渡航関係書類に関する情報
ご出発時に各国の入国要件をすべて満たしていなければなりません。必要なお手続きはお客様の責任においてご準備いただいております。要件を満たしていないために入国を拒否された場合、弊社では責任を負いかねますので、予めご了承ください。最新の入国条件は、各渡航先の政府ウェブサイトをご確認ください。
パスポートの必要条件
日本発着クルーズを含め、クルーズでのご旅行には有効なパスポートが必要です。
パスポートの残存有効期間
EU加盟国やシェンゲン協定加盟国に短期滞在目的で渡航する場合、パスポートの有効期限がシェンゲン領域国からの出国予定日から3か月以上残っており、かつ、10年以内に発行されたものである必要があります。
上記以外の国を航行するクルーズの場合、多くの国の要件に従って、パスポート残存有効期間は最終下船日から6か月間以上残っている必要があります。
すべてのパスポートには、出入国スタンプを押すための十分な空白ページが必要です(旅程の期間と寄港する港の数により変わります)。
海外渡航に関する詳しい情報は、外務省のウェブサイトをご参照ください。
生体認証パスポート
2016年4月1日より、アメリカ入国の際には生体認証パスポートが必要です。なお、2006年3月以降に発行された日本国のパスポートには電子チップが搭載されています。
ビザについて
ご予約のクルーズによってはビザが必要な場合があり、旅程に含まれる国で必要な渡航書類の取得を確認することは、お客様各自の責任となります。必要な書類をお持ちでない場合、飛行機の搭乗や客船の乗船、または該当国への入国を拒否されることがあります。場合によっては、多額の罰金が課され、自費で本国に送還されることもあります。このような事態を避けるため、ご旅行前に各国の要件を必ずご確認ください。
重要な情報
- ビザを申請する際には、お客様のフルネームがパスポートと同じ表記であることをご確認ください。相違がある場合、フライトやクルーズでの入国を拒否されることがあります。
- パスポートとビザの要件は国によって異なり、予告なく変更される可能性があります。正しいパスポートおよび/または必要なビザをお持ちでないために、フライトやクルーズでの入国を拒否された場合、または何らかの困難に見舞われた場合、または何らかの費用が発生した場合、当社は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
- 出発前に必要な渡航書類および健康に関する書類(接種証明書や出国前検査証明書)を取得することは、お客様各自の責任となります。また、当該の書類取得に発生するすべての費用は、お客様の負担となります。港湾局によっては、寄港地で外出する際に、パスポートなどの写真付き身分証明書の提示を求められる場合があります。万が一パスポートの紛失や盗難にあった場合に備え、パスポートのコピーを持参されることをおすすめいたします。
- この情報は発行時点のものであり、随時変更される場合があります。最新の情報は、関係当局にご確認ください。
- 入国にビザが必要な国では、お客様が港で外出される予定がなくても、取得が必要となりますのでご了承ください。
英国またはアイルランド以外のパスポートをお持ちの方が英国へ渡航される場合のご案内
ご予約のキュナードのクルーズで、2025年以降に英国に入国または通過する場合、英国およびアイルランド以外のパスポート保持者は、電子渡航認証(ETA)に申請し旅券情報等を登録の上、渡航許可の取得が義務づけられます。
ご注意:ETAは、18歳未満の乳幼児や子供を含む、短期滞在にビザを必要としないすべてのEU国籍者および非EU国籍者(日本国籍を含む)、または英国滞在ビザを保持していない方の取得が必要です。英国またはアイルランドの国籍者の場合、英国やアイルランドのパスポート、または資格証明書を含むパスポートで渡英する限り、ETAは必要ありません。
その他の渡航者については、以下の日付からETAが必要となります。
非EU国籍者(日本国籍を含む)
2025年1月8日以降に英国へ渡航する場合、対象となる非EU国籍者はETAの取得が必要となります。
EU国籍者
対象となるEU国籍者のETA申請は2025年3月5日から開始され、2025年4月2日以降に英国へ渡航する場合に必要になります。
ETAはオンラインまたはUK ETAアプリ(Google Play / Apple App Storeからダウンロード可能)で申請できます。なお、空港やクルーズターミナルでETA取得の確認が行われます。ETA申請完了時の画面を保存したものや、印刷したものを必ず持参してください。
通常、ETAの審査日数は英国3営業日以内ですが、繁忙期には遅れる場合があるため、お早目にお手続きされることをお勧めします。乗船時、クルーズターミナルでETAの取得を証明する必要があります。ご提示いただけない場合は、乗船が拒否され、それに伴う費用は自己負担になりますのでご了承ください。
なお、申請料は一人10ポンドで、発行日から2年間有効です。ETAの有効期間内であれば英国入国回数の制限はありませんが、旅券の有効期間が満了した際、又は新たに旅券を取得した場合は、改めてETAを申請し直す必要があります。
すべての情報は送信時のものであり、最新の情報は英国政府のウェブサイトをご確認ください。
ETIAS(エティアス)は、2025年導入予定のEUのオンライン渡航認証システムで、日本国籍者も対象となります。
詳しい情報は、欧州連合のウェブサイト https://travel-europe.europa.eu/etias_en. をご覧ください。
日本を含むビザ免除プログラム(VWP)参加国の旅行者は、電子渡航認証システム(ESTA)を申請して承認されると、ビザなしで米国に入国することができます。詳しい情報は、米国国土安全保障省の公式サイト(https://esta.cbp.dhs.gov/esta/)をご覧ください。
ESTAの申請手続きは、国土安全保障省のESTAサイトhttps://esta.cbp.dhs.gov/estaで行うことができます。また、ご家族や旅行代理店などの第三者が、当人に代わってESTA申請書を提出することも認められています。ESTA取得費用のお支払いは、クレジットカードまたはデビットカードを使用して、上記のESTA公式ウェブサイトで直接行う必要があります。他のサイトを利用すると、同じサービスに対して高額な手数料を請求される場合がありますのでご注意ください。
なお、ESTAの申請には生体認証パスポートが必要です。チェックインの際、取得の証明として、ESTA確認書のコピーをご提示ください。この際、確認書とパスポートの情報が一致していることが必要となります。
カナダ政府は、カナダ入国ビザが免除されている国籍の渡航者に対し、電子渡航認証(eTA)の取得を、2016年3月15日に義務化しました。
eTAの申請と承認はパスポートにリンクされているため、eTAの申請に使用したパスポートで渡航する必要があります。一度承認されたeTAは、空路で入国する場合のみ、最長5年間、またはパスポートの有効期限が切れるまで、何度でも有効です。
通常、申請後数分で確認書が送信されますが、場合によっては承認までに時間がかかる場合があります。
eTAの詳細については、公式ウェブサイト http://www.cic.gc.ca/english/visit/apply-how.asp をご覧ください。
国によってビザの要件が異なるため、詳しい情報は該当国の大使館または領事館にお問い合わせください。
クルーズ日程に含まれる国へのご旅行に必要な予防接種をすべてお受けになるよう、かかりつけの医師に確認されることを強くお勧めします。
予防接種、船内への医療機器の持ち込み、その他の医療情報に関するアドバイスについては、弊社のウェブページをご覧ください。