ラバウル(パプアニューギニア)

ラバウルへようこそ

ラバウルは東ニューブリテン州にある町で、パプアニューギニアの美しい沖合の島々の中で最大の町です。この町は近くに火山が3つあり、パプアニューギニアで最も素晴らしい都市の1つです。第二次世界大戦中に日本軍が占領していたこの地域はスキューバダイビングのメッカです。シンプソン港にはダイビングに適した、第二次世界大戦の難破船が多くあります。活火山であるタヴルヴル山も頻繁にスペクタクルを見せてくれます。山頂から時々立ち上る噴煙やこの町の戦時中の歴史を記録できるようにカメラを用意しましょう。

観光

ラバウルの観光名所のほとんどは、第二次世界大戦時の日本軍の占領に関係しています。平和記念碑とラバウル1942~1945メモリアルは、ニューブリテン島を攻撃から守った人々を記念するモニュメントです。シンプソン港は、墜落した飛行機や撃沈された船の海中の墓場で、現在はスキューバダイビングの人気スポットです。山本バンカーは、戦時中の日本軍の存在を今でも思い起こさせるスポットです。ラバウル郊外には、この地域の火山活動を観察できる唯一の展望台があります。丘の上に位置し、海や街並み、周辺の火山の絶景をお楽しみいただけます。

お食事とお飲み物

パプアニューギニア料理は、タロイモ、サツマイモ、ヤムなどの根菜を基本とし、他にバナナ、チキン、子豚などが定番の食材です。料理はココナッツミルクで調理されることが多く、スパイシーすぎることはありません。新鮮なシーフード、特にサンゴ礁に棲む魚やロブスター、チリマッドクラブは美味です。また、ポポー、パイナップル、マンゴーなどのトロピカルフルーツは豊富に揃っています。ラバウルではランチを楽しめる場所は多くありませんが、ホテル、レストラン、カフェは市内に点在しています。メニューはアジア料理(主に中国料理)と西洋料理が中心ですが、パプアニューギニアの高地で栽培されたアラビカ種コーヒーは特に絶品です。

ショッピング

ラバウル中心部の散策は、きっと興味深い体験になることでしょう。市内の市場にはトロピカルフルーツ、野菜、カラフルな衣服などを売る屋台が並び一見の価値があります。ラバウルのショップは主に地元のニーズに応えるもので、ギフトやお土産を専門に扱うショップは比較的少数です。お土産をお探しなら、ホテルのギフトショップが最適です。有名な工芸品には、手作りビルム(バッグ)、小さな木彫り、カゴなどがあります。ショップは土曜日の午後に閉まることが多く、日曜日に開いている店はほとんどありません。パプアニューギニアの国鳥であるゴクラクチョウの羽の輸出は固く禁じられていますのでご注意ください。

ラバウル郊外

湾の近くには、1994年の火山の噴火で破壊されたラバウル空港跡があります。第二次世界大戦中は日本軍の重要な飛行場として使われ、日本の一式陸上攻撃機(ベティー)の残骸がはっきりと残っています。すぐ近くには素晴らしい温泉もあります。ラバウルのさらに北にはかつての日本軍潜水艦基地があり、戦時中は物資や兵士の輸送に使われていました。町の南、ココポへ向かう途中には日本の大型発動艇用のトンネルがあります。メインのトンネルには、さび付いた大型発動艇5隻が立に並んでいます。