アマリア氷河(チリ)(シーニッククルージング)
アマリア氷河への航海は、輝く海、雪山、雄大な森、素晴らしい青い氷河など、チリの豊かな自然を満喫できるユニークな船旅です。平和で、心が落ち着くことでしょう。
細長く伸びるフィヨルドをクルーズして、そびえ立つ流氷や雪を頂く山々の横を通過する時、心安らぐ静寂を破るのは鵜の鳴き声だけでしょう。
スクア氷河とも呼ばれるアマリアは潮水氷河、つまり解けた氷水が渓谷を流れて海に流れるタイプの氷河です。アマリア氷河は、チリ初の元首にちなんで名付けられたチリ最大の保護区域である、ベルナルド・オイギンス国立公園内にあります。
氷河の横をクルーズして氷河を間近に眺めると、氷の荒々しく壮大な美しさを堪能できます。
氷河の氷は普通の氷とは異なり、割れたり砕けたりするのではなく、伸びたり曲がったりします。またおそらく最も印象に残るのは、その鮮やかな青い色でしょう。これはひとえに氷河の重さのためです。氷の中に通常存在する気泡が押し出されて密度が高くなり、見事な青色を放つのです。
アマリア氷河クルーズ中、ラッキーなお客様は野生動物を目撃できるかもしれません。イルカはしばしばクルーズ船の横で跳ね回り、鵜は空から美しい景色を堪能しています。この自然の生息地にはカワウソや、ハゲワシの一種であるアンデスコンドルも棲んでいます。
この地域の自然美と野生生物を写真に収めることは難しいかもしれません。氷と海水が光に反射し、カメラが過剰な光を察知してしまうためです。人物を前景にして写真を撮る時は、太陽を背にするか、カメラのストロボ機能を使用しましょう。レンズフードの購入も検討する価値があります。氷河の反射光がカメラに入るのを防ぐことができます。予備のバッテリーを十分に持参して、内ポケットに入れておきましょう。バッテリーは冷たくなると寿命が大幅に短縮しますので、体に近づけて保存するのがおすすめです。