Voyage du Vin

毎年恒例のBFIロンドン映画祭(London Film Festival, LFF)は、映画、テレビ、そしてイマーシブなストーリーテリングの祭典です。この映画祭では世界中の新作が発表され、誰でもチケットを購入することができます。映画祭のプログラムには質疑応答コーナーやDJナイト、討論会などのイベントも含まれており、参加者は舞台裏をのぞいたり、映画業界関係者から直接話を聞いたりできます。
ロンドンのサウスバンクでは、ロイヤル・フェスティバル・ホールでのプレミア上映会に向けてレッドカーペットが敷かれます。参加者がLFFオーディエンス・アワードに投票する機会も設けられており、映画ファンにとって本当に素晴らしい体験となります。
『JOY 奇跡が生まれたとき』が10月15日に第68回BFIロンドン映画祭でワールドプレミアを迎え、この作品が今年のキュナード・ガラとなります。サウスバンク・センターのロイヤル・フェスティバル・ホールで上映され、監督のベン・テイラーとキャストのトーマシン・マッケンジー、ジェームズ・ノートン、ビル・ナイらが出席します。
『JOY 奇跡が生まれたとき』は、1978年に世界初の体外受精児としてルイーズ・ジョイ・ブラウンが生まれた背景について、実話とともに、体外受精を実現するまでの10年間の不断の歩みについて描いています。物語は、若き看護師で発生学者のジーン・パーディ(演:トーマシン・マッケンジー)の視点で語られます。科学者のロバート・エドワーズ(演:ジェームズ・ノートン)と外科医のパトリック・ステップトー(演:ビル・ナイ)と協力し、体外受精の先駆者となり不妊症という難問に立ち向かっていきます。当時の様子を見事に描いたこのドラマは、夢を実現するために不利な状況や抵抗を乗り越えた、先見の明を持つ3人の足跡を描きながら、忍耐力と科学の世界を称えています。この3人の努力は、不妊症に悩む何百万人もの人々に希望を与えました。
『JOY 奇跡が生まれたとき』は、11月15日より英国とアイルランドの一部の映画館で公開され、その後、2024年11月22日よりNetflixでの世界配信が開始されます。
2025年3月、キュナードのお客様は、銀幕の魅力があふれるテーマクルーズで映画の世界に浸ることができます。BFIとの提携により開催する洋上の映画祭では、映画をテーマにしたイベントやインサイトを通じて、映画ファンの皆様と業界の専門家や映画俳優を結ぶ交流の機会が設けられます。
また、フィルムに命を吹き込んでいくメカニズムについて学んだり、映画ファンの仲間たちと映画について語り合うこともできます。このクルーズでは、クイーン・メリー 2のプラネタリウムであるイルミネーションズの大スクリーンを使った特別映画上映会も行われます。
最造船クイーン・アンのピクチャーズ・アット・ザ・パビリオンではBFI映画の上映会を開催しており、ご乗船のお客様には毎月厳選されるBFI作品をお楽しみいただけます。
BFIは文化慈善団体であり、宝くじを発行し、英国の映画・映像業界組織をリードしています。その使命は、創造性をサポートし、次世代の英国のストーリーテラーを積極的に探すこと、そして世界最大の映画とテレビのアーカイブである英国映画協会ナショナルアーカイブを育て、維持することです。また、同協会のプログラムやフェスティバルを通して英国で最も幅広い映像文化を提供すること、映画に対する一般の認識と理解を深めること、そして英国政府や業界と協力して、英国の映画産業の持続的な成長を目指しています。
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