初めてのクルーズ

キュナードの船旅では、ラグジュアリーで快適な客室、ビュッフェやレストランでのお食事、多彩なアクティビティ、そして有名なホワイトスター・サービスがすべて含まれています。代金に含まれる内容の詳細は、「クルーズ代金に含まれるもの」のページでご確認いただけます。

なお、クルーズ代金にはスパ、寄港地観光、サービスチャージ、一部のスペシャリティ・レストラン、ドリンク・パッケージ、プレミアムソフトドリンクやアルコール飲料、一部の船内アクティビティなどは含まれておりませんので、ご注意ください。

キュナードでの旅の醍醐味のひとつは、日中はリラックスした自由な服装で過ごし、夕方にはディナーやガラ・イブニングのために華やかな装いを楽しむという、メリハリのある時間の過ごし方です。

夕方6時からは、船内のほとんどのバー、レストラン、エンターテイメント施設ではスマートな服装が求められますので、ぜひスタイリッシュにお越しください。

特に多くのお客様にご好評いただいているガラ・イブニングは、船旅のハイライトであり、船内全体が祝祭ムードに包まれる瞬間です。この特別な夜には、ぜひ印象的な服装でご参加ください。ガラ・イブニングはクルーズ中に少なくとも1回開催されます。もちろん、もっとカジュアルな服装でお過ごしになりたい方には、リラックスした服装で楽しめるお食事やエンターテイメントをご用意した会場もございます。

詳細は荷造りガイドをご覧ください。

キュナードの客船はそれぞれに個性があり、お食事やアクティビティは自由にお選びいただけますが、各船には独自の特徴が際立っています。

例えば、クイーン・エリザベスには特別なゲームデッキがあり、カジュアルなゲームに参加したり、船内のスタッフから指導を受けながらボウリングやデッキテニス、クロケットなどのフレンドリーなトーナメントに挑戦することができます。アクティブに過ごしたい方や、気軽にゲームを通じて新しい人と出会いたい方には、クイーン・エリザベスはぴったりの選択です。

クイーン・メリー2は弊社のフラッグシップで、姉妹船よりも大型であり、ユニークな船内プラネタリウム、イルミネーションズを備えています。このプラネタリウムでは、毎日上映されるショーを楽しみながら、宇宙の壮大さについて学ぶことができます。さらに、クイーン・メリー2は洋上に現存する唯一のオーシャン・ライナーで、船内には航海の歴史に関する魅力的な展示が豊富にあります。学びと発見を求める方には、まさに理想的な船です。

クイーン・ビクトリアは、クイーン・エリザベスと同じサイズで、広々としたサンデッキと素晴らしいウィンター・ガーデンを備えています。床から天井まで広がるオーシャンビューとガラス張りの屋根を持つこのカジュアルなラウンジは、昼も夜もお一人でくつろぐにも、人と会うにも最適な場所です。新鮮な空気とカジュアルな環境をお求めの方には、クイーン・ビクトリアでの航海がぴったりです。

クイーン・アンは、3,000名のお客様をお迎えするキュナードの最新客船です。姉妹船と同様に、クイーン・アンにはゴールデン・ライオンやコモドアー・クラブといったキュナードの定番スポットがあり、さらに新たな施設としてキャバレースタイルのバーのブライト・ライツ・ソサエティやパビリオン・ウェルネス・カフェ、独自性のあるショップなども充実しています。クイーン・アンは、キュナードの伝統に新しい魅力を加え、次の航海におすすめの客船です。

キュナードは180年以上の歴史を誇り、世界で最も有名なクルーズ会社のひとつです。1840年にノバスコシア州ハリファックスで創業し、最初の大西洋横断を成功させ、1923年には初の世界航海を実施。これにより、海洋旅行のパイオニアとしての地位を確立しました。

キュナードは、創立180周年を記念した特別記事でも紹介している卓越した歴史に加え、次回の船旅選びにおいても際立った選択肢となるような、いくつかのユニークな特徴を誇っています。

弊社のフラッグシップであるクイーン・メリー2は、現在も運行している唯一のオーシャン・ライナーです。鋭い船首と強化された船体は、外洋の波を切り裂くために特別に設計されています。クイーン・メリー2での大西洋横断は、世界中の人々から究極の船旅体験のひとつとして高く評価されています。

キュナードは、英国王室と長年にわたる深い関係を築いています。現在運航している客船には、それぞれ英国王室の女王の名前が付けられ、命名式には王室のメンバーが参加されています。また、特別なイベントや航海の際には、ロイヤル・ファミリーの方々もお迎えしています。これらのゲストや歴代の著名人については、「キュナードに乗船した有名人」の記事をご覧ください。

キュナードならではの体験は、長い歴史を持ちながらも、時代に流されることなく、常に変わらぬ魅力を提供する航海の特徴です。毎日の魅力的なアフタヌーン・ティーから、華やかなガラ・イブニングまで、キュナードの船旅は、期待を超えるユニークで特別な体験をお届けします。

文学、政治、演劇、探検などの分野に触れることができるインサイトのゲスト・スピーカー・プログラムでは、キュナードの航海に新しい知識と発見を加えます。さらに、ファッション、食、音楽などをテーマにした特別なイベントクルーズでは、ワークショップやコンサートなどの魅力的なアクティビティもご用意しています。

これらすべてを支えるのがホワイトスターのサービスであり、私たちが誇る高い基準によって実現されています。

キュナードの航海では、主に2種類のお食事をお楽しみいただけます：メインダイニング（客室カテゴリーで指定）とオルタナティブ・ダイニングです。

メインダイニング

すべての客室グレードには専用のレストランがあり、日替わりメニューが提供され、さまざまな嗜好に対応しています。専用レストランでの朝食、昼食、夕食はクルーズ代金に含まれています。

• ブリタニア・レストラン - ブリタニア・インサイド、オーシャンビュー、バルコニーの各客室にご利用いただけます。お食事の時間は、1回目、2回目、オープンダイニングからお選びいただけます。
• ブリタニア・クラブ・レストラン - ブリタニア・クラブのお客様専用のレストランです。お好きな時間にお食事をお楽しみいただけます。
• プリンセス・グリル・レストラン - プリンセス・グリル・スイートのお客様は、お好きな時間にお食事をお楽しみいただけます。
• クイーンズ・グリル・レストラン - クイーンズ・グリル・スイートのお客様は、専用のテーブルが割り当てられ、毎晩好きな時に食事をお楽しみいただけます。

また、船内にはクルーズ代金に含まれるメニューを提供する施設もございます。いつもと雰囲気を変えたい場合は、ザ・ゴールデン・ライオンで伝統的な英国パブ料理を楽しんだり、キングスコートやリドのビュッフェで、早朝から夜遅くまでその時々の港にちなんだメニューを味わったりできます。さらに、静かな夜をお楽しみいただきたい方には、無料のルームサービスもご利用いただけます。プライバシーが保たれた客室で、お好きな時間にゆっくりとお食事をお召し上がりください。

また、キュナード特製のアフタヌーン・ティーもクルーズ代金に含まれています。クイーンズ・ルームで生演奏を聴きながら楽しむアフタヌーン・ティーは、ぜひご堪能いただきたいひとときです。

オルタナティブ・ダイニング

特別な日のお食事をお楽しみいただく方にも、また、ただお食事を楽しみたい方にも、魅力的なレストランをご用意しております。リドやキングスコートでのディナーをはじめ、ビュッフェとは異なり、テーブルで調理されるお料理や洗練されたプレゼンテーション、熟練のソムリエが提供する美味しいワインのペアリングなど、ワンランク上のお食事をご堪能いただけます。また、各客船にはステーキハウス・アット・ザ・ベランダがあり、最高級の牛肉やシーフードをはじめとするさまざまな美味しいメニューをお楽しみいただけるユニークなダイニング体験をご提供しています。これらのレストランは、予約時に追加料金をお支払いいただくことでご利用いただけます。

クイーン・アンでは、新造船ならではの斬新なダイニング体験をいくつかご用意しています。トラモントでは、アフリカやアラビアの風味を取り入れた地中海料理をお楽しみいただけます。さらに、伝統的なインド料理を遊び心たっぷりにアレンジしたアランヤでは、インド亜大陸の魅力を感じていただけます。また、キュナードの創始者に敬意を表したサー・サミュエルズでは、ジューシーなステーキや繊細な魚料理をお楽しみいただけます。

ラグジュアリーなシャンパン・アフタヌーン・ティーは、追加料金で承っております。

ウェイターや客室係をはじめ、舞台裏で支える多くのスタッフまで、キュナードの全乗組員は、キュナードの伝統的なホワイトスター・サービスをお客様にご体験いただけるよう、心を込めて、熟練の技でおもてなしをいたします。

これらの部署で働く乗組員が提供したサービスに対して報酬を受け取れるように、またチップの必要をなくすため、ホテルとダイニングのサービス料が自動的にお客様の船内アカウントに加算されます。この全額が乗組員に直接支払われ、管理費は一切かかりません。もちろん、船上で特に思い出深いひとときを提供してくれた他の乗組員に個別にお礼をされたい場合は、ご自由にお渡しください。

サービス料の詳細については、こちらのページをご覧ください。

空港と同様に、手荷物はクルーズ・ターミナルで乗船前にセキュリティ・チェックを受けます。あらかじめ印刷された荷物ラベル（客室番号が割り当てられている場合、出発の3週間前からマイキュナードで入手可能）を荷物に貼ることで、荷物を先にお預かりし、客室までお届けいたします。これにより、船内に持ち込む手間を省くことができます。

最終日の夜、お荷物はポーターがお預かりいたします。お荷物は下船後、ターミナルでお受け取りください。

フライクルーズの場合、空港とクルーズ・ターミナル間の荷物移動は自動的に行われません。通常通りお荷物をお受け取りいただき、お手伝いが必要な場合は、空港やターミナルの係員にお申し出ください。

クルーズでは、飛行機とは異なり荷物の個数に制限はありません。往復の船旅であれば、お好きなだけお荷物をお持ちいただけます（ただし、安全衛生上の理由から、1個あたりの荷物の重量は23kg以下である必要があります）。乗船前や下船後に飛行機を利用される場合は、ご予約の航空会社に荷物制限に関する情報をお問い合わせください。

初めてのクルーズ旅行で船酔いを心配する方も多いですが、乗船後に船酔いが問題になった場合に役立つ方法がいくつかあります。

ご予約前のアドバイス

船酔いの可能性を減らしたい場合は、大きくて近代的な船を選ぶのが効果的です。一般的に、トン数が大きい船は水上での安定性が高いため、乗船後の揺れが感じにくくなります。例えば、クイーン・エリザベスやクイーン・ヴィクトリアは90,000トン、クイーン・アンは113,000トン、クイーン・メリー2は150,000トンと、キュナードの船は船酔いを心配する方にとって良い選択と言えるでしょう。

船内のどこにいるかも船酔いに影響を与えます。寝ている間に体の動きが少なくなるように、船の下部や中央部に位置するキャビンを選ぶとよいでしょう。また、日中はデッキに出て新鮮な空気を吸いながら過ごすことをおすすめします。水平線を眺めることも、体のバランスを整え、船酔いの症状を和らげる助けになります。

もうひとつのコツは、旅程を慎重に選ぶことです。ノルウェーのフィヨルドやアラスカのような外洋を避けるルートや、カリブ海や地中海のように保護された海域を通る航路は、航海の大部分で穏やかな天候が期待できる可能性が高いです。また、特定の地域で荒天が発生しやすい時期を避けることも重要ですので、出発時期も考慮しましょう。

予防的治療

船酔いがとても心配な方は、旅行前にかかりつけの医師に相談することをお勧めします。出航の1～2日前から服用できる市販薬もありますが、まずは医師のアドバイスを受けることが重要です。また、船酔い止めバンドも販売されており、手首に装着してツボを刺激することで、症状の緩和が期待できます。

船内治療

船上のメディカル・センターは船酔い対策に有効です。アボマインの錠剤は、メディカルセンターやレセプションで購入可能です。また、船酔い防止のリストバンドは、船内の売店でご購入いただけます。さらに、もし症状がひどくなった場合には、メディカルセンターで船酔い止めの注射を受けることもできます。

メディカルセンターでの治療費は様々で、診察料が含まれることもあります。