Queen Mary 2 arrives in New York, the final leg of her 175th Anniversary tour, Tuesday, July 14, 2015.  This month marks the 175th Anniversary of Cunard, and the companyÕs flagship, Queen Mary 2, has recreated the historic Transatlantic Crossing from Liverpool to Halifax and Boston made by the RMS Britannia in July 1840.   Although not a port of call in the original crossing made by Britannia, New York has been Cunard's North American home port for over a century.  (Photo by Diane Bondareff/AP Images for Cunard)

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建造と進水

クイーン・メリー2は、造船技師スティーブン・ペインが率いるチームが設計を担当し、アトランティーク造船所で建造されました。そして、2004年1月、名付け親であるエリザベス女王2世陛下に命名を受け、進水しました。世界最大の旅客船として誕生したクイーン・メリー2は、今日も現役で、これまでに作られたオーシャンライナーの中でも最大のものです。現在は、ニューヨークとサウサンプトン間の大西洋横断航路を航行する世界で唯一のオーシャンライナーであり、2024年に400回目の航海を迎えています。

 

2016年には、後方セクションを改装するなど、船内の複数のエリアが装いを新たにしました。マレール スパとカリンシア・ラウンジは模様替えが行われ、キングス・コートレストランは改装されました。5層吹き抜けのグランド・ロビーには、新しいカーペットが敷かれ、エレベーターの撤去によりとても広くなったスベースで、今日もお客様をお迎えしています。

重要な数字

客室とスイート

クイーン・メリー2の客室は海上では最高級の設備を備えています。客室数は1,353室で、そのうち983室(73%)にはプライベートバルコニーが付いています。11種類の個性豊かな客室があり、172室のスイートやペントハウス、そして広さ209m²のグランド・デュープレックス・アパートメント2室などが挙げられます。クイーン・メリー2の後方にあるグリル スイート、バルモラル、サンドリンガム、ウィンザー、ホリールード、バッキンガムは、いずれも英国王室の宮殿や邸宅にちなんで名付けられました。一方、前方のスイート、クイーン・メリー、クイーン・アン、クイーン・ヴィクトリア、クイーン・エリザベスは、過去千年に統治した4人の女王に敬意を表して名付けられています。2024年にクイーン・アンが船団に加わったため、これらの名前はキュナードの4つの船も反映していることになります。

 

クイーン・メリー2は、スタンダードな2ベッドの客室に加えて、オーシャンビューの大きな窓を備えた15室のシングル客室があり、ソロ・クルーズに最適です。クイーン・メリー2は、キュナードで唯一、「アトリウムビュー」客室(グランド・ロビーの高所に面した室内窓がある客室)と、デッキ4、5、6で「船体内バルコニー」(バルコニーが船体の内側にあり、景観を維持しながら暴風雨などから守ります)を採用している船でもあります。

船内施設と特徴

クイーン・メリー2には、14のデッキがあり、他の多くの船よりもお客様の数に対する乗組員数の割合が高いため、どのお客様も十分なスペースとホワイトスター・サービスをお楽しみいただけます。

 

豪華なガラ・イブニングときらびやかな夜会の会場であるクイーンズ・ルームは、海上では最大の木製ダンスフロアを備えています。

 

イルミネーションズ、ラグジュアリーな3Dシネマ、プラネタリウム、レクチャー会場では、航海日にさまざまな映画(2Dと3D)をお楽しみいただけます。

 

カリンシア・ラウンジは、2016年の改装時に加わった、デッキ7の明るく広々としたスペースです。日中は、社交イベントやクイズ、歓談に集まったり、シンプルにコーヒーとケーキを楽しんだりするのに最適な場所です。夜には、生演奏、種類豊富なワイン、多彩な港から取り寄せたアルコールをお楽しみいただけます。

 

クイーン・メリー2は洋上で唯一ケンネルがある船で、愛猫や愛犬が大西洋を一緒に渡ることのできる客船です。専属のケンネル・マスターが常駐するケンネルには、かつてのリバプールのキュナード本社の外に設けられていた街灯とニューヨークの消火栓が備えられ、ペットが地元にいるようにくつろげる雰囲気になっています。

ダイニング

クイーン・メリー2では、さまざまなダイニング体験をお楽しみいただけます。ブリタニア・レストランは、2層のデッキが大きな階段でつながる、船内で最も印象的なメインダイニングルームの1つです。このレストランで注目すべき点は、バーバラ・ブロークマンによる、紙テープが舞う中ニューヨークを出発する船を描いた巨大なタペストリーです。近隣のブリタニア・クラブ・レストランは、同様の優雅さをもちながらも、オープン・シーティングの雰囲気をお楽しみいただけます。プリンセス・グリルのお客様は、洗練された雰囲気の居心地の良いプリンセス・グリル・レストランで、最高級のお料理をお召し上がりいただけます。クイーンズ・グリル スイートのお客様は、クイーンズ・グリル・レストランの専用テーブルで、温かなお出迎えと至高のお食事をお楽しみいただけます。

 

指定されたメインダイニング以外のレストランでお食事された場合は、ステーキハウス・アット・ザ・ベランダで柔らかい和牛や風味豊かなブラックアンガスビーフなどの生産地を厳選した食材をご賞味ください。キングス・コートは終日オープンしており、夜遅くまで営業しております。ブッフェスタイルのレストランで、カジュアルなお食事にぴったりです。このレストランの一部は、毎晩、ディナー・アット・キングス・コートというエレガントなスペシャリティ・レストランに姿を変え、クイーン・メリー2のクルーズ先にふさわしいメニューをご用意しています。

 

ゴールデン・ライオンは、クイーン・メリー2の伝統的な英国風パブです。フィッシュ&チップス、チキンティッカマサラ、本日のパイなど、人気の料理をお召し上がりいただけます。カリンシア・ラウンジでは軽い朝食やお飲み物を、ボードウォーク・カフェパビリオン・グリルでは、プールサイドでカジュアルな軽食やファストフードスタイルのお食事をアルフレスコ・ダイニングでお楽しみいただけます。

ウェルネス&ビューティー

クイーン・メリー2のマレール ウェルネス&ビューティー・スパは、スチーム・ルームとタラソセラピー・プールを備えた、落ち着いた癒しの空間です。マッサージや専門家によるトリートメントで至福のひとときをお過ごしください。マニキュアやペディキュアのほか、ヘアカットやヘアブロー、ひげのトリミングやシェービングにご利用いただける理容室もご用意しております。

 

アクティブなお客様は、クイーン・メリー2の設備の充実したジムと2つのプール(ミノウズ・プール(子供用)も完備)をご利用ください。屋外で運動されたい方は、クイーン・メリー2のチーク材を使用したプロムナード・デッキをご利用ください。全長約600mで、洋上散歩に最適です。早起きのお客様は、朝食前のデッキが静かなうちに、1周か2周できるという恩恵を受けられることでしょう。

豆知識

  • クイーン・メリー2は、14のデッキを備えており、喫水線からの高さは約62mで23階建ての建物の高さに匹敵します。
  • 乗組員の国籍は50を超えます。
  • クイーン・メリー2のライブラリーは海で最大の広さを誇り、8,000冊以上のハードカバー、500冊以上のペーパーバック、200冊以上のオーディオブックを収蔵しています。
  • クイーン・メリー2の煙突には、2.1mの長さのホイッスル(警笛)が2本付いています。右舷のホイッスルは、初代のクイーン・メリーから受け継いだものです。2つのホイッスルは、低いAの音(ラの音)を響かせ、これは16km離れたところでも聞くことができます。
  • この船には23トンのアンカーが3つあります。
  • クイーン・メリー2には3つのバウスラスターが付いており、船の全長と同じ長さがあれば港でタグボートを使わなくても回頭することができます。操舵室(ブリッジ)の小さなジョイスティック1つで、横向きにも斜めにも船を操作することができます。
  • この船には4つのスタビライザーがあり、それぞれの重量は70トンあり、船体から6.2mの長さがあります。この重さと長さによって船の揺れが90%低減します。これにより、キュナードのフラッグシップは、世界で最も安定した客船の1つとなったのです。
  • どの船も予備のプロペラを積む必要があり、クイーン・メリー2の場合は、プロムナード・デッキの前方に積んでいるのをご覧いただけます。愛情を込めて「船長のカフスボタン」と呼ばれており、お客様にモダンアートの彫刻と間違われることがよくあります。