗装を施して新しい女王船を完成させるための努力を続けました。
マルゲラに戻りながらさらなるテストと検査が行われ、スケジュールを完了しました。おなじみの造船所の景色に戻るや否や、舷門が設置され、エンジニア、造船所の作業員、請負業者たちが再乗船しました。
現在は、4月に船の完成と納入に向けて、作業の最終段階に入っています。今後数週間のうちにクイーン・アンの乗組員が乗船します。
これは、プロジェクト全体でも非常にエキサイティングな部分です。キュナードの制服に身を包んだ乗組員の姿が、防護服を着た造船所の作業員よりも多く目につき始めると、サウサンプトンへの初航海の日が近づくのを感じます。
キュナードの旗の下で、クイーン・アンの歴史ある初航海を指揮するのを楽しみにしています。母港への初クルーズは、船上の私たち全員にとって非常に忙しいながらもエキサイティングな時間になると確信しています。
これまで、私が造船所からお届けしてきた「キャプテンズ・ログ」はおしまいとなります。
今後はクイーン・アンの最新情報をご覧ください。サウサンプトンでキュナード・ストーリーで次の章を発表できるのを心待ちにしています。
女王船のサウサンプトン到着…
2024年2月20日(サウサンプトン、英国)キュナードは、エキサイティングな2026年の新コースを発表。キュナードが企画した新しいコースをぜひご覧ください。ノルウェーフィヨルド、カリブ海の陽光、または世界中の活気あふれる都市に佇むご自分の姿を想像してみてはいかがでしょう。
世界各地の寄港地を巡る300以上の新しい船旅で、他では味わえない冒険に出かけましょう。キュナードはワールド・ボヤージからヨーロッパのショートクルーズまでさまざまな素晴らしい船旅をご用意、目的地を選ぶ究極の自由と無数の選択肢を提供いたします。
2026年のクルーズは、キュナード・ワールド・クラブの会員様には2024年3月5日(ワールド・ボヤージ)および6日(その他全クルーズ)より、一般のお客様向けには2024年3月7日より販売を開始いたします。
クイーン・アン
フランスのぶどう園からノルウェーフィヨルドまで。アフリカの原野からアジアの島々まで。クイーン・アンで、世界中のさまざまな寄港地を探訪しましょう。息をのむほど美しいインテリアと隅々まで配慮の行き届いたディテールが、お客様のあらゆるムードにぴったりの空間を演出します。さまざまな可能性を秘めたクイーン・アンの船上では、毎日さまざまな驚きが待っています。
白夜の夜には、ノールカップの夜の昼間のような明るさに驚いたり、108泊のワールド・ボヤージでタイムゾーンや大陸を横断する究極の海の冒険に出かけたり。レユニオン島のビーチでラムパンチを傾ける、アゾレス諸島のポンタ・デルガダからのツアーに参加して宝石のように輝くクレーター湖を眺めるなどもおすすめです。ラ・コルーニャへの寄港では、皆既日食を見る機会があります。ポート・エリザベスでは、サファリで野生のゾウに会えるかもしれません。
クイーン・メリー 2
仏領ポリネシアの緑豊かな風景。思わず目が釘付けになるアイスランドの間欠泉。ニュージーランドの美しいベイ・オブ・アイランズ。クイーン・メリー 2のクルーズで、世界中の忘れられない景色に出会う航海に出かけましょう。
クイーン・メリー 2は、雄大な海を航海するために作られた優雅な空間をお届けします。船上ではゆっくりとくつろぐための選択肢も多彩なエンターテイメントを多数揃えております。太陽の光が降り注ぐコナ(ハワイ)やマンサニヨ(メキシコ)への初寄港を含む108泊のワールド・ボヤージで、はるか彼方の大陸を訪ねてみませんか。あるいは、ケベック旧市街の17世紀の要塞を散策するのはいかがでしょう。今こそ待望の大西洋横断クルーズを実現しませんか。この象徴的な船旅にアイスランドとカナダへの寄港をプラスした新しいクルーズもご用意しております。パナマ運河クルーズをご希望の方は、弊社のフラッグシップがこの伝説的な運河を初めて通過する機会をぜひお見逃しなく。
クイーン・ヴィクトリア
名高いホワイトスター・サービスと最新のアメニティを完備したクイーン・ヴィクトリアのクルーズは快適で自由、そして何もかも簡単にできる新しい世界へ足を踏み入れたような気分を味わっていただけます。船旅の始まりはここから。航海日は新しい冒険に満ち、どの寄港地もお客様を待っています。
トロムソでのオーバーナイト・ステイでオーロラを探したり、ミコノス島でギリシャの島ののんびりとした生活を謳歌したり、カナリア諸島で1年中暖かい気候を満喫したり。クイーン・ヴィクトリアで行くキュナードの新しいクルーズは、お客様の旅に出たいという思いにお応えします。デッキからナルヴィクの山々を眺め、温かいホットチョコレートを片手にオーロラを探してみませんか。アマルフィ海岸では、その美しさに魅了されることでしょう。アムステルダムやイスタンブールといった賑やかな文化都市では、オーバーナイトの寄港で国際色豊かなナイトライフをお楽しみください。ヨーロッパクルーズでは、冒険のスリルと船上でののんびりしたペースの両方を満喫していただけます。
クイーン・エリザベス
透き通った海でひと泳ぎして、温かい砂浜を足に感じる。そんな夢のバケーションを過ごすなら、クイーン・エリザベスのカリブ海クルーズがぴったりです。船上では、プールサイドでカリブ海の陽光を浴びながら読書をしたり、インサイト・スピーカーから新しいことを学んだりしながら、ゆっくりお過ごしください。寄港地では、数百年の歴史を誇るラム酒蒸留所で新しい美味しいドリンクを試し、古代遺跡を訪れ、手つかずの自然が残るビーチでリラックス。陸にも海にも目を見張るような景色が待っています。思い切ってシュノーケリングに挑戦し、カラフルな海洋生物を観察しませんか。マイアミ発着のクイーン・エリザベスの往復クルーズではバルバドス、セントルシア、ジャマイカなどの港に寄港し、これらの地域を探訪できます。
あるいは、シアトルやサンフランシスコから出発して、有名なパナマ運河を通過する驚くようなクルーズをご希望ですか? 夢のような景色。新鮮な地元の味。象徴的な寄港地。クイーン・エリザベスの新しいクルーズで五感を刺激しましょう。
同船の新しい船旅は、冒険にもリラクゼーションにもぴったりの新しい旅先と一生の思い出をお約束いたします。太陽の光が降り注ぐデッキで、果てしなく広がる水平線を眺めながら、専任スタッフの比類なきホワイトスター・サービスを受けている姿を想像してみてください。プールサイドでは、グルメ料理からカジュアルなパブの定番料理、グリルしたてのハンバーガーまで多彩なメニューをお楽しみいただけます。航海日にはスパで究極のリラクゼーション、無数のマスタークラスで新しい才能を発見、あるいはキュナード・インサイトのスピーカーによる講演はいかがでしょう。夜はシアターでショーを鑑賞したり、専属ミュージシャンの音楽で踊り明かしたり、素敵な本を手に客室でゆっくりとくつろいだりと、思いのままにお過ごしください。
どの客船や目的地をお選びになっても、無限の可能性を秘めたクルーズが待っています。2026年のクルーズは2024年3月5日からオンラインでご予約いただけます。
2024年2月7日(サウサンプトン、英国)キュナードは、2024年1月の予約件数が、過去10年間の同等期間の中で最高を記録したと報告しました。
この期間中、ラグジュアリー・クルーズブランドのキュナードは過去10年間で最高だった期間の予約件数を25%上回り、年内および将来の両方のクルーズで需要が増加しました。
キュナードのケイティ・マカリスター社長は、「キュナードにとって真に画期的になるとみられる年を迎える準備を続ける中、素晴らしい1年のスタートを切ることができて大変嬉しく思います。キュナードは世界中のお客様に強くアピールしており、新造船クイーン・アンでのヨーロッパ全土のクルーズは特に人気です」と述べています。
2024年2月5日(サウサンプトン、英国)新造船クイーン・アンの華やかな命名式は、キュナードの心の故郷*で行われることになりました。
同イベントは6月3日(月曜日)、リバプールの世界的に有名なマージー川のウォーターフロントで、英国周遊フェスティバルクルーズの初航海の最中に行われます。
キュナードにとって記念すべき日のホストは、ロックバンド・バステッドのマット・ウィリスと有名なテレビ司会者である妻エマです。イギリスのポップカルチャーのパワーカップルは、イベントの参加者に向けた特別なメッセージを録画しました。
クイーン・アンの命名式
クイーン・アンは、日の出の直後にマージー川に到着する見込みです。これは14泊の限定クルーズで最も待望の寄港となるでしょう。
船の到着に合わせ、1840年にキュナードが他に先駆けて大西洋横断サービス(および旅客の輸送そのもの)を開始した都市、スリー・グレイシズの中心的存在として象徴的なキュナード・ビルディングが建っている都市への特別な表敬行事が予定されています。
5月24日、14泊の英国周遊フェスティバルクルーズはサウサンプトンを出航し、エディンバラ(サウス・クイーンズフェリー)、インバーゴードン、グリーノック、ベルファスト、リバプールに初寄港します。クルーズにご乗船のお客様は、リバプールで特別イベントの命名式に参加できます。イベント後は夜遅くに華々しく出航し、コーヴに寄港してからサウサンプトンに戻ります。
正式な命名式は、現在イタリアで完成に近づきつつあるクイーン・アンのお祝いのハイライトとなります。
リバプールで開催されるこのイベントでは、川沿いのピアヘッド、ウィラル半島のニューブライトンとシークームの間、セフトンにあるフォームビーとクロスビーのビーチといった見晴らしの良い場所に数万人の観客が集まると予想されています。世界中にライブ中継もされるため、世界の注目が再びキュナードのイベントに集まることになります。
キュナードはこれまでも100万人以上の観客をマージー川の岸辺に集めたイベントを2回開催しています。1回目は1990年7月、有名なクイーン・エリザベス 2の初寄港記念イベントで、2回目は2015年、最も有名なクルーズ船の誕生175周年を祝いキュナード・ビルディングの前に3隻の女王船が集合した「ロイヤル・ランデブー」です。
英国周遊フェスティバルクルーズ
このクルーズにご乗船のお客様は、キュナードの歴史に残るまたとないイベントにご参加いただけます。このイベントでは、有名なオリジナルのキュナード・ビルディングが中央に建つ世界的に有名なリバプールのピアヘッドで、驚きに満ちた数々のお祝いが企画されています。
キュナードの心の故郷に初寄港するクイーン・アンの命名式に伴い、数々の著名なエンターテイナーが思い出に残るライブパフォーマンスを繰り広げます。
14泊の英国周遊フェスティバルクルーズは5月24日にサウサンプトンを出発し、グリーノック、ベルファスト、コーク、リバプールに初寄港します。エキサイティングな船上体験も多数取り揃えており、英国とアイルランドの最高の海岸をお楽しみいただけます。リバプールでのイベントは、キュナードにゆかりの深い街の歴史あるウォーターフロントでの開催ということもあり、かけがえのない思い出となるでしょう。
キュナードのケイティ・マカリスター社長は次のように述べています。「キュナードとリバプールとの間には深い絆があります。キュナードの創設者サミュエル・キュナード卿が1840年に大西洋横断航路を開始した場所であり、私たちの新造船を正式に命名する場所としてこれほどふさわしい場所はありません。クイーン・アンはキュナードの次世代を担う豪華客船として、ラグジュアリー、洗練さ、華やかさという弊社のコアバリューを進化させながら、隅々まで息をのむような瞬間をお届けします。リバプールはキュナードの心の故郷として世界中に知られています。リバプールへの初寄港でクイーン・アンを間近にご紹介できるのをとても楽しみにしています。」
リバプール市議会議長のリアム・ロビンソン議員は次のように語っています。「リバプールがクイーン・アンの正式な命名式の場所として選ばれたことを大変光栄に思います。リバプールとキュナードは豊かな歴史を共有しています。この世界的に有名なクルーズラインの創業地であり、2015年に3隻の女王船がマージー川に集まったイベントは、今でも多くの人々の記憶に残っています。今回の命名式も、リバプールに再び注目が集まり、この街の海運の魅力を紹介できる、名誉ある国際的なイベントとなるでしょう。命名式は壮大な光景になると予想されます。リバプールとキュナードの歴史の1ページを刻むこのユニークな瞬間に立ち会いたいという大勢の人々がウォーターフロントに集まるでしょう。」
クイーン・アンのリバプール寄港日時、アクティビティ、観客情報の詳細については、追って公開いたします。
2024年1月23日(サウサンプトン、英国)キュナードは、世界的に知られるファッション&ビューティー雑誌と提携し、クイーン・アンに乗船されるお客様限定の総合ウェルネスプログラムを考案いたしました。
ラグジュアリー・クルーズラインのキュナードは、世界で最も長い歴史を誇る一流ファッション、ビューティー、ライフスタイルの出版社であるUK版『ハーパーズ バザー』と共同で、5月3日に初航海に出航する乗客定員数3,000名のクイーン・アンに乗船されるお客様向けに3つの贅沢なスパパッケージを考案しました。
ハーパーズ バザー・ウェルネス・アット・シーの各パッケージは、お客様に心身ともにリフレッシュして目的地に到着していただけるよう、デトックス、エナジャイズ、リラックスのいずれかをテーマとした3日間の充実したプログラムからなります。
それぞれUS$629の追加料金でお楽しみいただけるこの3日間のプログラムは、厳選されたスパトリートメント、エレミスの各種製品、クイーン・アンのザ・パビリオン・ウェルネス・カフェの栄養バランスのとれたユニークなダイニングオプションを揃えています。
ハーパーズ バザー・デトックス・ジャーニーは、クリーンな生活習慣を復活させるもので、クリオボディ・デトックスとボディスカルプティング・トリートメントが含まれます。ハーパーズ バザー・エナジャイズ・ジャーニーは、マインドフルな食習慣、マッサージ、ムーブメントをミックスさせたもので、竹のマッサージが含まれます。ハーパーズ バザー・リラクゼーション・ジャーニーには、疲労回復効果のあるソルトストーン・マッサージなど各種の癒しのトリートメントを通して神経系をリセットします。
各パッケージには、プログラムの効果をさらに高めるエレミス製品も含まれています。
クイーン・アンは、キュナード船の中でも最も幅広いフィットネス、ビューティー、サーマル、スパ施設を完備する予定であり、このパートナーシップは、受賞歴のあるキュナードのウェルネスとエンリッチメントをさらに飛躍させるものとなります。
クイーン・アンのウェルネス
一新したクイーン・アンのマレール・ウェルネス&ビューティーは、洋上のウェルビーイングの新しい時代を予感させます。このコンセプトは、輝く光が海を内側から照らすように、身体の内側から輝きを感じられる、豊かなウェルネス体験をお届けすることを目指しています。
クイーン・アンで最も目立つウェルネススペースの1つ、ザ・パビリオンは、トップデッキにあるのどかなオープンエアのオアシスです。ガラスのドーム型屋根は、暖かい日には格納できるよう特別にデザインされています。美しいガラス張りの家から着想を得たこの空間は、読書に没頭したり、日中はプールでひと泳ぎし、夜は新しい友人と歓談するのに理想的なスポットです。
ハロッズとクラリッジスのデザインで有名なデヴィッド・コリンズ・スタジオがデザインを手がけた多目的スペースには、複数のウェルネスの要素が取り入れられています。また、日の出から日没までオープンしている、フィットネス愛好家にぴったりのトップデッキのウェルネススタジオや、旬の食材を使った、食欲をそそる栄養たっぷりの多彩なお料理をお楽しみいただけるスペシャリティ・レストラン、ザ・パビリオン・ウェルネス・カフェも併設しています。
パリを象徴するルーヴル・ピラミッドの設計をサポートした著名な建築家、マーティン・フランシスが再設計を手がけたガラスドームは、洗練されたアーチ型のスチールフレームによって高さを出し、日光もたっぷり入るよう設計されています。新しいウェルネススタジオは、頭上から船尾に向かって伸びるガラスドームによって広々とした空間が作り出されています。スパもまた、お客様一人ひとりに合わせたさまざまな体験ができる心休まるサンクチュアリーです。洋上初のクリオボディ・トリートメントや、ヒマラヤ岩塩のサウナとコールドルームによる心と体と精神のリフレッシュなどをお楽しみいただけます。
クイーン・アンのウェルネス・カフェ
ザ・パビリオン・ウェルネス・カフェは、朝食、ランチ、日中のお食事にご利用いただけます。植物由来の食材や持続可能な方法で調達した肉、乳製品、魚介類がもたらす活気を称えるお料理をご用意いたします。また、クイーン・アンでは、キュナード船の中で最も幅広い品揃えの低アルコールおよびノンアルコールドリンクもご提供する予定です。ザ・パビリオン・ウェルネス・カフェでは、体にいいスムージー、ショット、コールドプレスジュースを種類豊富に取り揃えます。
抗酸化物質を豊富に含んだ抗炎症効果のあるメニューには、スイカ、パイナップル、グレープフルーツで作るトロピカル・ニュートリクエンチ、新鮮なターメリック、根ショウガ、黒コショウの実、フェンネルシード、ハチミツ、絞りたてのレモンが入ったピック・ミー・アップ・エリクシールなどがあります。コンブチャ・ベリーニやキノット・スプリッツなど、アルコール度数を抑えたカクテルもメニューに含まれます。
キュナードのケイティ・マカリスター社長は次のように述べています。「ウェルネスは現代のラグジュアリーな船旅にとって重要な要素です。私たちは、UK版『ハーパーズ バザー』とのコラボレーションにより、クイーン・アンのウェルビーイングをアップグレードできることを大変嬉しく思います。このパートナーシップにより、総合的なウェルネスプログラムの一環として、真に贅沢なトリートメント、専門家によるマスタークラス、カスタムメイドの健康ガイドを提供、究極のウェルビーイング体験をお届けします。ウェルネスは、クイーン・アンでの体験の基本要素となります。この体験では、心と身体、精神を育みながら、贅沢な旅を存分にご満喫いただけます。お客様の心身の活性化が、当船での思い出深い旅の一部となることを願っています。」
ハーストUKのラグジュアリー・ポートフォリオ・ディレクター、シャロン・リッジウェイ・デイビス氏は、「『ハーパーズ バザー』は、世界で最も長い歴史を誇るファッション雑誌で、150年以上にわたってラグジュアリーの代名詞となっています。キュナードとの提携により、特別に企画したハーパーズ バザー・ウェルネス・アット・シーをクイーン・アンにご乗船のお客様にご提案できますことを大変光栄に思います。ワンランク上のウェルネスプログラムはどれもお客様のお肌、身体、心を活性化するよう厳選され、究極のウェルビーイングの休日をお届けします」と語ります。
ハーパーズ バザー・ウェルネス・アット・シー・パッケージはマイキュナードからご予約できるようになりました。船上でもご予約いただけます。
キュナードとUK版『ハーパーズ バザー』との新たなウェルネス・パートナーシップについての詳細は、www.cunard.com/harpersbazaarをご覧ください。
2024年1月10日(サウサンプトン、英国)
ラグジュアリー・クルーズラインのキュナードは、数々の賞に輝く*エンリッチメント・プログラムを2024年に向けて展開し、これまでで最も種類豊富なインサイト・スピーカー・プログラムを企画することを発表しました。
ラグジュアリーな船旅をリードする同社は、エンリッチメント・プログラム「キュナード・インサイト」で世界的に知られており、著名な作家、探検家、映画監督、その他の著名な専門家が洋上でお客様を刺激し楽しませています。
2023年にはキュナード全船で322名のインサイト・スピーカーを迎えましたが、2024年には430名以上がステージに上る予定で、これまでで最大のラインナップとなります。
これはつまり、キュナード全船にわたりこれまで2,000を超える特別トークが開催され、お客様の想像力をかき立て新たな視点を呼び起こしてきたことになります。5月3日からは、新たにクイーン・アンがこのラインナップに加わります。
クイーン・エリザベス
クイーン・エリザベスにご乗船のお客様は今年、アラスカを存分にご体験いただけます。有名な探検家や経験豊かな冒険家が功績の数々を紹介し、船旅にユニークな学びの機会を提供します。また文化遺産ガイドによるアラスカ先住民の声の特集もあります。
特に、調査ジャーナリストであり英国のテレビでおなじみのロス・ケンプ氏が9月にインサイト・スピーカーの講演を予定しており、アフガニスタンやアマゾンでの滞在時の逸話や、世界有数の危険なギャングを追跡した話について語っていただけることをキュナードが明らかにしました。また、今シーズンには伝説的な登山家、ケントン・クール氏も登場します。
クイーン・アン
クイーン・アンの初航海シーズンでは、サウサンプトンから出発して、地中海、スカンジナビア、カナリア諸島、ノルウェーフィヨルドなど、16か国にある60以上のユニークな旅行先を訪れる旅程を取り揃えています。ヨーロッパで最も魅力的な古代都市も多く訪れます。
また、マスターシェフの審査員でありグルメ愛好家のグレッグ・ウォレス氏、MBEの称号を持つ著名な歴史家ダン・スノー氏、そして大人気のスポーツプレゼンター、クレア・ボールディング氏など、輝かしいキャリアを積んだゲストたちがそれぞれの話題で楽しませてくれる予定です。
2024年1月4日(サウサンプトン、英国)
キュナードは、ル・ガヴローシュによる洋上レストランシリーズを今年もお届けします。ミシュラン2つ星を獲得したシェフ、ミシェル・ルー氏がロンドンのこの象徴的レストランをクイーン・アンとクイーン・メリー 2に再現します。
定評あるシェフのミシェルは今月、メイフェアの人気店舗を閉店する予定ですが、キュナードの2024年のエキサイティングなフィヨルドクルーズ4回において、ル・ガヴローシュの4つの洋上レストランを統括します。
この特別なシリーズはノルウェー水産物審議会との提携により、6月2日にハルダンゲルフィヨルド・クルーズに出発するキュナードのフラッグシップ、クイーン・メリー 2船上のル・ガヴローシュ・アット・ザ・ベランダからスタートします。
この5泊だけの洋上レストランは追加料金でお楽しみいただけます。毎晩60名様までの限定で、ミシェル自慢のシーフード料理やワンランク上の味わいの定番料理の数々をお届けします。
5品コースのテイスティングメニューは、海の幸をふんだんに盛り込み、最高食材を使ってエレガントに仕上げられます。
ミシェルは続いて8月4日、クイーン・メリー 2のハンブルグ発着のフィヨルドクルーズに乗船し洋上レストランの2回目を監修します。
同月の8月11日にはキュナードの新造船クイーン・アンに乗船し、ノルウェーのスタヴァンゲル行きクルーズで5夜にわたりル・ガヴローシュ・アット・サー・サミュエルズを指揮し、グルメ体験をお届けします。この特別なダイニング体験は、毎晩50名様までご利用いただけます。
4回にわたるノルウェークルーズの洋上レストラン特別体験の最後は9月1日、ハウゲスン行きのクイーン・アンのクルーズで締めくくります。
このクルーズの期間中、ミシェルはロイヤル・コート・シアターにもインサイト・スピーカーとして登場します。ホスピタリティ業界における40年以上の輝かしいキャリアについて紹介してくれます。
このニュースは、ミシェルがクイーン・アンのクイーンズ・グリルとプリンセス・グリルの特別ガラメニュー、およびキュナードの新造船に設置されるゴールデン・ライオン・パブのために洗練されたパブの人気メニューを揃えた新メニューを考案するという、8月の発表に続くものです。
キュナードのケイティ・マカリスター社長はこう述べています。「ル・ガヴローシュ・アット・シーを特別に開催し、ミシェル・ルー氏とのエキサイティングなパートナーシップを継続できることを大変光栄に思っています。ミシェルがワンランク上の美食ダイニングをお届けするように、キュナードもワンランク上のラグジュアリーな船旅をお届けします。伝統的なノルウェー料理に敬意を表する彼の革新的なアプローチは、いつまでも思い出に残り、文化にあふれる体験を提供するという弊社の努力と見事に一致しています。」
ミシェル・ルー氏は「キュナード船にル・ガヴローシュを持ち込み、才能と情熱あふれるシェフたちと再会して、ノルウェー料理の神髄にヒントを得たメニューを創ることができるのは、この上ない栄誉です。ノルウェーの食の伝統は、さまざまな味の融合にあります。キュナードとともに、サー・サミュエルズとザ・ベランダの素晴らしいダイニング体験にこれらの要素を織り込むのを楽しみにしています。ノルウェー水産物審議会との継続的なパートナーシップのおかげで、すべての料理においてノルウェーの自然の美しさを伝えることができます」と述べています。
ミシェル・ルー氏が乗船する2024年のクルーズの詳細については、こちらのウェブサイトをご覧ください:
2023
(2023年12月12日 - サウサンプトン、英国)
冒険好きの方にとって、2025年に思い出に残る船旅を楽しむチャンスです。キュナードが待望の2025年アラスカシーズンのスタートを発表しました。
ラグジュアリー・クルーズラインのキュナードは、6月12日から9月25日まで、クイーン・エリザベスで行く7泊から11泊のシアトル発着アラスカクルーズを11回ご提供いたします。
キュナード・ワールド・クラブ会員様限定のご予約は本日12月12日午後2時(グリニッジ標準時)より承ります。一般のお客様のご予約は明日12月13日午後2時より開始いたします。
客室からホエールウォッチングをしたり、下船して「グレートランド」を観光したり。クイーン・エリザベスでしかできないユニークなアラスカクルーズの機会と想像を超えるインスピレーションの世界をご体験いただけます。文化遺産ガイドを含むアラスカ先住民の声を船上にお迎えするほか、全クルーズでナチュラリストによるデッキ上での特色ある解説もお楽しみいただけます。アラスカの雄大な風景と地元の文化をここまでご満喫いただけるのは、キュナードのクルーズならではです。
出発は深夜0時を過ぎるため、カラフルなトーテムポールが立ち並ぶケチカンや、国家歴史登録財に指定されている22棟の建物があるシトカなど、アラスカの港町を観光する時間がたっぷりあります。
この美しい地域を観光するなら、まさに感動的なハバード・グレイシャーは見逃せません。アイシー・ストレート・ポイントでは、ホエールウォッチングやスリル満点の世界最大のジップラインを満喫できます。
一方、ユネスコの世界遺産に登録されているグレイシャー・ベイ国立公園の氷に覆われた山々やそびえ立つ氷河は、間違いなくアラスカクルーズのハイライトになることでしょう。ジュノー、スカグウェー、トレイシー・アーム・フィヨルド、エンディコット・アーム、ハバード・グレイシャーなどへも寄港します。
クイーン・エリザベスの船上でも、アラスカにたっぷり浸れる体験がお客様をお待ちしています。有名な探検家や経験豊かな冒険家が功績の数々を紹介し、船旅にユニークな学びの機会を提供します。今シーズンは、伝説的な登山家ケントン・クール氏、スキーで南極点到達を果たした恐れ知らずのプリート・チャンディ氏、そして有名な野生動物の映像製作者ダグ・アレン氏などをお迎えします。彼らの豊かな経験はきっと各クルーズに色を添えてくれることでしょう。2025年は、さらに魅力的なプログラムが勢揃いすると期待されます。
キュナードのケイティ・マカリスター社長は次のように述べています。「シアトルからアラスカへの新しい周遊クルーズをお客様にご提供できることを大変嬉しく思います。お客様からの強いご要望により、キュナードは夏の間中アラスカのクルーズをお届けし、お客様にこの地域の野生生物に触れ、素晴らしい都市を訪れていただけるようになりました。この感動的な旅行先を心ゆくまでご満喫いただけるよう、港の寄港時間も延長しています。」
アラスカの文化をさらに深く掘り下げていただけるよう、船上では周囲を囲む息をのむほど美しい環境の中で地元の海と山の幸を味わえるダイニング体験と、アラスカの氷河の風景からヒントを得たカクテルをお楽しみいただけます。
キュナードの2025年アラスカクルーズの一覧は、https://www.cunard.com/ja-jp/cruise-destinations/alaskaをご覧ください。
(2023年12月6日 - サウサンプトン、英国)
キュナードは、クイーン・アンの初テーマクルーズを発表しました。このクルーズでは、同船の初航海となる英国周遊クルーズに合わせて、特別な英国周遊フェスティバルが開催されます。
このユニークな航海はキュナードの新たな1ページのスタートとなり、お客様にはその歴史の一部になれるチャンスがあります。クイーン・アンの初航海は2024年5月24日にサウサンプトンから出発し、英国とアイルランドをクルーズします。これはまさに歴史的で、またとない英国周遊クルーズとなります。
14泊の周遊クルーズでは、キュナードの心の故郷リバプール、活気あふれるベルファスト、壮観のハイランドの断崖、目を見張るようなスコットランドの海辺など、英国の海岸の魅力を余すところなく網羅します。
船上では、英国とアイルランドの華麗な特別エンターテイメントプログラムで著名なパフォーマーと交流したり、インサイトプログラムで専門家のゲストスピーカーと談話を楽しみ、ブリテン諸島の豊かな伝統と自然の驚異をともに称えたりできます。
キュナードのケイティ・マカリスター社長は次のように述べています。「キュナードは、新造船のお祝いとして、英国とアイルランドのとびきりの魅力をご紹介する英国周遊フェスティバルクルーズを発表いたします。クイーン・アンの到着をお祝いしたいお客様にとっては、クリスマスが一足先にやって来たような嬉しさでしょう。クイーン・アンの初航海は、まさに歴史的なクルーズとなります。キュナードをご愛顧いただいている多くのお客様が、この象徴的な船旅を心待ちにしていることでしょう。」
クイーン・アン
クイーン・アンで、夢のバケーションをお楽しみください。キュナードラインに新たに加わった船のデザインコンセプトは、伝統、職人技、スタイル、ストーリーテリング、イノベーションに根ざしています。重量113,000トン、14のデッキに3,000人までのお客様をお迎えできるこの船は、いくつもの息をのむほど美しい体験や、これまで以上のエンターテイメント、ダイニング、バーの選択肢をお届けします。
また、洋上のウェルビーイングの新しい時代を予感させる一新されたマレール・ウェルネス&ビューティーを含め、キュナード船の中でも最も幅広いフィットネス、ビューティー、サーマル、スパ施設のセレクションを揃えています。
クイーン・アンの初航海シーズンでは、サウサンプトンから出発して、地中海、スカンジナビア、カナリア諸島、ノルウェーフィヨルドなど、16か国にある60以上のユニークな旅行先を訪れる旅程を取り揃えています。ヨーロッパで最も魅力的な古代都市も多く訪れます。
クイーン・アンは5月3日、ラ・コルーニャとリスボンへの7泊の初航海に出発します。
英国周遊フェスティバルクルーズの詳細については、cunard.com/british-isles-festival-voyageをご覧ください。
(2023年9月18日 - サウサンプトン、英国)
キュナードは、スペースXのスターリンクを全船に導入するのに伴い、新しいWi-Fiサービスを開始すると発表しました。
LEO(低軌道)衛星技術のリーダー的存在であるスターリンクは、キュナード船でより多くのキャパシティを提供し、さらに高速で信頼性の高いWi-Fi接続によって写真や動画の共有、映画のストリーミング、その他のコンテンツの閲覧を実現します。
キュナード船へのスターリンクの導入は2023年6月にスタートし、2023年末までに、クイーン・メリー 2、クイーン・ヴィクトリア、クイーン・エリザベスの公共スペースおよび客室にてサービスをご利用いただけるようになります。
キュナードの新造船クイーン・アンでは、2024年5月にこのサービスを開始いたします。
キュナードのケイティ・マカリスター社長は次のように述べています。「思い出に残るひとときをご友人やご家族と共有することは、どのような休暇にも欠かせないもの。新たに発見した目的地から出航する時の夕日の写真をアップロードしたり、ご自宅周辺のニュースやライブイベント、コンテンツをキャッチしたり。スターリンクがあれば、お客様も乗組員の皆さんもより簡単につながりを保つことができます。」
またスターリンク商用販売担当部長ジョナサン・ホフェラー氏は、次のように述べています。「高速インターネットは、ご自宅にいてもご旅行中でも、現代のライフスタイルに欠かせない存在です。キュナードのお客様と乗組員の皆さんが、世界中のどこからでも、船上でより充実したWi-Fiサービスをご利用いただけるようになることを大変嬉しく思います。」
キュナードに関する詳細やクルーズのご予約は、キュナードの公式サイトをご覧ください。
(2023年8月8日 - サウサンプトン、英国)
キュナードはミシュラン2つ星シェフ、ミシェル・ルー氏との特別パートナーシップを発表しました。
ミシェル・ルー氏はキュナードの料理開発シェフとともに、新造船クイーン・アンのクイーンズ・グリル・レストランの特別ガラメニューおよびゴールデン・ライオン・パブの新メニューを考案します。
現在開発中の新しいメニューには、シェフが考案した洗練されたパブの人気料理が並ぶ予定です。メニューはまず2024年5月にクイーン・アンで紹介され、年の後半に他の船にも導入されます。
新しいダイニング施設
クイーン・アンには味和、アランヤ、サー・サミュエルズ、トラモントの4つのレストランも設置される予定で、お客様により幅広い選択肢をお届けできます。
ラグジュアリー・クルーズラインの新造船に登場するこれらオリジナルレストランのうち3つは、メインダイニングの代替オプションとしてご利用いただくことができ、クルーズ料金に含まれているトラモントとゴールデン・ライオン・パブのランチとディナーのオプションを補完します。
キュナードの新しいコンセプトである味和では、寿司やアラカルトメニューなど、旬の素材を活かした創作日本料理をランチとディナーにお楽しみいただけます。夜には、特別おまかせメニューも用意しています。
キュナードが新たな味の方向性を追求したアランヤは、知識豊富な専門家が厳選したメニューで、スパイス豊かなインドの味をお届けします。バラエティ豊かな味から、壮大な景色を眺めながらお食事ができる床から天井までの窓などの贅沢なインテリアまで、五感を刺激するダイニング体験をお届けします。
高級ステーキハウスの典型ともいえるサー・サミュエルズでは、最高級のイギリス産およびオーストラリア産のビーフとシーフードを、極上のワインプログラムとともにお楽しみいただけます。産地を吟味して選ばれた最高級ステーキは、完璧な焼き加減に仕上げられます。バラエティ豊かなビーフのオプションのほか、海鮮料理も豊富に取り揃えています。すべての農産物は責任ある方法で調達され、新鮮なままテーブルに運ばれます。
トラモントは、太陽が輝く地中海の海岸にお客様をお連れします。新鮮な風味にあふれるメニューをご用意し、暖かい夏の夕べには沈む夕日を眺めながらアルフレスコ・ダイニングをお楽しみいただけます。
また、キュナードのブリタニア・クラブ・レストランのうち最大サイズの2層吹き抜けのブリタニア・レストランから、豪華な内装のプリンセス・グリルとクイーンズ・グリルまで、客室タイプごとのレストランもご利用いただけます。
キュナードのアンガス・ストラザーズ上級副社長代理は、
「2024年にクイーン・アンでご提供するお食事の内容を皆様にお知らせできることを大変嬉しく思います。 キュナードは質の高いダイニングオプションで有名です。さまざまな料理の分野で頂点に立つシェフとのコラボレーションにより、幅広いメニューをお客様にご提供いたします。日本の最高の味をお届けする新しい寿司・日本酒バー、トラモントでのアルフレスコ・ダイニング、ゴールデン・ライオンのパブ料理まで、どなたにもご満足いただける料理が揃っています」と述べています。
ミシェル・ルー氏はこう付け加えます。
「新造船クイーン・アンの初航海が刻々と近づく中、才能と情熱あふれるキュナードの料理開発シェフたちと一緒に仕事をすることができて大変光栄です。思い出に残るダイニング体験作りには、上質な食材とエレガントな盛り付けの組み合わせ以上に優れたレシピはないと私は考えます。キュナードのお客様に、さらに上質に生まれ変わったパブの伝統料理をまもなくご紹介できることを楽しみにしています。」
キュナードに関する詳細やクルーズのご予約は、キュナードの公式サイトをご覧ください。
(2024年7月10日 - サウサンプトン、英国)
来年は美食、アート、エンターテイメントの才能あふれる人々と一緒に航海しませんか。好評を得ているキュナードのテーマクルーズの2024年クルーズが本日発売開始となります。
新たに発表された7つのテーマクルーズのうち4つはキュナードのフラッグシップであるクイーン・メリー 2で開催され、スタイリッシュな大西洋横断クルーズをお楽しみいただけます。その他の3つは2024年初頭、クイーン・エリザベスのオーストラリアおよび日本行きクルーズで開催されます。
6月には、ご好評にお応えして「洋上のロンドンシアター」が帰ってきます。毎年ロンドンでキュナードが支援しているオリヴィエ賞との提携により、8泊の東廻り大西洋横断で開催されるミュージカルシアターです。このユニークな航海では、大英帝国勲章叙勲のジュリアン・バード氏の監修による実践型演技ワークショップ、興味深い舞台裏トーク、受賞歴のあるパフォーマンスをお楽しみいただけます。
また、2024年11月には「洋上の文学フェスティバル クルーズ」が再び開催されます。西廻り大西洋横断クルーズで行われるこの7日間の刺激的な文学イベントは、キュナードも毎年支援する『タイムズ』および『サンデー・タイムズ』のチェルトナム文学祭のプログラムチームが監修しており、読書好きの方は文学に浸れる絶好のチャンスです。各「洋上の文学フェスティバル」には20名を超える著名な作家が参加し、過去にはイアン・ランキン氏、ヴィクトリア・ヒスロップ氏、サイモン・アーミテージ氏などをお迎えしました。
2024年はこれまでと違い、キュナードのフラッグシップであるクイーン・メリー 2が8月にニューヨーク~サウサンプトン間の400回目の大西洋横断に出航するという歴史の一幕を祝うユニークな機会に恵まれます。これは、キュナードの歴史が始まった1840年当時と変わらず、今も象徴的な船旅です。
2024年はまた、著名なマエストロ、アンソニー・イングリス氏の指揮による壮大なキュナードのナショナル交響楽団クルーズの15周年記念でもあります。10月に出航する、ニューポートとボストンを経由するこのユニークな9泊の東廻り大西洋横断では、昼間は合唱団とのリハーサル、夜はロイヤル・コート・シアターでのクラシックコンサートをお楽しみいただけます。
2024年1月には、画期的なスポーティング・グレート&ウェルネス・クルーズがクイーン・エリザベスの船上で開催されます。伝説的なクリケット選手のブレット・リー氏や有名ゴルファーのカリー・ウェブ氏など、オーストラリアを代表するスポーツ界のスーパースターたちと一緒にクルーズできるチャンスです。
1月はオーストラリア グルメクルーズもクイーン・エリザベスで開催されます。数々の賞に輝くシェフ、カレン・マルティーニ氏を含む特別ゲストがステーキハウス・アット・ザ・ベランダを指揮するこのクルーズは、食とワインの世界への忘れられない旅になることでしょう。
5月のビッグバンド・ボール・クルーズは、ダンスや音楽が大好きな人々で賑わいます。この9泊の周遊クルーズでは、魅力的な日本の港を巡りながら、華麗なスウィング時代を祝います。世界的に有名なボーカリスト/ピアニスト/ソングライターであるジョー・スティルゴー氏を含む特別ゲストもお迎えします。
キュナードのアンガス・ストラザーズ上級副社長代理は、「キュナードのテーマクルーズは、際立ったパフォーマンスだけではありません。どのクルーズも、お客様がそれぞれのテーマやイベントに浸り、インタラクティブなワークショップ、アクティビティやパフォーマンスなど、日中から夜まで選択肢豊富なプログラムを通して各分野をリードする世界的に有名な方たちと対面したり彼らの話を聞いたりできるよう、慎重に考案されています。そしてもちろん、どのクルーズにもキュナード船の豪華な背景が加わり、キュナードならではの心遣いも同時にご満喫いただけます」と語ります。
キュナードに関する詳細やクルーズのご予約は、キュナードの公式サイトをご覧ください。
(2023年5月3日 - サウサンプトン、英国)
世界有数のラグジュアリー・クルーズブランドであるキュナードはこの日、イタリアのベニスにあるフィンカンティエリ社のマルゲラ造船所で、クイーン・アンの進水式という重要な建造の節目を祝いました。
キュナード旗を掲げて航海する249隻目の船、クイーン・アンは、2024年5月3日のリスボンへの初航海までちょうど365日となったこの日、初めて正式に水に触れました。
伝統に包まれた進水式では、任命された「マドリーナ」(船の名付け親)が船に祝福を贈って幸運を祈願し、ドライドックの水の流入を祝う特別なセレモニーが行われます。
カーニバルUKのステュア・マーメル社長は次のように述べました。「クイーン・アン建造の重要な節目をお祝いできたことを嬉しく思います。進水式は、船が建造ドックから本来の居場所である水上へと移動する瞬間を記念するものです。今日はクイーン・アンにとって重要な瞬間です。フィンカンティエリの造船技師たちが、世界的に有名なラグジュアリーブランドとしての弊社の地位をさらに確実なものにする船を建造している努力に感謝します。」
またフィンカンティエリ商船部門のルイジ・マタラゾ本部長は、次のように述べています。「クイーン・アンは、私たちが光栄にもキュナードのために建造した3隻目の船です。キュナードは英国の航海史の柱であり、私たちは彼らとともに卓越性への真のコミットメントを共有しています。同社のために船を建造することは、私たちのルーツに立ち返ると同時に、伝統とイノベーションとを結びつけ、長年にわたる私たちの関係をより一層強化するという決意のもと、未来に向けて前進することも意味します。」
進水式をもって、クイーン・アンは総合的な建造の第1段階を終え、今後はラグジュアリーな内装の工事に集中することになります。
クイーン・アン
キュナードの新造船のデザインコンセプトは、伝統、職人技、スタイル、ストーリーテリング、イノベーションに根ざしています。重量113,000トン、14のデッキに3,000人までのお客様をお迎えできるクイーン・アンは、洋上最大の厳選アートコレクションなど、息をのむような瞬間の数々をお客様に提供します。
キュナードは180年以上にわたり、皆様に愛される船旅の体験を提供し、常に向上させてきました。クイーン・アンは、ワールドクラスのレストラン、素晴らしいエンターテイメント、豪華な客室など、キュナードならではの体験にあふれています。
2024年5月より、クイーン・アンは、クイーン・メリー 2、クイーン・ヴィクトリア、クイーン・エリザベスとともにキュナードの卓越したカルテットを構成することになります。キュナードが4隻の船を同時に運航させるのは1999年以来となります。
進水式は、9月の象徴的な起工式に続くものです。起工式では、船長インガー・トーハウガが船の名前の由来であるアン女王治世時代の硬貨ともう1枚の硬貨を船のキールに埋め込み、建造の開始を祝いました。
キュナードに関する詳細やクルーズのご予約は、キュナードの公式サイトをご覧ください。
2023年3月8日(サウサンプトン、英国)
今世紀最も期待される船の1つであるクイーン・アンが完成に近づいてきたことを受け、同船を最もよく知る人物が進捗状況を一部公開します。
キュナード初の女性船長インガーが、来年5月に初航海に出る同社249隻目の船の舵を取るまでの準備段階をご紹介します。 この新しいキャプテンズ・ログ・シリーズでは、記念すべき節目や同社自慢の設備、その他にスポットライトを当てます。
今後1年にわたり、フィンカンティエリからクイーン・アンの節目や最新情報が定期的に発表されます。この初回では、プロジェクトが重要な段階に入ったことをインガー船長が綴りました。
私が、新造船クイーン・アンに乗船できるチャンスが間もなくやってきます。この船は豪華客船ラインの最新版で、キュナード歴代249隻目の船となります。この最新のキュナード船は現在イタリアにあるフィンカンティエリの造船所で建設中です。これから数か月間、ベニス近郊のマルゲラで多くの時間を過ごせることを楽しみにしています。
この造船所は、クルーズ船を建造する場所としてはかなり特別です。カナル・グランデから水上タクシーで造船所まで行く、それ自体が大きな体験です。
ここからキャプテンズ・ログを書き、クイーン・アンが命を吹き込まれる過程について、読者の皆様にユニークな見識をお届けします。
マルゲラの広大な造船所は、キュナードの歴史が深く染み込む場所です。
かつてここでは、私が以前船長を務めたクイーン・ヴィクトリアが建造され、2007年にキュナードに納入されました。フィンカンティエリは、私が前回船長を務めたクイーン・エリザベスも(モンファルコーネ造船所で)建造しました。
技術的な観点から見ると、この姉妹船はとてもよく似ています。両船とも、フィンカンティエリとキュナードの造船専門チームが先駆けとなって設計した、同じ「ビスタ」クラスのデザインから進化しました。初めて乗船した時のことは、どちらの船についてもとても鮮明に覚えています。私は、両船の船体のクオリティと堪航能力、そして私が自由に使える非常に洗練された操舵室の装備に感銘を受けました。
クイーン・アンの船体デザインは、姉妹船とは異なる「ピナクル」クラスです。でもこれもフィンカンティエリの設計図(またはコンピューター画面)が元になっており、親会社のカーニバル・コーポレーションの新造船チームから大きなインプットを受けています。
現代の造船は、計画と製造の両方において卓越した専門知識を必要とする非常に複雑なプロセスです。巨大なジグソーパズルをはめるようなプロセスとは程遠く複雑です。
造船所を訪れて新しい船が建造されるのを見るたびに、多くの必須分野におけるスキルと技術力の高さに驚かされます。
クイーン・アンのプロジェクトは現在、非常に重要で劇的な段階に入っています。船体は完成しており、お客様に夢の船旅を実現できるようデザインされた113,000トンの船を運航するために必要な空洞のスチール製区画には、主要な設備や機械が整然と配置されています。
チームは現在、上層階の宿泊デッキの建設と操舵室の艤装の最中です。自分の新しいオフィスを初めて目にするのも、思い出に残る節目になるでしょう。
じっくり時間をかけて私の新しい船のデッキプランに目を通し、コンピューターで生成された船内施設の完成予想図も見ました。こちらの動画を見てもお分かりのように、すでにエレガントな姿をしています。
ブライト・ライツ・ソサエティ・ラウンジやゴールデン・ライオン・パブに足を踏み入れるだけでもすでに素晴らしい体験です。
今は足場で覆われたむき出しのスチールで、ヘルメットの上も安全ブーツの下もケーブルが迷路のように広がっていますが、有名なデザイナーたちの印象的で美しいコンセプトがクイーン・アンの船上で形になっていくにつれ、今後数か月のうちにどう見えるか想像できます。
私が初めてこの新しい船を見たのは、9月に大きな節目を迎えた時でした。溶接用の保護具を身につけ、特別に作られた硬貨一式を船のキールの奥深くに埋め込むように頼まれたということもあり、私にとっても節目でした。キュナードはこの行事のためにクイーン・アン特製硬貨を発注し、この硬貨はアン女王の治世時代に使われていたオリジナル硬貨と一緒に密封容器に入れられました。
硬貨は、クイーン・アンが世界中の海を航海する長い長い間、操舵室のはるか下の特別な場所に保存され続けます。クイーン・アンがベニスを出発し、サウサンプトンへの初航海に出発する日、私は間違いなくこの硬貨のことを思い出すでしょう。
それまで、クイーン・アンでは、キュナードの船隊を華々しく引き立てられるよう、その他の特別な設備を建設していきます。皆様には最新情報を随時お伝えしていきます。また、約1年後に私の新しい船にお迎えできるのを楽しみにしています。
待つ甲斐は必ずあります。