西帰浦、済州島(韓国)

魅惑的な西帰浦は、緑豊かな海岸の風景に囲まれた小さな自然の宝石。ユネスコ世界遺産に登録されている溶岩洞や寺院、ミュージアム、植物園など、見どころが満載です。

済州島の南半分を占め、火山岩の海岸線が続く絶景の自然に囲まれた魅力的な西帰浦を探訪してみましょう。

街は徒歩で観光することができ、見どころにあふれています。ダウンタウンにあるオルレ市場は、毎日開催される伝統的な市場です。街の中心部は芸術と文化の拠点であり、島で最もクールな通りの1つであるイ・ジョンソプ路があります。

西帰浦には、緑茶やアフリカン・アート、テディベア、チョコレートなど一風変わったテーマの博物館があり、素晴らしいコレクションを揃えています。敷地面積12,000m²におよぶ巨大な薬泉寺には、8万体のミニチュア金仏像が安置されています。その近くの如美地植物園は、1,200種以上の植物を集めたアジア最大の植物園です。

緑豊かな山々の景観は、原生林や切り立った山頂、溶岩地帯で構成されています。島の10%は火山性の溶岩洞窟で、ユネスコの世界自然遺産に登録されています。 

また、アジアで唯一海に直接流れ落ちる高さ23mの壮大な正房瀑布などの豪華な滝もあります。天帝淵瀑布では、有名な仙臨橋の両側を飾る全幅20mのまばゆいばかりの7人の白い天女に感嘆することでしょう。

海沿いという立地から西帰浦のレストランの多くは新鮮な地元のシーフードを専門に扱っており、特にお刺身は絶品です。また、ボートやスキューバダイビングなど、海のアクティビティも揃っています。水に濡れずに色鮮やかな海中の世界を探検されたい方は、水深40mまで潜る潜水艦に乗ってみるのもおすすめです。

サッカーに興味のある方は、2002年FIFAワールドカップの開催地となった西帰浦の済州ワールドカップスタジアムを訪ねてみましょう。

火山の溶岩と海辺の断崖が織りなす島の景観は、まさに絶景です。ミカン畑を散策したり、シーフードを味わったり、崖の上の寺院の鐘に耳を傾けたりしてお楽しみください。