リガ(ラトビア)
リガへようこそ
かつてはスウェーデン帝国とロシア帝国の一部だったリガ。旧市街はユネスコ世界遺産に登録されており、中世やアールヌーボー様式の美しい建物が数多く見られます。そのため、リガの石畳の通りに立つとタイムトリップしたような気分になり、建物を見て回るだけで楽しい時間を過ごすことができます。町から足を延ばすと、ユールマラの砂浜、壮麗なルンダーレ宮殿、厳かな気持ちにさせるサラスピルスがあります。
観光
ラトビア国立歌劇場としても知られるホワイトハウスは、リガの主要な観光スポットの1つです。建物の壮麗なファサードを見るだけでも訪れる価値があります。リガ城とリガ大聖堂(ドーム教会)は町のシンボルです。大聖堂には6,800本を超えるパイプを備えたオルガンがあります。ハウス・オブ・ザ・ブラックヘッズは、おそらくリガで最も象徴的な観光スポットであり、豪華なインテリアでまとめられています。聖ペテロ教会の段々になった塔は、リガの街並みの象徴です。高さ約122mのこの建物は、3分の2ほどの高さの所に展望台を備え、オレンジ色の屋根に覆われたリガの街並みを見晴らすことができます。
お食事とお飲み物
オールドリガにはバルト海でも最高級のレストランがいくつかあり、ピザ屋などカジュアルなレストランやカフェも充実しています。グルジア、ウクライナ、アルメニアなど東欧料理のほか、フランス、ギリシャ、ベトナム、ラトビアの料理もお楽しみいただけます。ジャガイモはラトビア料理の定番の付け合わせです。有名な伝統料理には、キャベツのスープ、ポークリブのグリル、灰色豆と炒めた肉、魚のくん製(サーモン、スプラット、マスなど)があります。ラトビアのビールは高品質で有名で、リガで醸造されているアルダリスは人気があります。
ショッピング
リガの主なショッピングエリアは、ブリビバス通り、バローナ通り、マリジャス通り沿いにあり、オーデジュ通りには町の主要デパート、セントルスがあります。旧市街から少し離れたダウガワ川のほとりにある中央市場も訪れる価値があります。第一次世界大戦時代のツェッペリン格納庫5つの中に設けられた市場は、リガの素晴らしいショッピングスポットであり、東欧最大の市場です。広く奥行きのある市場には、魚のくん製、肉、エキゾチックなスパイス、色とりどりのフルーツを買い求める、数万人の買い物客が訪れます。オールドリガと同様、中央市場もユネスコ世界遺産の1つです。
リガ郊外
リエルペ川と海の間に位置するバルト海のスパの街ユールマラ。長さ29kmにおよぶ砂浜のほか、さまざまなレストラン、ギャラリー、ミュージアム、目を引く木造家屋が魅力です。リガの南東にあるサラスピルスはかつて強制収容所があった町で、第二次世界大戦中の残忍な行為を深く思い出させます。ここには心を動かされるメモリアルが多くあり、心が引き締まる訪問になることでしょう。さらに南には、クールラント大公のために建てられた2つのバロック様式の宮殿の1つ、ルンダーレ宮殿があります。現在は博物館となっており、大広間や一族の地下納骨所など、宮殿の敷地や内部を見学できます。