ストックホルム(スウェーデン)
ストックホルムへようこそ
橋で結ばれた14の島に広がるスウェーデンのダイナミックな首都は、新旧が見事に融合した都市です。夢のような旧市街ではゆったりとした時間が流れ、街中には活気があふれています。ストックホルム最古の地区であるガムラスタンは、美しい石畳の通り、シックなビストロ、おしゃれなショップが建ち並ぶ、バルト海の魅力があふれるスカンジナビアで最も風光明媚な歴史地区のひとつです。この中世の路地の中に、国王の公邸である王宮があります。宮殿の居住区を探訪したり、ストックホルム最古の教会、ストックホルム大聖堂を訪ねたり、ゴシック様式の銀の聖書を所蔵する有名な図書館があるウプサラまで足を延ばしたりしてみましょう。
観光
ストックホルムは14の島にまたがっており、ガムラスタンはその中でも最も古い島です。ここには王宮、ノーベル賞博物館、王室武器庫、ストックホルム大聖堂(1279年建立)などがあります。絵のように美しいこの地域では、街を彩る多くのカラフルな建物につい見とれてしまうことでしょう。西側のクングスホルメンには市庁舎があり、スウェーデン王立歌劇場はグスタフ2世アドルフ王の像が中央に鎮座するグスタフ・アドルフ広場に面して建っています。ヒョートリエットのコンサートホール前には、カール・ミレスが設計した有名なオルフェウスの噴水があります。中世の修道院であったリッダーホルム教会はストックホルム最古の建物の1つで、スウェーデンの歴代君主の多くが埋蔵されています。
お食事とお飲み物
ストックホルムのグルメシーンは、「新北欧料理」を提供するシックなガストロノミーレストランから、フュージョン料理のストリートフードやコーヒーハウスまで、ますます多様になっています。ガムラスタンはストックホルムの「美食の島」としての評判を高めていますが、ユールゴーデン、ヴァーサスタン、セーデルマルムにもバラエティに富んだレストランがあり、エステルマルムス市場はまさに美食家のパラダイスです。スウェーデンの他の地域と同様、ストックホルムでもフィーカ(コーヒーとケーキ)は習慣として根付いており、シナモンロールを扱うベーカリーは街中に数多くあります。ランチタイムには、ビュッフェスタイルで食事ができる店もあり、スモーブロー(ライ麦パンのオープンサンド)も人気があります。
ショッピング
ストックホルムには、職人技が光る工芸品を扱う個人経営のお店から、高級ブティック、フリーマーケット、ショッピングモールまで、多種多様な店が軒を連ねています。ストックホルムでは、訪れる島や時間によって、まったく異なるショッピング体験ができます。このことからも、ストックホルムでのショッピングでは充実した時間を過ごせること間違いなしです。主なショッピング街には、ドロットニング通り、ハムン通り、ビブリオテクス通り、クングス通り、そしてヒョートリエットのショッピング街を通るセルゲル通りがあります。セーデルマルム島、ヒョートリエットやホーンストゥルス・ストランドのフリーマーケットなどは、ヴィンテージのお宝を発掘するのに最適です。また、エステルマルムにあるナトゥールコンパニエットは、ストックホルム随一のデパートです。
ストックホルム郊外
ストックホルムの魅力的な石畳を歩いた後は、ドロットニングホルム宮殿やメーラレン湖、歴史あるウプサラを訪ねてみましょう。1662年から1681年にかけて建設された宮殿には、数世紀の歴史を誇る劇場があり、当時のままの舞台装置や観客席が今でも残されています。16世紀に建てられたグリプスホルム城は、メーラレン湖の南岸に浮かぶ小さな島にあります。1537年に建てられたこの城には、2,000点以上の歴史ある肖像画のコレクションが収蔵されています。ストックホルムから1時間の大学都市ウプサラは、スウェーデン最古の大学と国内最大の大聖堂(13世紀)を誇ります。1477年に創立されたこの大学の図書館は、ゴシック様式の銀の聖書があることで有名です。