イビサ島(スペイン)
イビサ島へようこそ
紀元前654年頃にフェニキア人入植者たちによって集落が建設されたと言われるこの有名な島は、岩山と地中海の青い海のコントラストが美しい観光地です。クラブ文化とエレクトロニック・ダンス・ミュージックのシーンで有名なイビサ島ですが、豊かな文化と歴史も息づいています。島の大部分は世界遺産に登録されており、旧市街に建つルネサンス時代の壁は、世界でも現存する数少ない例です。古代の要塞を眺める時も、世界的に名高いビーチで日光浴を楽しむ時も、酔いしれるようなイビサ島のエネルギーを感じることでしょう。
観光
港から南へ向かい、堂々たる佇まいのイビサ大聖堂を訪れましょう。元々はカタルーニャ・ゴシック様式で建てられましたが、その後何度か増築されました。その近くには15世紀の邸宅を改装したプゲ美術館があり、印象的なコレクションをご覧いただけます。お天気が良い日は、ソフィア王妃公園を散策したり、サン・ジャウマ要塞の歴史ある壁を巡ったりして快晴日和を満喫しましょう。最後に、ビーチに行かずして島への旅は終えることができません。サス・フィゲレタス・ビーチは、街の喧騒から離れるのにぴったりの場所です。
お食事とお飲み物
港の近くには、数多くのコーヒーショップや飲食店があります。海辺のランチにはパッション・マリーナ、ショッピングの合間の一休みにはエル・ローカルのコーヒーをどうぞ。より充実したお食事をご希望の方には、多くのレストランがサクサクのスペイン風ポテト、魚やシーフードのグリル、地元のオリーブオイルをかけた新鮮な地中海風サラダなどの料理を提供しています。お食事のお供には、バラエティ豊かな地元のワインをご賞味ください。
ショッピング
個人経営のブティックから大規模なフラッグシップストアまで、イビサ島のショッピング街には世界的に知名度のある地元ブランドが立ち並びます。最も色彩豊かな場所は、島で最も古い工芸品市場であるポルト市場でしょう。4月から10月まで毎日オープンしており、街の見どころとなっています。各屋台には、お土産におすすめのジュエリーや革製品、アートや工芸品、地元の職人による工芸品などが並んでいます。花で飾られたネオクラシカル様式のベイ市場では、月曜日から土曜日まで新鮮なフルーツや野菜が売られており、地中海の新鮮な味を試されたい方にはおすすめです。
イビサ島郊外
内陸部へ足を延ばすと、新たな発見をすることができます。島の北側にあるカン・マルサ洞窟では、いにしえの時代の雰囲気たっぷりの地下ツアーをお楽しみいただけます。素晴らしい音楽と光のショーが、魔法を加えます。イビサ島の有名な塩田を訪れるツアーもあります。ここの塩はかつては「白い金」と呼ばれ、数百年にわたって地元の経済を支えてきました。