イングリッシュハーバー(アンティグア島)
アンティグア島の首都セントジョンズは、自然美と豊かな歴史に満ちた街です。島自体は、152kmの豪華な海岸線と、柔らかく砂糖のように白い365か所の砂浜に囲まれており、カリブ海の宝石のような存在です。
地元の魅力とホスピタリティの心があふれる街を散策し、意図的に路地に迷い込んでみましょう。角を曲がるたびに写真に撮りたくなるような風景が現れます。アンティグア島のセントジョンズへのクルーズの詳細を紹介した記事をご覧ください。
セントジョンズの寄港地案内
アンティグア島北東部のターコイズブルーの海沿いに佇むセントジョンズは、アンティグア島観光の始点に最適な、絵のように美しい街です。
活気あふれる港町セントジョンズは、豊かな緑にあふれ、想像を超える数の白砂のビーチがあります。午後いっぱいかけて歴史ある通りを散策し、古代の建築物や18世紀の要塞を見て回りませんか。あるいは、カリブ海の青い海を目の前にして、爽やかなカクテルを片手にデッキチェアでリラックスもおすすめです。ここでは楽しい時間を過ごす方法はたくさんあります。
島内の各所を巡ってイギリス植民地時代の名残を見つけたり、シュノーケリングで海岸沿いのサンゴ礁の間を泳いだり、さまざまな動植物を観察してカリブ海の自然が生み出す傑作を堪能したりと、思いのままにお過ごしください。
セントジョンズの人気観光スポット
セントジョンズ大聖堂
セントジョンズ大聖堂で過去にさかのぼりましょう。港から歩いてすぐの場所にあるこの16世紀の驚異の建物は、17世紀と18世紀に発生した地震によって2度破壊されました。現在、大聖堂には威厳あるバロック様式の2つの塔があり、湾に近づくと船から見ることができます。
アンティグア・バーブーダ博物館
セントジョンズにあるアンティグア・バーブーダ博物館には印象的な工芸品や文書のコレクションが展示されており、この国の興味深い歴史に浸ることができます。その多くは英国植民地時代以前にさかのぼり、先住民のアラワク族が残したものです。かつては裁判所として使用され、島で今も使われている最古の建物です。
デビルズ・ブリッジ
デビルズ・ブリッジはセントジョンズから車で東へ約30分の場所にあるウィリキーズ村の近くにあります。地質学に興味がある方や、自然の景観のドラマを目の当たりにしたい方は、岩礁が何百万年にもわたって進化してできた石灰岩の岩層をご覧ください。打ち寄せる大西洋の波が長い時間をかけてゆっくりと自然の橋を形成し、アーチを囲むように多数の間欠泉や潮吹き穴があります。
セントジョンズの楽しみ方
美しいビーチでリラックス
アンティグア島、特にセントジョンズは、ビーチ好きの楽園です。ディケンソン湾に並ぶバラエティ豊かなレストラン、バー、カフェ、フードトラックでは、最高のピープルウォッチングをお楽しみいただけます。ピジョン・ポイント・ビーチには、18世紀に建てられた海洋複合施設の、ユネスコ世界遺産に登録されているネルソンズ・ドックヤードがあります。ハーフムーンベイでは絵はがきのようなオーシャンビューを眺めながら、のんびりとリラックスしていただけます。
シュノーケリング好きなら、ロング・ベイ・ビーチの浅瀬に広がるサンゴ礁の間を泳いでみましょう。海綿、ブルーヘッド、ブダイなどの海洋生物を観察できます。
フォートジェームス
セントジョンズから車で10分弱の海沿いには18世紀に建てられた英国の要塞、フォートジェームスの遺跡があります。これは、フランス人侵略者たちを近寄らせないために建てられたものです。体を動かしたい方は、フォート・バーリントンまでハイキングしてみましょう。ハイキングコース自体は急勾配ですが、要塞の頂上からのパノラマビューは努力の甲斐があります。
キュナードのオプショナルツアー
セントジョンズからのキュナードのオプショナルツアーでは、アンティグア島で最も魅力的な観光スポットやアトラクションを多数訪ねます。
「パラダイス・リーフでのシュノーケリングとビーチ」オプショナルツアーでは、色鮮やかなパラダイス・リーフの海中の世界と黄金色の砂浜を、のんびりとしたカタマランのクルーズでお楽しみいただけます。島の魅力を満喫されたい方は、「アンティグア島の魅力とロブスター・ランチ」ツアーにぜひご参加ください。アンティグア島の見どころを数多く巡り、美味しいロブスター・ランチをいただいた後は、ビーチでのリラックスタイムもあります。
セントジョンズの飲食店
アンティグア料理は、ジャマイカ、英国、スペイン、西アフリカなど、多種多様な味から影響を受けています。
島の郷土料理であるフンジは、アンティグア・ポレンタと呼ばれることもあります。オクラを茹でた水でコーンミールを調理し、タマネギやコショウで味付けしたシンプルながらも美味しい料理です。フンジは、ソルトフィッシュや濃厚なビーフシチューの付け合わせとしてよく出されます。新鮮なシーフードは島のいたる所に豊富にあります。新鮮な巻貝、ロブスター、シーモスなど、島の味覚を試してみましょう。
ラム酒ベースのカクテル各種をどうぞお見逃しなく。この島にはラム酒蒸留所が2軒あります。
セントジョンズのショッピング
伝統的なアンティグア料理をお求めなら、セントジョンズにある公共市場に向かいましょう。賑やかな屋台には、マンゴーやパイナップルなどの熟したフルーツ、作りたてのスナックなど、地元の食材がたくさん並んでいます。
お土産のお買い物には、ヘリテージ・キーの商業地区がおすすめです。ラム酒やジュエリー、アート、手作りの陶器などの島の特産品や、免税店が軒を連ねています。
セントジョンズでの移動
島内を巡る最も便利な手段の1つはタクシーです。セントジョンズでは、クルーズ港の外を含む市内随所でタクシーをご利用いただけます。タクシードライバーの中には、市内の複数の目的地で終日お客様を乗せたり降ろしたりするサービスを提供する人もいます。このサービスの利用をご希望の場合は、ご出発前に必ずドライバーとの間で固定料金を決めてください。
シャトルバスは水曜日から日曜日まで運行しており、主な観光名所で停車します。
セントジョンズ港の施設
セントジョンズ港は、毎日最大4隻のクルーズ船が停泊する、大きく活気のある港です。港内には、レッドクリフ・キーとヘリテージ・キーの2つの波止場があります。どちらも充実した設備を備え、周辺には多彩な商店、ATM、観光案内所、バーやレストランもあります。
セントジョンズのお役立ち情報
通貨
アンティグア島では東カリブドルを使用していますが、多くの小売店では米ドルも受け付けています。多くの店舗ではカード決済をご利用いただけますが、市場や屋台の食べ物など、小規模なお買い物には現金を持参されると便利です。キュナード船の船内では外貨両替を承っております。またセントジョンズの中心街の随所にATMがあります。
チップ
一部のレストランでは10%のサービス料が請求書に自動的に加算されます。加算されていない場合、優れたサービスに対して通常10~15%のチップを払うのが礼儀とされています。タクシーも同様です。
気候
アンティグア島のセントジョンズは熱帯性気候で、1年を通して温暖です。夏は気温が41°C前後まで上がり、冬は最低気温が14°C前後と穏やかになります。降水は1年を通してほとんどありません。