リエカ(クロアチア)

クロアチア3番目に大きな都市リエカはクロアチア北部にあり、スロベニア国境からの距離は約16kmです。長いビーチや静かな入り江など、魅力的なスポットにあふれています。充実した時間を満喫できる町です。

日光浴、遊泳、シュノーケリングをご希望の方は、澄み切ったアドリア海周辺の美しいスポット探しに困ることはありません。プロチェやコスタンジのブルーフラッグビーチもおすすめです。

このエリアは、さまざまな国に征服されましたが、15世紀から450年間ハプスブルク家の支配下で比較的安定した時代を送りました。リエカにあるローマのアーチをはじめ、ローマ人はこのエリアに特に濃い影響を残しました。

イストラ半島の先端に位置するプーラは、リエカにも近く、素晴らしい観光地です。一番の観光名所は、海にほど近い場所に中世の赤い屋根に囲まれて佇むローマの円形劇場です。この劇場は、非常に保存状態が良く、当時の姿を残しています。

リエカ観光のスタート地点の1つは、歩行者専用遊歩道のコルゾ通りです。ブティックやカフェがひしめき合い、ランドマークである、4つの時計で有名な時計塔もあります。

印象的な外観の聖ヴィート大聖堂は、市の守護聖人にちなんで名付けられており、八角形の内部を大理石の太い柱がさらに引き立てています。ウォーターフロントに近いシティマーケットも見逃せません。新鮮な食材が山盛りになった屋台が建ち並ぶ市場では、毎日とても賑わっています。その上に町を守るようにそびえるのがトルサットの丘です。高台に要塞化された見晴らし台があり、中央に城が建っています。

また、ここでの観光は新しい発見につながるかもしれません。たとえば、クルク島は日帰り観光におすすめです。松の木に覆われた斜面に隠れるように趣のある村々が広がり、海岸線にはリボン状のビーチが伸びています。車で約2時間の距離にあるザグレブは、時間があれば旅程に入れることができるかもしれません。このクロアチアの首都は、2つの塔のある象徴的な大聖堂など、美しい建物であふれています。