カリブ海の寄港地観光
蒸し暑いジャングル、サファイア色の海、白砂のビーチなど、個性豊かな島々を訪ねましょう。さまざまなご要望にお応えするツアーをご用意しております。
カリブ海といえば、やはり白い砂とターコイズブルーの海。とはいえ、賑やかな市場やカラフルな建物、古代の駐屯地(冒険好きの方には、火山、熱帯雨林、サンゴ礁も)などの名所を巡るカリブ海クルーズには観光の醍醐味もたっぷり詰まっています。
カリブ海クルーズのガイドでは、クルーズのハイライトをご紹介しています。カリブ海クルーズの見どころ、訪れるべき島、旅行に最適な時期、お食事の場所、服装、トロピカルアイランド旅行に向けた荷造りアドバイスなどをご覧ください。
カリブ海クルーズでまず期待できるのは、素晴らしい天候でしょう。カリブ海クルーズのシーズンは、11月から2月。降水量が最も少なく、青空が続き、太陽の光が降り注ぐ乾燥した時期に合わせて設定されています。この時期のカリブ海は日光浴に最適で、ビーチを満喫できる日が続きます。
カリブ海クルーズでは、鮮やかな緑の自然も見どころです。南国の気候に恵まれた島々では、エメラルド色の木々や色鮮やかな花をご覧いただけます。ガイド付きのハイキングやヘリコプターツアー、植物園の散策などは、カリブ海の豊かな自然を満喫するのに最適です。
カリブ海クルーズの旅程は、東カリブ海、西カリブ海、南カリブ海に寄港するルートからお選びいただけます。それぞれの地域には独特の魅力があり、クルーズ期間が長いほど、より多くの島々を観光することができます。
東カリブ海クルーズでは、アンティグア・バーブーダ、バルバドス、ドミニカ国、セント・キッツ島、セントルシア、トリニダード・トバゴに寄港します。南カリブ海の旅程では、アルバ島、セントビンセントおよびグレナディーン諸島、キュラソー、マルティニークなど。西カリブ海の旅程は、ジャマイカ、メキシコのカリブ海沿岸、ベリーズ、ホンジュラスなどに寄港します。
ニューヨーク滞在を含めたカリブ海クルーズや、サウサンプトンまたはハンブルグから出発する大西洋横断などは、長期旅行を希望する方に人気があります。カリブ海の太陽が降り注ぐ海岸だけでなく、魅力的な都市を観光する機会をお見逃しなく。
世界最古のラム酒蒸留所からターコイズブルーの海が広がるビーチまで、カリブ海はまさに色彩と美の万華鏡。自然好きの方やスリルを求める方、歴史と文化に目がない方にとって楽園といえる場所でしょう。この熱帯地方の見どころをいくつかご紹介します。
カリブ海といえばパーティーといえるほど、クルーズのピーク時期には、人気のフェスティバルやイベント、文化的な祭典がいくつも開催されます。
カラフルなコスチュームを見たいなら、バルバドスのカーニバルやトリニダード・トバゴ・カーニバル、バジャン音楽を祝う無料の野外コンサートであるホータウン・フェスティバルが開催される、新年から灰の水曜日(通常2月前半)の間に訪れるとよいでしょう。
ボクシング・デー(12月26日)と元旦(1月1日)には、伝統的なアフリカン・コスチュームを着た島民たちによる、音楽とダンスに包まれたジャンケーヌ・ストリート・パレードが行われます。5月にはセント・マーチン島のカーニバルが開催され、6月、7月、8月にはカリブ海で最も重要なお祭りの1つ、収穫期の終わりを祝う収穫祭が各地で開催されます。
いつ訪れても、カリブ海では気温が30°Cを下回ることことはほぼありません。しかし、熱帯気候であるカリブ海では雨季が長いため、乾燥した日が続く冬が、一般的にクルーズに最適な時期となります。
シーズンごとのカリブ海クルーズガイドでは、東カリブ海、西カリブ海、南カリブ海の主な天候パターンについてご紹介します。
3月、4月、5月のカリブ海では、気温は高くとも涼しい風が吹き、時折雨が降ることもあります。バルバドスやセントルシア島などのカリブ海南部では、春が気温が最も高く、この時期の日照時間は10時間前後が一般的です。
カリブ海北部、およびドミニカ国やセントルシアのような山岳地帯の島々では、夏は雨が多い時期です。気温は通常30°C前後で、8月には湿度がピークに達します。海水の温度は泳ぐのに適しています。
カリブ海では秋がオフシーズンとされます。この時期は降雨量が最高潮になり、ハリケーンシーズンが始まります。天候は変わりやすく、強風で荒れ模様になることもあります。午後から夜にかけてにわか雨が降り、湿度は非常に高い時期です。
冬はカリブ海を訪れるのに人気の季節です。12月はピークシーズンを迎え、1月は日光浴に最も適した月です。気温はやや下がるものの、日中はまだまだ暑く、夜は爽やかな涼風が吹きます。
太陽を浴びながら、冷たいドリンクを片手に、静かに打ち寄せる波の音を聞く。カリブ海クルーズは、読書を楽しむのに絶好の場所です。カリブ海を舞台にした物語に没頭したいなら、ハーマン・ウークの『ドント・ストップ・ザ・カーニバル』、モニーク・ロフィーの『ザ・マーメイド・オブ・ブラック・コンク』、ティモシー・ウィリアムズの『アナザー・サン』などがおすすめです。