カタコロン(オリンピアへのツアー)(ギリシャ)
カタコロンからは、ユネスコ世界遺産に登録されている古代の不思議、オリンピアを訪れましょう。スタジアム、ヘラ神殿、ゼウス神殿など、保存状態の良い遺跡が数多く残されています。
オリンピックの生誕地オリンピアでは、古代の栄光が待つ3,000年前にタイムトリップ。かつて2万人の観客が競技選手を見守った大理石のスタート台は今でも見ることができます。アッティスの永遠の炎がスタジアムに揺るぎない光を投げかけ、今日、トーチをオリンピック開催地への旅路に送り出します。
カタコロンは長い間港として栄え、当初はヨーロッパの他の主要港へ物資を移送するために建設されました。1881年にカタコロンとピルゴスの間に鉄道が敷設され、旧市街の面影は裏通り沿いの古い倉庫群に今も残されています。
オリンピアは、ギリシャへのクルーズで見逃せない街です。風情があり、奇妙で魅惑にあふれたこの街では、古代の遺跡の間を散策したり、今に残るあらゆる過去の名残を巡ったりするだけであっという間に1日が過ぎます。
オリンピアは、1,000年以上前から古代ギリシャ人が4年に1度オリンピックを祝った場所でした。エーリス地方の谷に位置するオリンピアは神々を祀る国立の神殿でもあり、多くの寺院やモニュメント、劇場、彫像が建っていました。
オリンピック競技は、テオドシウス1世により紀元393年に廃止されました。スタジアムは取り壊しされたため、建築上の遺跡はほとんど残っていませんが、その痕跡はスポーツマンシップと競技の輝かしい歴史を思い起こさせてくれます。現在ではユネスコ世界遺産に登録されており、現代の大会に使われるオリンピックの炎が今も灯されています。ここのハイライトの1つであるゼウス神殿は現在、柱が1本残っているだけですが、建物全体が建っていた時の大きさを容易に想像させてくれます。古代世界の七不思議の1つである巨大なゼウス像が建造された、フェイディアスの工房も探してみましょう。
アルティスの東側にある壮大なスタジアムは、スタジアムとしては珍しい長方形をしています。審判員席や短距離走用トラックのスタートラインとゴールラインなど、いくつかのスポットが今も残っています。当時は4万5,000人の観客を収容できましたが、女性や奴隷はスタジアムの外、クロノスの丘から見なければなりませんでした。
カタコロン
この海辺の街カタコロンへのクルーズでは、お楽しみいただける見どころがたくさんあります。クルタビーチは日光浴に適した美しい場所です。わらぶきのパラソルとビーチベッドで、海の眺めを楽しみながらおくつろぎください。水温は温かく波は穏やかなため、遊泳に適しています。
ここには2つの博物館があります。カタコロン古代ギリシャ技術博物館は港から歩いてすぐの場所にあり、紀元前2000年から紀元100年までの発明品を展示しています。古代ギリシャ楽器博物館では、ギリシャの歴史に存分に学ぶことができます。
カタコロン灯台は、時間を取って観光する価値が十分あります。1865年に建てられた灯台は、港の入口の一部を占めています。高さは約9mで、18〜19海里の範囲を照らすことができます。