舞鶴(京都へのツアー)
多くの人にとって、舞鶴は茶道発祥の地であり芸者の伝統が息づく素晴らしい京都への玄関口です。剣を使った伝統的な舞踊、サムライ剣舞の実演をご覧いただけるほか、神社、枯山水庭園、寺の建物群など、数多くの観光スポットがあります。実際、京都にはユネスコ世界遺産が17か所もあります。
中でも最も有名なのは、江戸時代(1603年~1867年)の初代将軍の離宮だった二条城でしょう。壮麗な門や、封建時代の城の現存する素晴らしい建築例もご覧いただけます。城は堀や頑丈な石壁、そして池や庭石、桜並木で飾られた庭園に囲まれています。
また、京都観光で最も有名かつ人気のある観光名所の1つには、壮麗な鹿苑寺があります。一般には金閣寺として知られている、金箔張りの閑静な舎利殿は、周囲の緑と美しくコントラストを成しており、寺の前の池の穏やかな水面にその全景が映し出されています。
あまり知られていない見どころもあります。伏見稲荷大社は市内で最も壮観な場所のひとつであり、特に何百もの真っ赤な鳥居に縁取られた坂道は圧巻です。伏見は京都の酒どころでもあり、複数の酒蔵や木々に囲まれた運河があります。
舞鶴自体も、京都よりは規模が小さいとはいえ、観光客に人気の寺院や城があります。
現在の舞鶴港は、1901年に海軍基地として開港しました。1904~1905年の日露戦争では、日本がロシア海軍を何度か撃破した際に重要な役割を果たしました。この町には興味深い元海軍の建物や博物館がいくつかあります。赤れんが博物館もその一つです。
近くには、宮津湾に3.6kmにわたって伸びる砂洲、天橋立があります。何千本もの松の木に覆われ、両端には波打ち際の畝が見える天橋立は、日本三景の1つに数えられています。
素晴らしい眺望を誇る五老スカイタワーもあります。まるで空港の管制塔のような外見ながら、青々とした島々や岬が紺碧の海に素晴らしい模様を描く、壮大な眺めをご覧いただけます。
北には伊根の町があり、下に船の収納場所を設けた伝統的な漁師の家「舟屋」が海岸沿いに建ち並んでいる姿は、訪れる人を魅了します。