釧路
かつて日本最大の漁船団の拠点だった「霧の都」釧路は、釧路湿原と阿寒摩周国立公園の大自然への玄関口です。
釧路は息をのむほど美しい自然に囲まれ、霧が立ちこめると幻想的な雰囲気を醸し出します。かつて繁栄した漁港は現在、美しい釧路湿原と阿寒摩周国立公園、絶滅の危機にあるタンチョウヅルで知られています。
釧路湿原は日本有数の手つかずの風景と野生動物の生息環境を誇り、1億8,000m2を超える敷地には多種多様な動植物が生息しています。また、優雅なタンチョウヅルの姿を見ることができる日本で唯一の場所でもあります。70年前には絶滅したと考えられていましたが、何組かのつがいが湿原で繁殖しています。
阿寒摩周国立公園には、阿寒湖、屈斜路湖、摩周湖の3つのカルデラ湖があります。日本で最も美しいカルデラ湖のひとつである阿寒湖はマリモで有名です。湖畔には小さなアイヌ村、アインコタンもあり、伝統的な民芸品や工芸品をご覧いただけます。