キュナード

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タスマニア出身の元オークショニア、テリー・ベルさんと、ランコーン出身の引退した市場経営者、フィリップ・ミリンジャーさんは、5月3日の処女航海以来、3,000人の客を乗せたこの船で58日間を過ごしました。

 

この生涯忘れられない旅を終え、6月30日にサウサンプトンでクイーン・アンを下船しました。そして現在、2人は1月に113,000トンである同船の処女世界航海(5大陸の30以上の港に寄港する107泊の世界一周)に乗船する計画を立てています。

 

これまで、ラ・コルーニャ経由でリスボンに向かう7泊のクイーン・アンの処女航海、2週間のカナリア諸島周遊クルーズ、同船の就航を祝う14泊の英国周遊 フェスティバルクルーズ、16泊の西地中海クルーズ、そしてノルウェーフィヨルドへの7泊の往復クルーズに乗船しました。

Phil (left) and Terry enjoyed 58 straight days on board Queen Anne

「クイーン・アンでは最高に素晴らしい時間を過ごしました」と語るテリーさんは、キュナード・ワールド・クラブのダイヤモンド会員。つまり、15以上のクルーズまたは船上で150泊以上のクルーズに乗船していることになります。

 

「クイーン・アンで8週間かけてヨーロッパを巡ることが、私たちの念願でした。この経験は本当に感動的でした。私が気に入った目的地はフィヨルドですね。風景はまるで別世界でした。」

 

「でも、船上でも物事がすべてスムーズに運び、社交の面でもたくさんの友人を作りました。キュナードのクルーズの魅力はまさにそこにあります。」

 

キュナードの代表的なQE2を含め、これまで26回乗船経験のあるフィリップさんは、クイーン・アンについて、現代風の改善を多く取り入れながら豪華な船旅を良い方向に進化させたと語りました。

 

彼はこう述べています。「クイーン・アンは真新しい船で、キュナードが特定の施設や船上体験に対するアプローチを改善したのはいいことだと思います。すべてがとてもモダンで新鮮で、素晴らしかったです。」

 

「船上の雰囲気はとても親しみやすくカジュアルでした。バーは賑やかで、キュナードの乗客が期待するフォーマルな雰囲気とはかけ離れています。ドレスアップする機会はたくさんありますが、乗客の年齢層は以前より若く、乗組員は非常にきめ細かく私たちの世話をしてくれました。サービスは申し分ありません。」

 

「料理もまた最高でした。私にとってのハイライトは、サー・サミュエルズの極上ステーキです。エンターテイメントも楽しみました。ウエスト・エンド・スタイルの作品に加えて、『レッツ・ダンス』のショーは特に面白かったです。」

 

「一緒に乗船していたスターたちも素晴らしかったです。処女航海に乗船したラッセル・ワトソン、そして英国周遊 フェスティバルクルーズでのフランク・ブルーノとセリア・イムリーのトークも良かった。」

テリーさんとフィリップさんは、魅力的なチャート・ルームや広々としたコモドアー・クラブがお気に入りのドリンクスポットだったと付け加えました。また、ゴールデン・ライオン・パブで時折パブランチを楽しまれたようです。

 

毎日クイーンズ・ルームで催される「最高に特別」なアフタヌーン・ティーも、まさにキュナードならではの体験として、旅のハイライトの1つに挙げていました。やっぱり、一番のお気に入りはザ・パビリオンだとおっしゃいます。トップデッキにあるこののどかなオアシスは、暖かい日には開けることができる特別設計のガラスのドーム型屋根が特徴です。

 

「クイーン・アンのワンランク上のウェルネス要素に特に感銘を受けました」とフィリップさんは語ります。

 

スパはモダンで清潔感にあふれ、新しい出会いやスタイリッシュなくつろぎの場として最適です。」

 

「テリーと初めて会った時は2人ともソロ・クルーズでした。だから、交流できる場所がいかに重要であるかを承知しています。2019年1月にクイーン・メリー 2のワールド・ボヤージで初めて会って以来、一緒にクルーズしたのは今回で7回目でした。」

 

「それ以来、私たちはたいへん意気投合しました。長期の旅の友に大切なのは、同じユーモアのセンスと、同じような興味の対象を多く持っていることだと思います。」

 

初めてクルーズに乗船する人へのアドバイスを尋ねたところ、テリーさんはこう語りました。「あまり多くの服を持って行かないこと。キュナードも時代とともに変化しており、ディナージャケットは要りますが、毎晩違うものを用意する必要はありません。」

 

2025年1月、2人はクイーン・アンの初めてのワールド・ボヤージで再会する予定です。

 

一生に一度の体験をお求めの冒険好きのお客様には、ブリタニア・バルコニー(海側)がおすすめです。1室2名様でご利用の場合、1名様あたりの料金は£19,999からご用意しています。詳細はこちらをご覧ください。

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キュナードの魔法を一度ならず味わいたい方のために、2025年~2026年のコンビネーションクルーズの日程を複数ご用意しています。1回の休暇中に、異なる客船でさまざまなクルーズをお楽しみいただけます。

 

たとえば、3隻のキュナード船に乗船し、ニューヨークまたはマイアミでのホテル滞在を含む42泊の船旅はいかがでしょうか。冒険はシアトルから始まります。ここでクイーン・エリザベスに乗船して21泊のパナマ運河通過クルーズに出かけます。途中、ロサンゼルスに寄港します。伝説的なハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムを散策する絶好のチャンスです。

 

次にマイアミからニューヨークまで飛行機で向かい、クイーン・メリー 2に乗船したら、アイコニックな大西洋横断クルーズでサウサンプトンを目指します。船上でたくさんの発見を楽しみながら、穏やかな航海日のリズムに身を任せましょう。サウサンプトンに到着後、クイーン・ヴィクトリアに乗り換えます。マデイラ諸島のフンシャルでのオーバーナイトを含む13泊の大西洋諸島とアゾレス諸島を巡るクルーズで船旅の最終行程をお楽しみください。ポンタデルガダのゴシック様式の教会やポルトの装飾タイルの建物を満喫したらサウサンプトンに戻り、3隻のキュナード船を使ったクルーズのグランドフィナーレを迎えましょう。

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