グアム

驚異的な自然美と豊かな文化史に恵まれたグアム島は、美しい眺め、熱帯のビーチ、歴史的ランドマークの数々を誇ります。

グアムは「大きなスピリットを持つ小さな島」として知られていますが、訪れるとその理由がわかります。圧巻の海岸線と白砂のビーチは、サンゴ礁と澄み切った海に囲まれ、史跡も豊富にあります。

 

グアムの寄港地案内

グアムは南太平洋西部のミクロネシアにある島です。長さわずか48km、幅14km未満のこの島はマリアナ諸島最大の島ですが、クルーズ中の寄港では観光地へのアクセスが簡単です。

港は島の西側にあり、島内の多くの観光名所に近接しています。

グアムの観光に必要な情報を以下にご案内します。

グアムの人気観光スポット

アプラ港の近くには島で一番有名な観光スポット、アスン展望台があります。これは第二次世界大戦の記念碑でもあり、日本軍の占領中に戦いで命を落とした人々の名前が壁に刻まれています。アプラ港の息をのむような景色もお楽しみいただけます。

恋人岬も見逃せない観光スポットです。タモン湾の北端に位置する展望台からは、フィリピン海とグアム中心部の信じられないような絶景をご覧いただけます。

グアムの楽しみ方

熱帯気候と豊かな歴史に恵まれたグアム島には、見どころやアクティビティが満載です。

アプラ港自体も、美しい海、海洋史、スペイン統治時代にまでさかのぼる歴史的建造物などの見どころにあふれています。

島にはリラックスできるビーチがたくさんあります。タモン湾のビーチは輝く白い砂浜と澄み切った穏やかな海のため遊泳やシュノーケリングに適しています。イパオ・ビーチ・パークの近くには、ビーチスポーツに理想的な砂浜や芝生が長く伸びています。また、南東岸にあるタロフォフォ・ビーチは、世界に4つしかない緑色の砂浜の1つです。

グアム動植物園&海洋生物園は地元の野生生物にとって熱帯のサンクチュアリです。20種類以上の絶滅危惧種の動物を含む世界各地の動物も生息しています。植物園を散策したり、動物に会ったり、実際にサメに餌付けをしたりして過ごしましょう。

太平洋戦争国立歴史博物館と聖母マリア大聖堂では、さまざまな時代の島の歴史を垣間見ることができます。南太平洋戦没者慰霊公苑は、日本とアメリカの平和と友情を象徴する公園で、15mの高さの塔は永遠の平和を祈る手を表しています。

島の初期の生活について知りたい方は、イナラハンのジェフ・パゴ公園にある文化村を訪れませんか。タロフォフォのバレー・オブ・ザ・ラッテでは、当時の再現によって過去が生き生きと蘇る様子を見ることができます。

グアム港周辺の飲食店

グアムは小さい島ながらも、あらゆるお好みに合うレストランが揃っており、和食、韓国料理、フィリピン料理から、ステーキハウス、新鮮なシーフード、バーベキューまで、バラエティ豊かな料理をお楽しみください。

人気レストランや飲食店の多くは港からすぐのタモン湾やハガニア周辺に集まっています。アルフレードズ・ステーキハウス、タシ・グリル、ピカズ・カフェ、プロアなどはどれも高い人気を誇ります。

首都のハガニアに位置するチャモロ・ビレッジは、ショッピングや食事を楽しむ観光客や地元住民で賑わっています。この市場は地元の企業や製品の促進を目的としているため、現地のお土産探しや地元食材の試食に最適な場所です。

グアムの文化と歴史

グアムは、アメリカ、太平洋、スペインの文化が交じり合ったユニークな場所で、4,000年を超える歴史と130を超える歴史的名所があります。

島の歴史の中で、最近400年間はスペイン、アメリカ、日本という3つの宗主国の統治によって特徴づけられています。1898年の米西戦争後、グアムは未編入領域として米国に割譲されました。

第二次世界大戦中の1941年、日本は真珠湾攻撃の直後にこの島に進軍しました。1944年にアメリカが奪還するまでの3年間、この島は日本が占領した唯一のアメリカ領でした。

この変化に富んだ激動の歴史は、現在多くの建物や観光スポットに見ることができます。

グアムのショッピング

グアムは南国の楽園としては驚くほど多彩なショッピング機会があり、国際的なファッションハウスや高級ブランドが軒を連ねています。

島の観光の中心地であるタモン湾地区には、高級ブティックとユニークな工芸品店が隣り合って建つ主要ショッピング街があります。DFSグアム・ギャレリア、ザ・プラザ、タモン・サンズ・プラザなどが人気があります。

島内の他の場所では、ハガニアのアガニャ・ショッピングセンター、タムニングのグアム・プレミア・アウトレット、デデドのマイクロネシア・モールなどで楽しいショッピング体験ができます。

グアムでの移動

グアムには島内を巡るのに利用できる小規模なバス路線がありますが、多くの観光客は通常タクシーを利用します。

グアムの港の施設

アプラ港は島の西側にある深海港で、マリアナ諸島および世界で最も深い場所であるマリアナ海溝に近接しています。米国海軍基地とグアムの主な商業港を兼ねた港は太平洋で最高の商業港の1つとみなされています。

島のホテルとショッピングモールのほとんどが集中するタモン地区へは、シャトルバスをご利用いただけます。

グアムのお役立ち情報

通貨

グアムの公式通貨は米ドル(USD)です。港周辺や島内には銀行やATMがあります。

気候

熱帯の島グアムは当然ながら1年を通して温暖な気候に恵まれています。1月の気温は27°Cから28°Cです。

島には、1月から5月の乾期、7月から11月の雨期という2つのはっきりした季節があります。台風は1年中いつでも発生する可能性がありますが、最も発生しやすいのは7月から9月の間です。

言語

島内では英語が広く話されていますが、グアムの住民は母語であるチャモロ語も話し、一部の高齢者は日本語も話します。