カリブ海クルーズのための荷造り
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どの島にもそれぞれ個性や特色がありますが、共通点もあります。東カリブ海のクルーズ日程では、セントルシアのカストリーズ、プエルトリコのサンファンなどに寄港し、豊かな歴史とヨーロッパの影響を受けた建築物、そしてもちろんカリブ海の白砂のビーチがメインテーマです。これらのクルーズは、主にフロリダ発着で2週間弱の旅程です。
東カリブ海の日程でよく訪れる港、サンファンは、スペインの影響が色濃く残る賑やかな街です。ユネスコ世界遺産に指定されているサンファンの旧市街は、散策に最適な美しい場所です。歴史ある2つの要塞、サン・クリストバル要塞とサン・フェリペ・デル・モロ要塞に挟まれた街では、城壁に登って地元の歴史を学んだり、色とりどりの家々が建ち並ぶ曲がりくねった石畳の通りを散策したりできます。
続いてはバルバドス、特にブリッジタウン港は見どころです。歴史あるブリッジタウンと、もう1つのカリブ海のユネスコ世界遺産であるギャリソンを擁する活気あふれる港は、カリブ海のリズムとリラックスした雰囲気が漂う中にも英国の歴史が色濃く残っています。街についてもう少し知りたい場合は、街の博物館や地元のショップを訪れ、本格的なカリブ海料理を味わってみましょう。
アンティグアのイングリッシュハーバーでは、海軍の歴史に触れられます。ネルソンズ・ドックヤードはかつて英国海軍の基地だった場所であり、隣のシャーリーハイツは港の入り口に建つ要塞です。観光ツアーに参加したり、自由に街を散策したりしてお過ごしください。
東カリブ海ツアーの最後の寄港地は、セントルシアの海岸線にあるカストリーズです。フランスと英国の建築様式が特徴のこの活気あふれる街は、地元の料理を試したり、市場を探訪するのに最適です。自然を満喫したい方は、熱帯雨林の天蓋の上を移動するロープウェイやボートツアー、ダイヤモンド植物園へのツアーがおすすめです。
カリブ海の西側の海岸への寄港では、歴史と建築もご覧いただけますが、島の自然環境こそが真価を発揮する場です。これらのクルーズの期間は平均で12泊程度となり、マヤ遺跡のある本土への訪問が含まれることもあります。
まず、ケイマン諸島最大のジョージタウンを訪れます。グランド・ケイマン。この島はビーチで有名です。その中でも一番の人気を誇るのがセブンマイルビーチ。このビーチは、7マイル(約11.3km)の真っ白な砂浜と穏やかなアクアマリンの海で有名です。ジョージタウンの港のすぐ北に位置し、公共交通機関で簡単にアクセスできます。港の南側に位置するスミス・バルカデレはセブンマイルビーチほど広くはないものの、シュノーケリングや海洋生物の観察に最適です。ダイビングは非常に人気が高いアクティビティです。セブンマイルビーチの近くには、難破したUSSキティウェイクが沈むダイビングスポットがあります。さらに人気のスポットとして、クリスタル洞窟、スティングレイ・シティ、クイーン・エリザベス2世植物園などがあります。
次の寄港は、ジャマイカ北部のモンテゴベイです。レゲエのリズムとおいしいジャーク料理で有名なこの島には、美しいビーチもあります。港の北にある「ヒップ・ストリップ」には、ハーモニー・ビーチ・パークがあり、お土産ショップや地元料理を楽しめるレストランも数多くあります。さらに北にあるのがドクターズ・ケーブ・ビーチ。おそらくこの地域で最も有名なビーチです。少額の入場料がかかりますが非常に美しいビーチで、海に入ると治癒効果があるのではないかと思われたことからこの名前が付きました。さらに、更衣室、椅子、パラソルのレンタル、レストランなど充実した設備が整っています。ここではウォータースポーツの人気が高く、シュノーケリング、ダイビング、ボート、パラセイリングなどのアクティビティを提供する小さな業者が数多く存在します。
キュナードの西カリブ海のクルーズ日程には、中米本土への寄港が頻繁に含まれます。ベリーズシティは本土の突端に位置し、周囲の海面下には小島やサンゴ礁が密集しています。そのため、ベリーズでの寄港はシュノーケリングやサンゴ礁の探検におすすめです。実際、この地域は生物多様性で最も有名な場所の1つです。クルーズでいずれかの島(岩礁とも言います)を訪れて、地元の海を探検したり、内陸のツアーを予約してアルトゥン・ハのジャングルに囲まれたマヤの寺院を巡ったりしてお楽しみいただけます。ベリーズには保全地区や野生動物保護区も数多くあります。保護区となっているクルックドツリーの湿地を訪れて熱帯の鳥を観察したり、チャッカパークのマングローブの中を行くプロペラ船に乗るのもおすすめです。
また、もう1か所、中米の寄港地(本土ではなく島ですが)に、ホンジュラスのロアタン島があります ここもサンゴ礁の楽園であり、近くのサンゴ礁は、オーストラリアのグレートバリアリーフに次ぐ世界2番目の大きさを誇る、メソアメリカバリアリーフの一部です。サンゴ礁がある位置のおかげで、ロアタン島周辺の海は開放湾と遮蔽湾が混在するため、ボートやスキューバダイビング、シュノーケリングに人気の地域となっています。水に濡れずに楽しみたい方には、ガラス底のボートのツアーをおすすめします。港から出ると、ロアタン・バタフライ・ガーデンやブルーハーバー・トロピカル植物園、カランボラ植物園で、色鮮やかなジャングルを散策することができます。
フロリダに戻る前の最終寄港地は、メキシコ東海岸、キューバ西部に浮かぶコスメル島です。ここにも素晴らしいサンゴ礁があります。ダイビングやシュノーケリングを楽しめる主要なスポットが3か所もあり、すべて巨大なメソアメリカバリアリーフの一部です。泳いだ後は、コスメル島の有名なビーチで冷たいドリンクを片手にリラックスされてはいかがでしょう。他の港ですでに海の探検を済ませてしまっている場合には、プンタ・モラスに行って北の灯台を見学したり、東へ向かいエル・ミラドール遺跡を見学したり、近くのタイドプールで海辺の宝物を探したりするのもおすすめです。海岸の割れ目から空に向かって海水が噴き上がる様子も見られるかもしれません。
西カリブ海ルートの歴史的な名所か、東カリブ海ルートの野生動物との出会いか、いずれかを選ぶのが難しい場合は、両方を組み合わせたルートがおすすめです。3週間の船旅では、両クルーズ日程で最高のスポットに加えて、カリブ海定番の風味豊かなお料理、爽やかなラムカクテル、穏やかな島のリズムをお楽しみいただけます。
この特別なカリブ海クルーズは、夢の島での休日と、誰もが憧れる伝統の航路、大西洋横断を組み合わせたものです。サウサンプトン発でカリブ海の冒険に出かけるか、冒険後にニューヨーク発で大西洋を横断するかの2通りがあります。カリブ海の探訪とキュナードの象徴である大西洋横断が融合するクルーズは、活気に満ちた島々の港でのアクティブな時間と、船上でゆったりとくつろぐ航海日がバランスよく調和する、王道キュナードスタイルのクルーズです。
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